見出し画像

【学生必携】先輩が教えてくれない大学卒業する前に本当にやるべきことTOP3

恐らくこの記事を読んで頂いている方は、学生の方が多いと思う。しかし、仮に既に大学を卒業している方でも、今から自分ができることをこの記事から学んで頂ければ光栄である。今回は、先輩が教えてくれない大学を卒業する前にやるべきことTOP3を伝えていきたい。

結論から申し上げると、大学卒業する前にやるべきことは、「探求」、「交流」、「挑戦」の3つに大きく集約される。私が大学生の頃、先輩に「大学時代にやっておくべきことな何ですか?」と聞くと、先輩からは「社会人になると遊べないから今のうちに遊んでおけ」と言われることがあった。このような回答を貰った学生は、多いと思う。正直、自分自身も後輩に対して似たような発言をしてしまったことがある。在学中に遊ぶことは、全く問題ないし、学生だからこそ海外旅行や学園祭など遊びに没頭することは、人によって思い出の一つとして重要であると考えられる。

しかし、なぜか多くの日本にいる社会人は、仕事という目の前の業務で求められるスキルやマインドセットに関して、学生に対して教えることが少なくなったように感じる。恐らくだが、本気で大学中にやるべきことを伝えると、相手に拒絶されたり、おっせかいな人に思われたくなく、ありきたりな答えをしてしまうのだと思う。

人生で「探求」する機会が最もあるのは、大学生である

「探求」とは何か?これは、別に自分の好きなアニメや芸能人についてぐぐったり、NetflixやAmazon Primeを見まくることでもない。忘れてはならないが、大学とは、学問を学ぶ場所である。これを見て、「あ、じゃあとにかくGPAあげることですか?」と感じる人も一定数いるかも知れない。しかし、大学生が探求するということは、自分が興味を持っていることを自ら勉強し、それを周りの友人や教授とディスカッションし、自分の視野を深めたり、広めたりすることだ。政治学、経済学、法学、数学、教育学、文学、ビジネス、化学、生物学、物理学など大学が恐らく提供しているであろう教育を享受し、自分の探究心を深めることはもちろんのことだが、それ以上に大切なことは、あなたの「好き、得意、嫌い、苦手、理由」を徹底的に知ることが重要である。

残念だが、大学教育は、あなたの趣味嗜好に合わせてカスタマイズされ、授業が構成されている訳ではない。そのため、どうしてもいくつかの授業は、あなたにとって退屈に感じるかも知れない。ただ、勘違いして欲しくないのは、興味がないと嫌いや苦手は、思った以上に違うことである。例えば、気候変動というテーマの授業をあなた自身が受けるとする。

高校生時代に、既に気候変動に纏わる参考書や教授の講演会を聞いているのなら別だが、ほとんどの高校生は気候変動の仕組みやなぜ世の中でここまで環境問題が重要視されているのかはイメージしづらいのではないかと思う。この時、あなたは気候変動のテーマに対して「わからない」のであって、「嫌い&苦手」ではない。つまり、唯一あなたが気候変動というテーマに興味を持つかは、そのテーマに触れる環境を作ることでしか分からない。別に授業を受けることをお勧めしたい訳ではない、令和時代であれば、UdemyやCourseraなどネットでいくらでも初心者向けの教育サイトは存在するし、Kindleでまず無料版の本を手に取ることもできる。もっと興味を持ち、本やサイトの情報を読み、不明な点が出れば、大学の教授に相談すれば良い。

探求することは、社会人になったらできないのか?結論から申し上げると、できないことはない。しかし、大学生ほど自分の好奇心だけで色々な知らない世界を知る時間が作りづらいことは確かだ。私は、毎日自分の興味のある学問や趣味の本をKindleで読んでいるが、平日仕事をする必要もあるので、なかなか自分が知りたい内容を深くまで理解する時間は学生よりも少なくなってしまったように感じる。つまり、社会人になっても自分の好奇心を忘れずに、既存の好きと新規の好きを探求できるが、在学中ほど時間がある訳ではないので、是非在学中に自分の視野を広げることをして欲しい。

画像1

友達は、社会人になると作りづらい

あなたは、もし社会人であれば、「友達が学生時代よりも作りづらい」ことに共感してもらえるのではないか。結構残酷なことを言ってしまうが、会社にいる上司や同僚は、その会社の従業員であるのであって、友達ではない。もちろん、仕事以外の関係で、友達になっていく場合もたくさんあるとは思うが、基本的に社会人同士の交流は、利害関係が付き物である。これは、別に悪いことではない。自分のキャリアや将来自分が人生で達成したいことのために、戦略的にコネを作ることは自然の摂理である。

また、会社員として仕事をし始めると、大学時代よりも圧倒的に自分が関われるコミュニティーや話す相手が限定されることが多い。新卒採用を担当していて、毎日数十人の学生と交流するなど業務内容によって状況は異なるかも知れない。しかし、ここで重要なのは、大学生は自分の純粋な興味を軸に全く違うコミュニティーへ参加する時間が社会人よりも圧倒的に多いことだ。学生同士であれば、まだ職務経歴がないまたは浅いので、互いの好奇心や共感によって、友人関係に発展することが多くなる。

もしあなたがまだ前々から興味があった趣味やテーマがあれば、迷わずSNSや友達からコミュニティーを紹介してもらい、誰もそこへ飛び込まなくても、自分を信じてまずは色々な人と話して欲しい。

画像2

「挑戦」とは、たくさんの失敗をすることである

みなさん、最近一番の失敗や挫折をした経験を思い出せますか?学生であれば、就活中に面接官から必ず聞かれる質問の一つである。上記でも話したように、好奇心を持って自分の好きなことを探求したり、仮にまだそれが何か分からなくても刺激を貰う環境を作る重要性を述べたと思う。これは、主にインプットだが、個人的に一番学生にして欲しいことは、アウトプットである。

アウトプットは、正直何でも良い。好きな学問をたくさん勉強して、周りにその魅力を共有することでも良い。大学の部活に入り、そのスポーツ業界のトップを目指しても良い。ダンス系サークルを通じて、自分の好きなことで周りを楽しませることでも良い。共通点としてあるのは、「社会貢献」を意識したアウトプットとその実現をする途中で出会すであろう「挫折」を味わうことだ。

キャンパスライフという期間は、大学生にとって長く感じるかも知れないが、社会人にとってはほんの数年でしかない。社会人生活は、普通の生活をしていれば40年以上は続くのではないかと思う。この長い社会人生活で、「挫折」をたくさん経験するのだが、実は学生時代にどれだけ「挫折」を繰り返し、そこから反省、改善、挑戦することができたかで、今後あなたが目指したいキャリアに近づけるかが大きく分かれる。

実は、社会人になると、想像以上に「失敗」をすることが難しい。ベンチャーだから、失敗が許されるかというとそんな訳でもない。社会人になるということは、常に責任が伴うので、学生よりも失敗ができなくなる。私も失敗を恐れずに挑戦する心は忘れないようにしているが、在学中よりも失敗を恐れずに目の前の業務や新しい事に挑戦することは精神的に時間的にも難しくなったように感じる。

つまり、社会人になったら自分の好きなことができるは、残念ながら半分違う。あくまでも、会社は自分の実現したいことをサポートしてくれる「手段」ではあるが、会社はあなたのために安心安全のやりたい環境を提供できる保証はどこにもない。もし、自分の好きを探求したり、挑戦するために、どうしても会社のリソースが必要であれば、その会社に直接相談することをオススメしたい。自分の場合は、インターンなどから自分が知りたかった情報や体験を得たが、是非自分なりに挑戦することをし続けてほしい。そして、「失敗」をして欲しい。そこで初めて、あなたは成長する。

画像3

最後に

「大学卒業する前にやるべきことは、「探求」、「交流」、「挑戦」の3つに大きく集約される。」と冒頭で述べたが、あくまでも在学中の方が社会人よりもしやすいだけであって、社会人になってもこの3つは工夫次第でいくらでもできる。しかし、学生という自由な身で学問を学べる環境下に入れる人は、是非この記事を読んで、自分のやりたいことを見つけ、仲間を見つけ、挑戦、そして失敗をして欲しい。4年間この3つを真剣にやれば、社会人になっても自分の思うキャリアを持つける土台は既にあるはずだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?