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【商社の存在意義とは?🚢】貿易のパターンと海外生産の方法について🏭:貿易実務検定C級対策 No.9

今回のテーマは「貿易取引の形態」です。
貿易取引は、実際の商取引としての要請に応えるために、さまざまな形態が存在します!

具体的には、以下の4点です。
①直接貿易
②間接貿易
③並行輸入
④仲介貿易(三国間貿易)
について、簡単に整理していきます。

私たちの生活を支える貿易に関わるビジネスの形態をイメージしながら、貿易取引の種類について、基礎的な用語から学んでいきましょう👍

貿易実務のエキスパートを目指したい🔥

貿易実務検定®は、貿易に関連する自分の実務能力・知識がどの程度のレベルにあるのかを客観的に測り証明することができる検定、であると認識しています。

実際に、商社・メーカー等においては勤務年数ごとに貿易実務検定の各級合格が必須となっている企業もあるそうですね👀

貿易に携わる企業への勤務・転職・就職等をお考えの方、インターネットによる個人輸入を行う方や国際舞台で活躍を目指す方などにとっても「貿易実務検定®」は幅広く活用でき、活躍のチャンスが広がるのではないでしょうか?

きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に対する知識を身につけることで、これからの人生における選択肢も増え、もっと有意義なものになることでしょう

私も(2024年4月から商社への就職を予定していますので)貿易実務への理解を深めることで、将来の理想像である「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を体現できるように努力していきたいと思います🌏

まずは、初級レベルの該当するC級の取得を目標に、コツコツと勉強して参ります🔥
最終的には、B級、そしてA級の取得を目標に
英語学習も含めて取り組んでいきます!

※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や簡略化した点が若干ありますが、その点に関しましてはご了承ください🙏

これからnoteでアウトプットするなかで、皆さまに「貿易実務」の魅力をお伝えできたら幸いです!
ぜひ、最後までご愛読ください📚

前回のお復習い💖

多様な貿易取引の形態🚢

他国と商取引を行う貿易の種類について詳しく見ていきましょう。
自国で作った商品を諸外国に売る輸出と諸外国で生産した商品を仕入れる輸入と呼ばれるものが貿易取引に該当することは既にごぞんです。

貿易取引の内容を細かくみるとその種類は多様にあります。

今回は、貿易取引の種類とそれぞれの特徴についてアウトプットしていきます。

それぞれの特徴・違いを理解することで、どのような形で貿易を進めることが最も適しているのが、より高利益・効率化を実現するための考え方を会得することができるでしょう。

まず、貿易の取引には「直接貿易」と「間接貿易」とに大きく区分されます。
以下で、これらの概念から確認していくことにしましょう!

直接貿易:direct trade

直接貿易とは、(メーカーや小売点などが)商社に輸出入業務を委託せず、直接自らが貿易実務を行うことが該当します。
すなわち、輸出入両国の流通業者、小売業者、製造業等が「直接」取引をし、商社等の第三者を通さないで輸出入する形態になります👍

直接貿易のメリットは、①価格や取引条件を直接交渉できること
②商社などの中間マージンを省くことができる点でしょう。

しかしながら、デメリットは以下の通りです。
直接貿易では、品質や納期についてのリスクを直接負担しなければならないという点です。
加えて、通常はそれほど大きな輸出入量がまとまりませんので、価格の引き下げが容易とは言いにくいですし、諸費用も相対的に割高となってしまう点です💦

間接貿易:indirect trade

間接貿易は、輸入国の売り主と買い主の間に第三者が介入して行う貿易取引のことを指します。

一般的には、第三者としては商社や貿易会社が介在します。
第三者が貿易実務を実施し、実際の売り主や買い主は、貿易取引へ間接的に関与する形式です。

「間接貿易」の場合、「本人(主体:Principal)」は商社となります🏢
商社と、商社に貿易取引を委託したメーカーや小売点などとの取引は国内取引となります。

間接貿易の利点と商社の介在価値🌟

シンプルに考えれば、直接貿易の方が商社のマージンがかかりませんから、その分メーカーや小売点などの利益が増えると思います。
しかしながら、間接貿易にはダイレクトには反映されがたいですが、それをも凌駕するほどのメリットがあるのです。
そして、ここに「商社」を介在する価値があるのです💖

  1. 商社は、外国の商習慣や貿易制度に関する知識がある。

  2. 貿易交渉に必要な語学力を代行してもらえる。

  3. 輸入品の品質や納期についても商社を通すと相対的に有利なことも多い。

  4. 取引実績が大量にあれば、価格についても有利なことが多い。

  5. トラブルについても、商社のノウハウで回避&解決に向かえる可能性が高まる。

  6. 商社は外国の商品知識や市場調査、流通事情に精通しているので、その知識を有効活用できる。

  7. 資金力の小さい企業は、商社の金融力を活用できる。

このように、「商社」は販売ルートや調達先について豊富な実績と経験を持っているため、相対的に商談の効率を高めることができるのです。
加えて、価格交渉でも有利であるケースも多く、ドラブルへの対処も巧みである可能性が高いと考察できますね💖

総じて、貿易取引をする場合は、これらの間接貿易の利点と直接貿易の利点とを勘案して、自社の能力と採算を検討することが肝心なのです👍

並行輸入:parallel import

一般的に、ブランド品と呼ばれる海外の商品は、日本の一手販売代理店あるいは一手販売店(exclusive agency)を通して輸入されているそうです。
当然ながら、契約しているその代理店など以外にはその商品を輸入させることはないのです。

しかし、このような独占的な輸入では、独占企業の利益によって、結果的に消費者に不利益を与えることになります💦

このため、ブランドの名声や信用・商標を毀損することなく、不利益をもたらさないことが条件となった上で、この一手販売代理店等の権利者を仲介することなく、ブランド品などを輸入することが認められている制度こそが「並行輸入:parallel import」なのです👍

形態が異なるのみであり、あくまでも真正品(❌模倣品ではない本物)を輸入するのが、この並行輸入です👍

仲介貿易:intermediary trade

仲介貿易とは、外国為替及び外国貿易法(以下「外為法」)第25条第4項において「外国相互間の貨物の移動を伴う貨物の売買、貸借または贈与に関する取引」と規定されています。

法律用語では「仲介貿易」が使われますが、実際の国際ビジネスでは「三国間貿易Triangular Trade」という言い方もよく使われます。

三国間貿易とは、⼆国間の貿易取引に製造や船積みを伴わない第三国の当事者が輸出者として参加し、複数の取引や商流がかかわる⼀⽅で、物流は⼆国間のみに発⽣する貿易の形態をいいます。

このような貿易のパターンを想定しながら、貿易知識をインプットしていきたいです💖
そして、商社に勤める人間として、「間接貿易、三国間貿易のプロ」を目指していけるように頑張っていきたいです!

なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。

英語の学習にもなりますので、勉強するモチベーションがとても高まりますね✨            

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今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご愛読いただき誠に有難うございました!

あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏

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