見出し画像

各避難場所に井戸あったらいいのに〜


日本の国土の70%近くが森林。山の豊かさは水が豊かな証。大都市の近郊に存在する東京湾。都市の目の前に広がる豊かな漁場は世界でも類を見ない日本が誇る環境の一つでもあります。東京湾の豊かな海の資源は山の有機物を河川が運び入れていることで保たれているのでしょう。
山の国、水の国は地震大国でもあります。幾度となく大地震を経験しています。災害時の個人の食糧などの備蓄も日常的に各個が考え実施しています。しかし行政機関やそれを取り巻く専門家の皆さんは足もとの危機管理をどのようにとらえているのでしょうか。

飲まずの限界は72時間

災害発生から72時間を過ぎると生存率が低下は「72時間」人が水を飲まずに生存できる時間から得た時間だそうです。食物を食べずに何日も耐えられても「水」無しでは耐えれれません。
2024年1月1日に大きな被害をもたらした能登半島地震。以前にも大きな被害を経験していました。住民の皆さんは避難所へ・・・ですが、どこもかしこも断水。顔も洗えない。洗濯も。もちろん飲料水も。

多目的に使用できる井戸

避難所となるような施設(公的な施設や学校など)の敷地内に仮に井戸があれば辛い避難生活の中でもの住民の皆さんの心やからだをほんの少し穏やかに保つことができるのではないでしょうか。
井戸の水が直接的に飲料水に出来なくとも洗顔や洗濯、トイレなどには使えると思いますし、火災時に使用する水場としても有効と思うのですが。

手動ポンプ式、モター式。同一の井戸で両方を取り付けるのが便利です

お母さん自身を含め小さなお子さんの身体を清潔に保つためにも使えるはずです。行政機関のトップや地方議員、災害対策の専門家に女性が少ないことが無関係では無いのかもしれない。災害時の避難所などでのきめ細かな配慮は男性より女性の感性を積極的に取り入れた環境整備をと個人的に思います。
今からでも決して遅くはないと思います。どこで再び発生するか予想もつかない大地震などの災害に備え、各学校や役場、市役所などに水を得るための井戸を備える対策急げないでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?