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スマホ首=ストレートネックは超辛い

自分で体を動かす運動療法に行きつく

思い起こしたくもない痛みは、ストレートネックからくる
首こり、肩こりを3年以上に渡って経験したことです。

まだスマホが出回るずっと前、パソコンがではじめたはいいが、
サポートがあまりにひどくなかなかパソコンに慣れない頃でした。

ネット環境も悪く、かといってそれなりにパソコンはできなきゃ
ならないだろうと思いながら長時間デスクに座りっぱなしでした。

挙句に強烈な肩こりが襲ってきました。
ストレートネックという言葉すら知りませんでした。
あまりに辛くて2年余り鍼灸やマッサージに通い続けましたが、
通う時間、待ち時間、費用、定期的病院通いでつかれて止めました。
結局、自分でからだを動かし、筋肉を緩めることが重要だと気づきます。

いわば運動療法というわけですが、運動不足、柔軟性の不足が
こんな調子に体に不利益を及ぼすとは思ってもいませんでした。

歩く+ストレッチ=健康

歩くことを日課にする

歩く慣れないと体もなまります。心肺機能も大きく低下してきます。
だから毎日歩いています。昭和初期まで生活習慣病は殆どなく、
江戸時代には一般の人は1日あたり30㎞歩く人もざらで、
大店の若旦那さえも10㎞歩いていたといいます。

ホントかいな、と思って東京に再上京して歩き始めました。
10㎞は大したことありません。だから休みのたびに最低10㎞歩いてます。
いまは時々20㎞、たまに30㎞歩きます。

ストレッチ=体の柔軟性を高める

10年ほど前まで随分からだも硬かったものです。
小・中学校の頃、体の柔軟性を見るための体力テストがありました。
前屈しても手が地面につかないどころか、足首にも届かない。
今思えば、慢性腰痛になる要素を放置していました。

いまでは幸いに床に掌をつけることができます。
中でも重要なことは、姿勢が悪くなると筋肉に捻じれが生じることです。
すると脊椎の断面が徐々に滑り落ちるようにズレていき、
身長が低くなるようです。

あまり医師らの評価はよくありませんでしたが「構造医学」という本で
構造を聞いてもピンときませんでしたが、
自分で姿勢を良くしていき過程で脊椎が正しい位置に戻りはじめると
再び滑り落ちないように骨の断面がロックされる感覚に気づきます。
従って、いまも左右対称を目指して、寝る前にストレッチを行います。
時間にして1時間から1時間半ほど。

姿勢がよくなると疲れない

姿勢が良くなってくると、骨盤の揺れも小さくなります。
歩く歩幅も大きくなります。何より疲れません。
かつての不整脈の飛び脈も、気にならない程になりました。

最近は職場でも若い方々でさえ、横から見ると猫背(円背)で
頭が肩より前に出ている人がなんと多いことか。
わたしたちの頃には見かけない現象です。

むかしは、高齢者や両親が肩が凝ると話していて、
肩こりは高齢者のものというイメージでしたが、
昨今は姿勢からしても広い世代に広がっていると感じます。

わたしたちの世代までは、姿勢が今ほど悪いという感覚はありません。
データやエビデンスがあるわけではありませんが、
健康への悪影響も気になります。

わたしよりも2回りほど年齢が若い猫背の方と話す機会がありました。
本人は猫背を強く意識していて「治したい」といっていました。
しかし、10年ほど経つ今も代り映えしません。
むしろ猫背が酷くなったようにも見受けるほどです。
どんな運動をどんな頻度で実行するか、コツが掴めないようです。

その点では、ヘルスリテラシーとは言いますが、
同時に健康に限らず、情報リテラシーも必要となってきます。
輻輳する様々な要素が増えるほど、困難さも増してきます。
されど、まずはからだを動かしてみることからはじめると、
やがて問題点も分かるように思います。
わたしは遠回りしているかもしれませんが、10年程かかりました。

もちろん首こり・肩こりもありませんが、
この年齢で筋硬度計に問題が見られないというのは珍しがられます。

宜しければ、サポートお願いします。「生活習慣病は、自分でしか治せない」と考えています。運動と食事での貴職の生活習慣病の治癒体験を教えて頂ければ幸いです。また、わたしの考え方の不足な点があれば、ご遠慮なくご指摘頂けると幸いです。どうか宜しくお願い致します。