仕事と作業の違い

本当の意味で仕事をしている人がどれくらいいるだろうか。
これについては様々な考え方があると思うが私なりにまとめてみた。
仕事と作業の違いの一つに「生産性があるかないか」というところが入ってくると思う。
俗にいう「意味のある」仕事か「意味のない」仕事なのか。この辺も深い話になるので機会があればまとめようと思う。

よく新卒の入社時の挨拶で「これからは学生と社会人の違いはお金をもらうかもらわないか」みたいな言葉が出てくる。
では、そのお金のもらい方を考えている人はどれくらいいるだろうか。私はそもそもお金をもらうという言葉があまり好きではない。
「もらう」という言葉が上下関係をつくってしまい、「お客様」という概念の根本になっている気がしてしまう。
お金を含め世の中のすべてのことは物々交換で成り立っている。このことをまず受け入れることから始めよう。
物々交換とお客様第一主義については機会があればまとめたいと思う。

そしてお金を稼げる人と稼げない人の違いはなんだろうか。これは仕事をしているか作業をしているかの違いだと感じる。辞書で調べると同じような意味でのっているが私は「仕事」と「作業」別物だと考えている。
少しストレートに言うと仕事に答えはないが作業には答えがある。仕事は生産性があり、作業は生産性がない。とか、仕事には意味があり、作業には意味がない。というようなことを冒頭でも説明させてもらったと思うが、そもそも私のイメージなので違うという反論もありがたい。

私のイメージする作業とは頭を使わずに淡々ゴールに向かってこなすこと。仕事は答えのないものに対して考えて仮説を立てて行動する。トライ&エラーを繰り返しながら一歩一歩ゴールに向かって進めていくイメージ。

なぜこの考えをこのタイミングでまとめようと思ったのか。

それはこれから作業という仕事をおこなっている人は確実に【AIに仕事を取られる】と思っているからだ。答えがあることをいかに早くおこなうか、知識がめちゃくちゃ多い人がAIと競ったところで人間が勝てるわけがない。
逆に仕事をおこなっている人は【AIから仕事を取られることが少ない】だろう。将来AIが感情を持ち始めたら危ないかもしれないが・・・。

AIに仕事が取られるという事実を受け入れて行動するしかないと思う。それができなければ今後、生きていくことが窮屈になるだろう。もしかしたらベーシックインカムの導入で仕事をしなくても生きていける世の中になるかもしれないが「私は」そんな生き方はしたくない。
私個人として考えているだけなのでいつも言っていると思うが押しつけるつもりはない。確率論の話をしているだけなのに感情的に捉えられてしまうことが多々あることで人に伝えることは大変だと日々感じる。

AIが感情を持つくらい進化したときには人間とAIの違いを定義しなければいけなくなるだろう。そんな未来はその時に考えるとして、今、私たちが考え直さなければならないのが【仕事と作業を区別していますか】ということなのではないだろうか。

もう一度改めて考えてほしい。

ここで伝えておきたいことが、どんな意見があろうとAIに仕事が取られる未来は確定しているということだ。これは私がどうするとかではなく世の中の流れがそうでしかない。
例えば車が開発されて世の中に流通しているのに馬車を使う人がどこにいるだろうか。(話題性として馬車を使う人はいるかもしれないが今回は置いといて頂きたい。)
この事実を冷静に考えて頂いた上で最後に伝えたい。

あなたが行っている仕事はAIに取られる可能性はあるか。
人間らしい仕事をしているか。

【あなたは人間らしい仕事をしているだろうか?】

とは言いつつ仕事と遊びの区別がつかなくなっている まつでした。またね。

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