田中研之輔 プロティアン【大学教授・企業顧問33社・UCBerkeley元客員研究員 著書29冊】

専門:キャリア論  博士号: 社会学  UCBerkeley元客員研究員/日本学術振興会特別研究員SPD:東京大学/著書25冊/社外顧問18社歴任/一橋・慶應・早稲田元兼任/日経ビジネス・日経U22・他多数連載/新作『ビジトレ』書籍→ http://ur0.work/JYXz

田中研之輔 プロティアン【大学教授・企業顧問33社・UCBerkeley元客員研究員 著書29冊】

専門:キャリア論  博士号: 社会学  UCBerkeley元客員研究員/日本学術振興会特別研究員SPD:東京大学/著書25冊/社外顧問18社歴任/一橋・慶應・早稲田元兼任/日経ビジネス・日経U22・他多数連載/新作『ビジトレ』書籍→ http://ur0.work/JYXz

    最近の記事

    【2022 組織エスノグラフィを学ぶ夜会】

    ① エスノグラフィー ブランドに活用される人類学  https://www.spireresearch.com/.../Japanese-SpirE-Journal... ② エスノグラフィーにもとづく比較ケース分析 ~定性的研究方法への一視角~ 金井 壽広 http://www.nakahara-lab.net/learning_cafe_bar/kanai.pdf ③  「協働する学校組織」の生成過程に見られる副校長の学校マネジメント能力 ―副校長を中心としたエスノグラフ

      • 【プロティアン・キャリア関連】 登壇・講演・研修・メディア記事等 リスト

        2022/02/03 パーソル総研 2022/2/2 全国社会労務士連合会主催  2022/1/27 アカリクサミット 2022/1/26  富士通主催 2022/1/11  明光キャリアアカデミー 2022/1/1 プロティアンデザイナーからの年賀 2021/12/24 日経転職版 2021/12/22 日経転職版 2021/12/19 プロティアン教育 2021/12/09 持続的なキャリア形成 2021/1207 INDEED  「攻め」の採用 2

        • 組織エスノグラフィーを学ぶ夜会【2021】で輪読した論文たちリスト

          ①  質的研究とエスノグラフィー https://www.jmrlsi.co.jp/research/ms2011/br02.pdf ②  質的研究デザインの方法 https://www.urano-ken.com/research/seminar/2011/seminar_takagi.pdf ③ 簡易プロジェクト・エスノグラフィー作成 https://www.jica.go.jp/activities/evaluation/ku57pq00001zf034-att/

          • 【北野唯我氏、最新作祝 出版前日、書評】  戦国と現世をつなぐイノベーティブな境界侵犯

            “History repeats itself”。 資本論で知られる巨匠カール・マルクスの「歴史は繰り返される」という言葉の重みを噛み締める毎日が続いています。度重なる自然災害、コロナ・パンデミック。私たちの日常の想定をこえうる出来事も、世界的に経験してきた事象の再現に過ぎないのです。 痛みや悲しみを伴う目の前の出来事に対して、過去の経験からブレークスルーポイントを見出すことができるなら、私たちのハードシングスはいくらか和らぐのかもしれません。何とか突破口ないものか。

            【組織エスノグラフィーを学ぶ夜会 2020】 読み漁った論文たち

             【2020】 Weekly Readings リスト  ①  人事コンサルティングにおける理性と感性 -「現場エスノグラフィー」の可能性 https://www.jstage.jst.go.jp/.../4/9_J091210-2/_pdf/-char/ja ② 語りを誘発する学習環境のエ スノグラフィー https://www.jstage.jst.go.jp/.../23.../_pdf/-char/ja ③ ビジネス・エスノグラフィと組織モニター によるワークス

            『さよならオフィス』(著:島津翔 2020/10/8)から考える「これからのキャリア」

            「誰もいないオフィス」 コロナは、私たちを閉じ込めた。 移動を許さなかった。通勤がなくなった。 生きている間に、このような緊急事態を経験するとは、思ってもいなかった。 移動がなくなることで、私たちは思考をめぐらした。 これまでの働き方を踏襲するのか これからの働き方を創造するのか 私たちは今、歴史的転換期の只中にいる。 転換期の日々を過ごす中で痛感するのは、「歴史とは一人一人の判断や行動の創造物なのだ」というごく当たり前のことだったりする。 この先の未来への分岐点

            スポーツ庁支援事業 「アスリートキャリアコーディネータ育成事業」 募集開始!(推薦団体・必須)

            ウィズコロナで「転職」を考えるあなたへ届けたいことー <◯◯軸>を大切に ー

            日々、相談が寄せられます。コロナで減給になり、賞与もカットされました。一生懸命働いても、自分の力では、なんともなりません。 「転職」しようかと思います...。どうしたらいいですか?  まず、「転職」で悩むあなたを、自己否定をしないでくださいね。これからのキャリアを見据えて、「あなたが自ら主体的にキャリアを形成しよう」と考えていることは、何ら悪いことではありません。誰にも迷惑をかけていません。  とはいえ、悩みますよね。なぜなら、誰もがより良い選択をしたいと思うからです。

            芸能人の【プロティアン化】がすすむ三つの理由ー投資家、起業家、大学院生 and YouTuber

            この数年、芸能人のプロティアン化が急速に進んでいると感じています。 36歳で起業した柴崎コウさん 起業家支援、ベンチャー投資をする田村淳さん  大学院生として学びながら、働く芸能人の方々も増えてきています。 芸能人として第一線で活躍する方々の、新たな「フィールド」へ挑戦が続いています。これからもその流れは、言い換えると、「芸能人のプロティアン化」は加速化していくと私は見ています。その理由は、次の3つ。 ① もともと、変化柔軟な人たちが、固定化された社会的アイデンティ

            ウィズコロナ 18歳の悩み (大学生270名の声)

            自分がこれから取り組みたい事,解決したいことがあってもそれに対してまず取り組む道筋がわからない "長期インターンをどう見つけるか。面接においてどう自分の魅力を伝えるか。 モデルを求めてしまう。ゼロからつくることに自信がない。 英語力、外部とのつながり、社会を知ること、時間を有効活用すること 情報が少ないこと。選ぶ選択肢が少ない。 携わりたい分野は決まっているのですが、明確にどこに就職したいとかいう細かいところまでは決めきらないことです。また、インターンなど、そのために

            〇〇一筋30年? 「メンバーシップ型で採用されたあなたが、いつの間にか「(社内)専門家」になってるよ!なぜなの?」の問題について

             医師、弁護士、航空操縦士、建築士など、専門職として採用された方が、秀でた職能をさらに磨き上げていく。これはわかるのです。  ただ、メンバーシップ型で採用され、入社したにもかかわらず、その後「一つのジョブ」の「プロフェッショナル」として働いているビジネスパーソンが多いことが疑問。  営業、企画、経営、人事。  やわらかく表現すると、OJT で様々な職種を経験していく可能性を持っていたのに、ある時点での「適材適所」判断で、与えられた「職務」を全うしていくようになるのです。

            私が最も大切にしたい「これからの仕事術」

            皆さんの仕事術、コロナ前後で変わりましたか? 私は大きく変わりました。正確に言うと、大きく変えました。 その理由を述べていきますね。 大学の講義や会議は全てオンラインになりました。戸惑いはありました。オンラインで300人なんて、教えるなんて無理だ。講義崩壊だな。ゼミだって、無理に決まってる。前期は休講だな、半年丸々延期だな、と考えていたこともありました。 そんな諦めモードの中、「緊急事態宣言下でも講義は続ける」という大学の方針が明確に打ち出されてからは、覚悟をしました。

            思考を研ぐー瞑想とメモ

            悩みないんですか? よく聞かれます。ないですね。 その理由は、思考を研ぎすますために、瞑想とメモ書きをしているからだと思います。隙間時間にメモを書いています。 私のメモは、「未来へのメモ」です。過去に起きた覚えることをメモするのも大切ですが、これから何をするのか/すべきかを書き出していきます。 何度も書きます。書くこと自体が、思考を洗練させます。目の前の些末なことに囚われなくなります。 瞑想は、我流です。目を瞑り、意識を集中させます。私の中で、瞑想とメモはつながってい

            英検の大混乱に学ぶウィズコロナの入試対応

            「ヘルスチェック」を受けてくださいと受験票に記載されているのを見て、「これは大混乱する」と直感的に思いました。その懸念と言うのは、大半の受験者はネットでのヘルスチェックを見落とすであろうというものでした。 私も昨日、英検の会場まで車で向かいました。長女が受験していたからです。着席時間の30分前に会場到着。そこまでは予定通りでした。雨だったこともあり、その時点で、すでに入り口から大行列ができていました。 通常の英検では、受験者は直接、指定会場と指定座席へと向かいます。場所が

            『プロティアン』がつないでくれる「世界」

             2019年8月9日に「プロティアン」(日経BP)を出版しました。それから10ヶ月が経過しようとしています。  「プロティアン」は、人生100年時代を生き抜く教科書になる。一人でも多くのビジネスパーソンに届けたいと思い、ご依頼いただいたオファーは、可能なかぎり全て受けてきました。 まず、日経ビジネスでの連載、Newspicksでの動画連載、さらに、「日本の人事部」でのプロティアン・ゼミを展開してきました。 これらの連載を皮切りに、日経doors、asahi Globe

            【雇われ続ける生き方】から【稼ぎぬく生き方】へ

            どんな理不尽なことがあっても、組織にしがみつく。組織の中で必死に戦い続けることが、ビジネスパーソンの証なんだと。そんな風にして、先人たちは「24時間戦い続けて」きたのだと思います。 彼らの背中を見て思い浮かぶのは、【雇われ続ける生き方】です。「終身雇用」と「年功賃金」という「日本型雇用」制度にガチガチに守られ、組織の中の「階段」を登っていくことが「成功」だとされてきたのです。 組織内ヒエラルキーを駆け上がり、上り詰めた「成功者」は、役員になり、社長になる人もいます。【雇わ

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