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使い込んだシューズを「普段履き」のシューズにするのはやめましょう!

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写真のシューズは普段のジョグで使っていたシューズです。
このシューズでどのくらい走ったでしょうか。
昨年9月に購入してから400kmくらいは走っていると思います。

おかげで靴底は凹凸がなくなりツルツルになっています。

普段ランニングをする方であれば、走り方によっては僕のように靴底が削れてしまってツルツルになってしまったシューズを持っていると思います。
そして傷んでいるのはアウトソールだけなので、「走る用」としては卒業し、普段履く靴として第二の人生を歩ませている方が多いのではないでしょうか。

実は僕もその一人でした。

しかし、僕は肉離れという故障をしてから「走る用」を「普段履き用」にするのをやめました。
もちろん理由があるからです。

今回は使い込んだシューズを「普段履き」のシューズにするのはやめた方がいい理由をお伝えしようと思います。

■理由その一:滑る

理由の一番目は滑るからです。

靴の底がなくなり本来滑り止めの役目を果たさなければならないものがないので滑ります。
雨の日はもちろん、晴れている日でもタイル敷の道や石の上などでは滑りやすくなっています。
公園の踏み固められてちょっと光沢が出ている土の上でも滑りました。

日常生活でも走る場面はあります。
信号が変わりそうな時だったり、遅刻しそうな時だったりする時は走りますよね。
そんな時に滑りやすいシューズを履いていたら危険です。

■理由その二:クッションが効いていない

写真に出したシューズはクッション性もあり万能シューズと評価の高いシューズです。
太ももを肉離れし故障したことで足を守るために「足が地面につく感覚」が敏感になりました。
今までは気にせず走り用から普段用にシューズを回していたのですが、故障した時この使い込んだシューズを履いた時にものすごい違和感を感じたのです。

「こんなに硬い地面を感じるシューズだったっけ?」

そんなふうに思いました。

シューズのクッション性は買ったばかりの時が一番良くて、使えば使うほどクッション性がなくなっていきます。
「走りにくくなったな」と感じる頃には靴底が削れているだけでなく、シューズのクッション性能もほぼ役目を終えている状態だと言ってもいいでしょう。

これは足を故障していたからこそわかったことです。

特に普段クッション性のあるシューズを履いて疲労回復をはかりたい方は使い込んだシューズは履かない方がいいでしょう。

■理由その三:シューズが変形している

僕は左足がオーバープロネーション気味です。
そのためシューズが内側に倒れ込んでしまうことがあります。
そのことはいくつか記事にしています。

つまり、僕の場合使い込んだシューズは「オーバープロネーション気味にクセがついているシューズ」になっているのです。

シューズを履いている時間は、走る時に履く時間より普段の生活で出かける時に履く時間の方が長いはずです。
もし、使い込んだシューズの形状が足に良くない形状になっていたら、走っている時より長い時間「足にとって悪い形状になっているシューズ」を履くことになってしまいます。

僕の場合だと左足により負担がかかる可能性があり、肉離れした左太ももの完治が遅れるかもしれません。

そのため、使い込んだシューズは普段履くシューズにするのは良くないのです。

■最後に

できれば、ランニング用で使えなくなった時点で廃棄した方がいいのですが、「もったいない」と思ってしまうのも事実。

僕はベランダ用にしたり外掃除など泥汚れ仕事用にしたりしています。
これなら長時間履くことはないし、汚れてもいいシューズなので安心して作業できます。

またサンダルの代わりにすることもあります。


使い込んだシューズは今まで大変お世話になったとは思いますが、これまで見てきたように「普段使い用」にはしないほうがいいでしょう。


追記
僕がシューズを廃棄するときは「今までありがとうございました」と感謝を伝えるようにしています。





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