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【海外生産と貿易🏭】委託加工貿易、OEM輸入、開発輸入の基礎をインプットします💖:貿易実務検定C級対策 No.11

今回は、さまざまな貿易取引が実現される上で
「海外生産と貿易」というテーマについて
アウトプットしていきたいと思います👍

具体的には、以下の3点をご紹介します。
①委託加工貿易
②OEM輸入
③開発輸入

それぞれどのような特徴があるのか?
という点に着目しながら一緒に学習していきましょう👍

貿易実務のエキスパートを目指したい🔥

貿易実務検定®は、貿易に関連する自分の実務能力・知識がどの程度のレベルにあるのかを客観的に測り証明することができる検定、であると認識しています。

実際に、商社・メーカー等においては勤務年数ごとに貿易実務検定の各級合格が必須となっている企業もあるそうですね👀

貿易に携わる企業への勤務・転職・就職等をお考えの方、インターネットによる個人輸入を行う方や国際舞台で活躍を目指す方などにとっても「貿易実務検定®」は幅広く活用でき、活躍のチャンスが広がるのではないでしょうか?

きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に対する知識を身につけることで、これからの人生における選択肢も増え、もっと有意義なものになることでしょう

私も(2024年4月から商社への就職を予定していますので)貿易実務への理解を深めることで、将来の理想像である「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を体現できるように努力していきたいと思います🌏

まずは、初級レベルの該当するC級の取得を目標に、コツコツと勉強して参ります🔥
最終的には、B級、そしてA級の取得を目標に
英語学習も含めて取り組んでいきます!

※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や簡略化した点が若干ありますが、その点に関しましてはご了承ください🙏

これからnoteでアウトプットするなかで、皆さまに「貿易実務」の魅力をお伝えできたら幸いです!
ぜひ、最後までご愛読ください📚

前回のお復習い💖

委託加工貿易(Trusted Processing Trade)

委託加工貿易は、加工貿易の方式のひとつです📝

これは、以下2つの取引(①⇔②)という往復の輸出入による貿易形態が該当します。
①委託者(加工を依頼する者)が海外の受託者(加工を引き受ける者)に対して原料の全部または一部を輸出により提供する

②受託者が加工後の製品を委託者または委託者の指名する荷受人に再輸出させる

また、委託者が日本の業者の場合「逆委託加工貿易」となります。
すなわち、日本から原材料を提供し、外国で加工した製品を日本へ輸入する貿易ですね。
反対に、受託者が日本の業者の場合「順委託加工貿易」となります。
海外の委託者から原材料を受け、日本国内の受託者が加工して輸出する場合ですね👀

なお、製品の原材料はもともと委託者が提供するものでありますから、原材料の輸出および製品輸入に関する決済の一部または全部は無為替となります。
これは、委託者は受託者に対して加工賃を支払うのが一般的であると覚えておいてください👍

なお、日本は戦後、順委託加工貿易(受託者が日本の業者)を中心に経済発展を遂げてきましたが
現在は、人件費が安い海外で生産させる「逆委託加工貿易」が盛んになってきているように見受けられます。

※コロナ禍やサプライチェーンの分断、歴史的な円安などといった情勢の変化も考慮する必要がありますので、あくまで過去の傾向であるとご認識ください🙏

OEM輸入

まず、OEMとは、Original Equipment Manufacturingまたは Original Equipment Manufacturerの略語です。

これは、海外メーカーが独自の仕様に基づい製造した製品(original equipment)に、ある企業が外見を一部変更するなどにして、自社のブランドやロゴを付けて生産してもらい、自社ブランド品として販売するために輸入することです。

※ただし、日本ではOEMという言葉が「海外のオリジナル機器のメーカーに製造してもらう側」を指すことがたびたびあります。
加えて、「相手先ブランド製品の製造」という意味でOEM(Original Equipment Manufacturing)を使用することがあるので、要注意です🙏

開発輸入

開発輸入には、以下の2つがあります。
①鉱業資源や農水産資源の開発輸入
②流通業者による委託生産としての開発輸入

①のケースは、先進国の企業が資本や技術を開発途上国に投下して、鉱業資源や農水産資源を開発し、その開発した資源を輸入するケースが該当します。
②のケースは、シンプルに述べると、外国の製品を日本の仕様に「ローカライズ」させるように海外の工場に生産や加工を委託し、製品を輸入することになります。

なお、上記で述べたOEM輸入も②のケースにあたる開発輸入も、海外のメーカーに自社ブランド品として製造してもらい輸入してくるという点は同じです。
ただし、OEM輸入は「製品の仕様等の主要部分が海外メーカーのオリジナル」であることに開発輸入との大きな違いがあるという点をしっかり覚えておいてくださいね💖

本日の解説はここまでとします!

なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。

英語の学習にもなりますので、勉強するモチベーションがとても高まりますね✨            

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご愛読いただき誠に有難うございました!

あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏

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