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成田悠輔さんの『22世紀の民主主義』を読んでみた

どうも!まつです!
人生ってゲームじゃない?そう考えられたら人生、楽しくない?
そのためには不変的なことを思考して、解説して
理解する=ゲームのルールを理解する!

これが結構好きな人間です。そんなまつが考える数学、略して【まつ学】そのまつ学で一人でも世の中のモヤモヤが晴れればいいという想いで気が向いた時にまつの独り言投稿。
学びをエンタメにできたら結構、豊かになる人多いんじゃないかな??

今回、読んだビジネス本は成田悠輔さんの『22世紀の民主主義』です。


冒頭『選挙はアルゴリズムになる』という言葉と内容が成田さんを知っている人ならなんとなく成田さんっぽくておもしろいと思う。

知らない人に簡単に説明すると成田さんは私よりも人に興味がなく一般的にいわれる感情というものが欠如しているような人で私たちのことを観察対象としか見ていない。
ある種、私もそういう部分を持ち合わせているが成田さんほどではないし、そういう部分を今まで隠していたという方がリアルかもしれない。
そんな中、同い年にこんなにも社会を分けられる人がいることに対して正直、自分らしさを開放させてもらったような気がする。

どれだけ自分が社会から分けようとしても社会が才能を放っておかない典型的な例だと思う。
ただ、そのために必要なことは認知度であることも重要視するべきことだ。

やはり本題は民主主義と資本主義についての切り口から選挙への話は進んでいくのだが、確かに選挙においてどんなポジションの人でも同じ一票というのは、何か自然の摂理として間違っているような気がする。そこで私はベーシックインカムで選挙をハックできたら面白いんじゃないかと考えたんだけど、話が脱線しすぎてしまうので、別の機会にでもお伝えしようと思う。
簡単にお伝えすると一人一票だけど一票の価値を変化させる仕組みにならないかなってこと。

本書の中で『民主主義の建前めいた美しい理想主義的考え方は、凡人たちの嫉妬の正当化』という言葉がある。
めちゃくちゃ面白いなって思っていて、凡人に分かる言葉を選ぶのがすごく難しいけど、リスクや努力・行動を取りもせずに理想の自分に近づけると思ってるのって話。

世の中そんなに甘くないのに甘いと思いこんでいる頭の中がはちみつでいっぱいの凡人に何を伝えても溶かされてしまうような気がする。
ちなみに私なんかが書いた投稿に目を通してくれているみなさんが凡人とは違うということを信じているので、そこを前提としているのでご了承頂きたい。

読み進める中で『ほとんどの政治家は知名度も権力も資産も中途半端な人で、人から気に入られ続けなければ立場を保てない。』この言葉はある種、政治家にとどまらないのではないかと思う。
そして本書で『政治家の成果報酬』という言葉がでてくるが、前提として無理だ。そもそも政治家になった経緯や本質を考えると、成果報酬を本気で考えるような政治家はどれくらいいるだろうか?
ご想像にお任さするがきっと・・・だろう。

そして政治家といえば選挙。
選挙で大切なことは票を集めること!だからこそ今を逃げ切ろうとする高齢者と将来に期待をする若者みたいな構図をイメージしがちだが、逆の考えもあることに気づかせてもらった。

将来が長いから保守的になる若者、後先短いからチャレンジする老人・・・
この比率って実は同じくらいなのではないかなとも思う。これは私の感想でなんのエビデンスもないんだけどね。 

いくら内側から変えようとしても変えようがない・・・それであればいっそのこと『逃走してしまおう』というのが成田さんの考えの一つ。
その方法の一つにある種の独立国家的なものを作るという考えがある。ゼロから国をつくろうとするととてつもないコストがかかってしまうし、過去につくろうとした人がいたらしい。成田さんを知っている方なら有名な話だと思うけど、ゼロイチではなくて元々ある人口の少ない地域をハックする方が早いらしい。

そして独立国家ができたとして、どういう国にするのか?これは説明が難しいので本書で確認してほしい。とはいえ、独立国家をつくることは根本的な解決になっていないことを成田さんは知っていて、あえて文章にしている。
そして最終章で成田さんが考える、これからの民主主義についてまとめられている。

民主主義の代表と言えることの一つに選挙がある。しかしこの選挙という仕組み自体が時代遅れだということにも関わらず、今だに採用されていること。要は私たちが日常的に感じ考えていることと選挙を通してアウトプットしていることに大きなさがある。
それはある意味、私たちの日常生活の感情と選挙というものがあたかもかけ離れたものかのような錯覚を持っているからなのかもしれない。

そのために必要なことはデータを見るということ。
本書ではすごく難しいことが書かれていたので簡単にまとめると人が意識的に発信することと無意識下で行っている行動にはズレが生じていて、今の選挙という仕組みは意識的に感情や考えを発しているので状況や環境、タイミングに左右され本質的な考えや意見からズレてしまっていることを成田さんは懸念している。

感情を優先して社会を停滞させるか、本質を求めて社会を進めるかということを伝えたいのかとも思う。
その代表的な考え方が『政治家不要論』本書にも書かれいるが人間が議論をして政治を決めるから、向かうべき方向に進まない。
これは心理学をかじったことがある人なら理解してもらえると思うが、様々なバイアスによって人は動かないということを選択するし、そもそも人間の本質なんて責任を取りたくないと思っているんだから政治家になろうが総理になろうが安牌を選ぶことがほとんどではないかな。

だからこそ成田さんがおっしゃるようにアルゴリズムが決めたとすれば、もし失敗しても誰の責任でもないし、誰か特定の人が責められることもない。
至って平和な政界になるかもしれない。
そして成田さんが語ってくれた本書の内容は、今までの時代ではできなかったことだが、今の時代になり、テクノロジーの進化とデータの蓄積により実現可能になったのではないかと思う。
というか成田さんが言っていたんだけど・・・私みたいな世間知らずの男ができるといったところで何の説得力もないだろう。

私、個人的には天才というべきか頭のおかしい人というべきか、異常者の話っておもしろいと思うし、私もそんな話をしてみたいなーって思う。


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でわでわ!まつでした。またね。

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