マガジンのカバー画像

2018 日日是好日「編」

15
日日是好日とは、禅語で"どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だ"というものです。特別なイベントも、もちろん胸が高鳴るものだけど、ありきたりな、平凡な毎日だって、きっと素敵で愛し…
運営しているクリエイター

2018年9月の記事一覧

シャワーで流れていくアイデアたちは。

どこに行ってしまうんだろう。溜まった湯船に入っていないだろうか、すくってみてもアイデアは思い出せない。

お風呂に入って考えごとをしていると、結構いいものが浮かんでくる。エッセイのアイデアや表現するときの言葉遣い。よしよしと思いながら、意気揚々とシャワーを浴び始めると決まって後悔することになる。

シャワーと一緒に流れていってしまうように、今さっき浮かんだアイデアが綺麗さっぱり忘れてしまう。あれ?

もっとみる
言葉が刃物に変わる時。

言葉が刃物に変わる時。

言葉は相手の闇を照らす一筋の光になることもあれば、相手を傷つけ殺すこともある。

普段言葉でやり取りをしている僕たちは、言葉の扱い方も考えながら行動する必要がある。特にみんなが気軽に言葉を綴れるようになった今だからこそ。

言葉が相手を傷つける刃物になるのはどんな時だろうか。怒鳴ったりする語気の問題は言葉ではなく、言葉の周りにあるものが関係する。言葉自体に目を向けると、それは”理論を持たせたとき”

もっとみる

たゆたえども、沈まず。

ゆらりゆらりと揺れ動いても、自分は決して沈まない。

タイトルにある「たゆたえども沈まず」は、小説家原田マハさんのタイトルからお借りした。この小説のタイトルをはじめ、表紙のゴッホの絵や全体から何か引き込まれるものをずっと感じていた。理由はわからない。まだ読んではいないが、このタイトルから考えを進めたい。

パリの標語となった「たゆたえども沈まず」フランスパリ市の標語がこの言葉であるというのを、調べ

もっとみる

気づかいは、想像力。

人を気づかうには、バランスが大事だと思っている。

過度な気づかいが僕は嫌いだった。社会人になって最初に感じた違和感。合わせなければいけない空気、飲みの場では誰かが誰かの酌をする。別に全てを否定したいわけじゃない。気づかうことに偏よりすぎていた。

気づかうのは誰かが誰かのお世話をするものではない。「相手が気持ちよく行動するために考えて、手を回すこと」。理想は相手が気づかわれていることに気づかずパ

もっとみる
自分で考えること、考え続けること。

自分で考えること、考え続けること。

考えることはやっぱり大切だ。

僕が日課のようにして読んでいるものに、糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)」がある。今日の投稿が考えさせられた。

北海道の方から、こういうメールをいただきました。
 「ほぼ日さんは今回の北海道の震災について、感じること、思うことはないのでしょうかね?東北の震災のように、津波があったり、仙台のような大きな街が大きく被災しないと、反応はないのでしょうかね?昨晩

もっとみる

喫茶店は、香りと時間を楽しむもの。

コーヒーがどこでも美味しく飲めるようになった。

コンビニコーヒーが優秀なのだ。大学生の時に出会った驚いた僕は、時間があるのをいいことに各種コンビニのコーヒーを飲み歩いては試した。

コンビニコーヒーといえば、ずっと缶コーヒーのイメージでコーヒーと名をつけてはいるが、淹れたものとは明らかに違っていた。

でも、どうだろう。

豆から挽き、いろんな会社の技術を総動員して作られた今のコンビニコー

もっとみる

三日坊主が「続けること」を考えてみた。

なかなか続かない性格だった。

「毎日これをやろう!」そう意気込んでもうまくいかない。うーんと唸りながら続け方を工夫しては試してみた。まだ決定打になるようなものは見つかっていないけれど、考えてきたことや学んできたことは役に立つだろう。

今日は思い出すようにしてここにまとめておきたい。

続けるとは習慣にすることまず思い浮かんだのはスポーツ選手だった。彼らは安定した結果を出すために習慣・ルーティー

もっとみる