資本になることをやれ

私が生きている中で気を付けていることがある。
それはタイトルにあるように「資本になること」をなるべくやるようにしている。
資本といってもお金稼ぎばかりをするわけではない。もちろんお金稼ぎをしても構わないのだが、今回は自分の為になること、自分自身に対して資本になることをおこなうというところで書いていきたいと思う。

まず資本とは・・・
【何かをするために必要な要素。または何かを始めるために必要な資金と考えることができる。】

資本のイメージを世の中の人に聞くとたぶんだが「お金」「土地」「建物」など物理的に存在するものがまず出てくると思う。
しかし今回は物理的に存在するものというよりも今後、自分のためになるようなものを資本としてお伝えしようと思う。
自分が何かをするために必要な要素とは何かを考えてみると「知識」「経験」「能力」「人脈」などがあげられる。
つまりは自分の中で力になりうるものではないだろうか。ただ人脈に関しては自分自身の中にはないので少し違う考えをしないといけないかもしれないが自分という人間だからこそできた「人脈」なのであれば、同じような考え方がにできるかもしれない。
お金や地位がなくなっても、また何かを始めるために自分の中に留めておけることであり、なくならないもの、自力を強くすることを資本と考えている。私は常に、この資本を多くするために行動に努めている。
著名人がよく質問されるもので『今の地位や資金などがなくなってもまたやれるか?』みたいなことを聞かれていることがあるが、一度冷静に考えてほしい。今の地位や資金の量はほとんどの場合、偶然もらえたものではなく自分の資本に対する評価だと考えている。だから今持っている物理的なものがなくなっても現在と近いところまでは、いけるのではないかと考えだ。

資本を考えれば、映画を見たり、登山をしたり、スポーツをしたりすることは資本になることに直接的な資本にはならない。間接的に取引先との話題になったり、気分転換や体力つくりになるかもしれないが何かをするために必要な要素にはなりにくい。
とはいえ資本になることしかやっていない人間には面白みもなければ厚みもあまり出ないと思う。しかし勘違いしてはいけないのはある程度、資本を増やしてから他のことをやればいいと考えている。

会社の飲みや同級生との飲み会なんかもあまり参加していない。このような飲みに参加すると過去の思いで話に始まり現状報告。そして現状に対しての愚痴や妬み嫉みの話になる。絶対的に知識にも経験にも能力にも人脈にもならないし、生産性が限りなくゼロに近い。であれば一緒にプロジェクトをやっている仲間やお客さんや従業員にこの時間を使うべきではないだろうか。

なぜ資本になることを常に意識しているかというと単純に「自分を守るため」でしかない。社会や会社が守ってくれる時代は終わりに向かって加速している中で自分の人生を誰が自分を助けてくれるのか、誰が自分を守ってくれるのか。・・・答えは簡単。『すべて自分だけだ』
家族や親・友人、もしくは会社だって自分を守ってくれるという言葉が出てくると思う。少し考え方を変えてほしい。自分が死ぬまで100%なくならないことはありえるだろうか。
100%でないのであれば自分の「知識」「経験」「能力」「人脈」を高めたり増やしたりする時間をつくって自分を守る武器をつくるべきだと感じる。

日本の社会人の1日平均勉強時間は・・・『6分』

先日、従業員に『社会人になってからこそ勉強しろなんて言われなかったので勉強する概念がありませんでした。』といわれた。
そりゃそうだよね。日本の社会人のほとんどが勉強していないのだから勉強しろなんて言う人がいるはずがない。
しかしこの言葉こそが日本の本質なのかもしれない。言われないと思いつきすらしない。日本の本質についても気が向いたら私の考えとしてまとめようと思う。

話がそれてしまったので最後に書かせてほしい。

【資本「知識」「経験」「能力」「人脈」になることをやろう】

そしてこの資本になることももちろん大切だがわざと「スキマ」という余裕をつくることの大切さを改めて知った まつでした。またね。

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