息子の運動会に両親を呼ばなかった私
母親が苦手な、健康オタク主婦です。
私は、私の母親のことがあまり好きではありません。
父親は、自分から喋らない人で、あまり関わりが無かったので、好きでも嫌いでもありません。
両親には、ここまで不自由なく育ててもらったことにはとても感謝していますが、それだけです。
会って顔を見たい、話したい、なんて思いません。
特に母親とは、最低限の関わりだけでいい、と思っています(お盆や正月に顔を見せるだけ)。
理由は、関わると疲れるから。
「〜すべき」主義の母親は、常に物事や人を「〜すべき」かどうかで見ていて、判断しています。
私は、第一子で長女でもあったので、母親の「〜すべき」主義を徹底的に教え込まされ、母親の教え以外は正しくない、教えに反することをしたら、あなたは幸せになれない、と言われてきました。
母親は、地元を離れて、夫(私の父親)は仕事人間で、といった状況だったので、子ども4人(私と弟3人)を、母親一人で育てることに必死だったのだろう、とは思います。
子どもたちが道を踏み間違えないように、正しい道を生きていけるように、という思いがあったと思います。
だけど、当時を思い返すだけで、今でも暗い気持ちになるし、現在の母親も、当時より「〜すべき」主義が弱まりつつあるけど、話していると、気分が下がります。
母親の前では、明るい表情で振る舞っている私ですが、無理に気分を上げてるので、母親と話した後は、とても疲れています。
「長女だから〇〇すべき。」とよく言われていました。
私が、「何で?」と聞くと、「いずれ分かると思うけど、あなたのため。」と、答えになってるような、なってないような言い方をされてきました。
「長女だから〇〇すべき。」を今思い返すと、それをしていても、していなくても、どっちでもよかったな〜、と思うことばかり。
でも、母親は、母親なりに私のことを思って言ってくれてたのだろう、とも思います。
私は算数が苦手で、問題が解けなくてよく怒られていましたが、「算数もできるようになるべき。」と、母親は思っていました。
私は、母親から、「欠点を無くすよう努力すべき」と教えられてきました。
だから、欠点を無くそうと、いつも必死でした。
でも、欠点だから、なかなか無くなることはなく、私は欠点の塊だ、と思っていました。
結果、私の自己効力感(自信)も自尊心(自分を大切にできる)も超低くなってしまい、社会人になっても、周りから「もっと自信を持っていいよ。」「もっと自分を大切したら?」と言われるぐらいでした。
社会人になってから、地元を離れたこと、その後、夫と出会ったことから(夫は自己効力感と自尊心がとても高かった)、少しずつ母親からの洗脳が解け、生きやすい道を選択できるように。
本もたくさん読み、楽しく生きて成功している人がいることも知り、私ももっと気楽に(そして自分らしく)生きたい、と思うようになりました。
引き寄せの法則なども学び、私が今、意識していることは、気分良く、私らしく過ごすこと。
つい最近、息子たちの運動会がありましたが、私の両親を呼ぶか、かなり悩みました。
両親は、車で3時間弱かかるところに住んでいるので、来てもらうとなると、宿泊もすることに。
しかも、母親は、孫のところに来たら1週間は泊まらないといけない(泊まるべき)、と思っているようで。
1週間ぐらい泊まらないと、孫が満足しないから、だそうです(孫から言われたわけでもなく、勝手に思ってる)。
そして、宿泊中は、〇〇すべき、と私に一つ一つ言ってきます(お陰で母親が帰った後は、私は体調を崩します)。
こうなることを想像するだけで、気分が下がり、具合が悪くなりそうだったので、思い切って、今回は呼ばないことにしました。
呼ばない、と決めると、一気に気分が上がり、ホッとしている自分がいました。
ですが、我が子たちは、私の両親が好きで、両親も(特に母親は)孫に会うのをいつも楽しみしています。
だから、知り合いが親を連れて運動会に来ているのを見たり、noteなどで親と運動会を観た、という話を聞くと、モヤモヤする私もいました。
いずれは、(運動会の話をするために)親と息子たちを会わせる機会は作ってあげたいな、とも思っています。
今回の運動会に呼ばない、という決定は、私の我がままなのかもしれないけど…。
今は、気分良く過ごすことを最優先しているので、今回ばかりはごめんなさい…と心の中で思っていた私です。
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