労働基準監督署が会社にやってきた話
弊社に労働基準監督署の監督官がやってきました。
今回はアポなしではなく事前に約束を取り付けてから来たようで、人事の担当と約1時間面談をし、いろんなことを指摘されたようです。
その場に私はいませんでしたが、労基から報告の電話があったので、今後会社側が取るであろう動き、労基が入ってからの会社の動き、やっておかなければいけない準備を、自分の為にここに書き記そうと思います。
1.会社が労基に説明した内容
まず、労基の方がやってきて、開口一番
「●●さん(私)から相談があり、残業代が十分払われていない事、雇用契約書ももらっていないという相談があり、今回伺わせて頂きました。労働者側からの話しか聞いていないので、お話をお伺いしたのですが」と。
急に私の名前を出されたので一瞬「!?」となりましたが、そういや最初から公表してもいいですよと話していたのと、後々ばれるし良いかな、とか考えてました。
労基からは単刀直入に、
「残業に対する決まりを教えてください。どのような計算で、どこに明記されているのか」を聞かれていて、
人事部の答えは「入社時に月●●時間の固定残業代が給与に含まれていますよ、と伝えています。」と返答をしていました。
そんなもん、口頭で言われていたとしても、雇用契約書も交付していないのに覚えてるわけないだろ!
そもそも本当に言ったのかすら怪しい。
その後も話は粛々と続き、会社側が労基に対して説明した内容は以下の通り
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