放し飼いのお偉いさん達

私は今の時代やこれからの時代にすごく期待している。
それをつくっていれるような年齢になってきたからということも大きく関係しているし、自分でつくれなくてもこれからの時代を自分の力で自由に生きていけるような気がしているからだ。

なぜこれからの時代に期待しているか??

これからの時代、がんばっている人が評価されて、手を抜いていた人が排除される世の中になると考えているからだ。
それは人間が発明し普及させた技術という大きなくくりとしてもそうだし、人間以外の震災やウィルスなどの外部要因としてもそうだと考えている。

そして今の世の中があまり好きではない。
以前にも書かせて頂いたが社会的弱者風を助けようとする風習が好きではないし、能力を持っている人が評価されないことも嫌いだ。そして年功序列という言葉も嫌いな言葉。年齢の違いで何が変わるのだろうかとずっと思っていた。単純に先に始めたかどうかの違いでしかない。社会人になれば経験値は年数ではなく濃さになる。
ちなみに社会的弱者風についてまとめた記事が「社会的弱者風を助けるな!!!」というタイトルなので興味がある方はぜひ確認して頂きたい。

そして長く務めているから、長くやっているから偉いみたいな風潮もなくなってほしい。いや、無くなるだろう。絶対になくしたい。

ではなぜ無くなるのか。

これはもう世の中を見渡せば分かるだろう。終身雇用の崩壊と年金がもらえなくなる事実。そして大手企業の早期退職者募集。平均寿命が延びる中、企業の寿命が短くなり続けている。ということは一つの企業で一生を終える時代ではなくなってきている。今の日本で生きていくには自分で力をつけて自分を自分で守っていくしかない。

ここで今まで力を持っていた人が誰かを考えてみた。
今までは政府やメディア、大手企業のお偉いさんだったと思う。その人の能力よりも肩書のほうが価値があった。
だからその人たちは好きなように動けたのだと思う。
もちろんお伝えしておくがその人達が絶対に能力がないとは思わない。その地位まで上った実力があるからだ。

しかしこれからは今までのやり方が通用しなくなる。
「右向け右の時代ではない」

これからの時代に残っていく会社は社長が一番稼ぎ、社員の能力をちゃんと評価されるような会社だろう。年功序列や役職にはあまり囚われない働き方になってくると思う。
このことについては今度深くまとめようと思う。

一番危機感を覚えなければならないのが40〜50歳代の人ではないだろうか。特にこの年代で大企業・中小企業の役職がついている年代。
たぶんその年代の人たちは自社で通用する能力を最優先で身につけ他で通用する力を疎かにしている気がする。もちろんその人たちも昔は他社で通用する能力を持っていたから役職がついたのだろう。しかしその環境が長くなればなるほど、自社で通用する能力しか必要なくなるのだろう。だから過去に持っていた他社で通用する能力が落ちている。そしてさらにお伝えすると昔、他社で通用した能力は現代の企業では通用しにくくなっていることも追い打ちになっているのかもしれない。

結局のところ何を言いたいかというと今までみたいに偉くなれば楽できるような時代ではなくなった。自分が偉くなったと思っている人にはこれまで以上に時代や世の中を見たほうがいいと思うし、上が詰まって役職がつかなかった人も努力次第でどうにでもなる。もし、どうにもならないような会社にいるのであれば先行きは難しくなると思うので転職をしたほうがいい。

時代が完全に二極化し始めている。第一線で行動している人はこのことに一早く気づいているはずだし、行動に移している。お偉いさんたちが気付いた時にはもう手遅れになっているくらい時代は速く動いている。

これだけ世の中の流れが加速している中、置いていかれないようにもがき続ける まつでした。またね。

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