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#ナムコ
アはアーケードのア 第38回『バラデューク』(1985年/ナムコ)
敵オクティを倒しゲートを目指す探索型シューティングゲーム
『バラデューク』は80年代後半のナムコで『トイポップ』の次ぐらいに好きなゲームです。当時1コインクリアできるぐらいプレイしたけれど、今遊んでもかなり楽しめますね。これだけの遊びを1スティック1ボタンで実現していることにも改めて驚かされます。
何でこんなに好きなんだろうと考えるに、銃の反動や低重力空間の独自性は言わずもがなで、基本的に
アはアーケードのア 第34回『サンダーセプター』(1986年/ナムコ)
浮遊感抜群のスペースレース+シューティングゲーム
アーケードアーカイブス版の『サンダーセプター』をプレイしました。後方視点のシューティングもので、当時はコクピット筐体で、専用のアナログコントローラでプレイするゲームでした。
当時、少ししか遊んでなかったのですごく基本的な感想ですが、レースゲームがベースになってるので、その時点で操作するおもしろさと共に難しさが内包されていて、そこにさらにシュ
『アはアーケードのア』 第22.1回『モトス』その2(1985年 ナムコ)
『モトス』は以前第22回で、発売当時にぼくが行なったプログラマインタビューをアップ済みなのですが、改めて内容にかんしても少し書きましたので、今回第22.1回としてアップ致します。
第22回『モトス』の記事はこちらになります。
https://note.com/kenjohkohji/n/n82e6e1bddea3?magazine_key=m39235f87f9f6
当時としては画期的だった
アはアーケードのア 第30回『コズモギャング・ザ・パズル』(1992年/ナムコ
ツイッターで元『ゲーメスト』編集長の石井ぜんじさんが『コズモギャング・ザ・パズル』のことをツイートしてくださってるのを見ました。
『コズモギャング・ザ・パズル』は、1992年に当時のナムコから発売された、アーケードの落ち物タイプのパズルゲームです。自分がディレクションした仕事のなかでもとくに気に入っているゲームの一つなので、少し当時の思い出を書いてみます。
『コズモギャング・ザ・パズル』
アはアーケードのア 第25回『ドラゴンスピリット』(1987年/ナムコ)
それはナムコにおける『ゼビウス』へのアンサー的なゲームだったのかもしれない 『ドラゴンスピリット』は、ナムコのアーケードシューティングとしては『ゼビウス』以来、当時約4年ぶりに発売されたゲームです。
ぼくも当時(新バージョンであれば)1クレジットでクリアできた思い出深いゲームです。
ナムコのシューティングゲーム史をたどってみるに、『ギャラクシアン』や『ゼビウス』辺りまでさかのぼると、それら
『アはアーケードのア』 第14回『ゼビウス』(1983年/ナムコ)
ゲーム史において時計の針を大きく進めた作品 地上と空中を撃ち分けて進んでいくゲームシステム、無彩色のグラデーションで表現されたメカニック、絵巻物のように進んでいく背景、神秘的なSE、バックストーリーを感じさせる謎めいた世界観と数々の隠し要素……『ゼビウス』はその後のビデオゲームに大きな影響を与えた黎明期の傑作です。
『ゼビウス』を初めてプレイしたとき、じつに不思議な気持ちになったことをよく覚え
『アはアーケードのア』 第8回『グロブダー』(1984年ナムコ)
地味だが秀麗、何物にも似ていないゲーム『グロブダー』は近未来の戦闘競技“バトリング”を題材とした戦車戦ゲームです。『ゼビウス』『ドルアーガの塔』などで知られる遠藤雅伸さんのディレクション作品です。
『グロブダー』は商業的にはあまり成功した作品ではないかもしれませんが、ぼくはこのゲームが大好きです。ゲームシステムがコンパクトに完結していて、作者のストイックでサディスティックともいえる独特のセン
『アはアーケードのア』第7回 『ギャラガ』(1981年ナムコ)
『スペースインベーダー』→『ギャラクシアン』→『ギャラガ』へと至る名作リレー 『ギャラガ』は『ギャラクシアン』の続編にして、「ギャッ!」シリーズの方向性を確立した名作です。今回は『ギャラガ』をメインに、「ギャッ!」シリーズについて書いていきます。
『ギャラガ』を語るには、その前後のシリーズ作の話も欠かせません。まず『ギャラガ』の元となった『ギャラクシアン』は、『スペースインベーダー』の固定的な