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想いのままに書く「死を悟る」

こんにちは
勢いだけで書いてます

テーマ「死を悟る」

先日、友達から1通のLINEが届きました
昔、一緒に仕事していた友達が
病気で亡くなった知らせです
とうとう
その日がきたかと・・・
そんな想いでした

6年前から白血病になり
闘病生活をしていた彼

僕は日本に帰国する度に
病院や自宅に会いに行ってました

最後に会ったのは2019年の年末
それ以来僕も日本に帰国できていません

その時も3階に住む彼は1階に降りてくるのに
15分もかかり驚きました

階段をゆっくりゆっくりと
母に付き添いながら降りてきました
歩くのも辛い状況でした

その日は特別に母親にも許可をもらい
友達3人で食事に行き色んな話をしました

座って会話していると病気しているとは
解らないほど元気で普通ですが
体力はなく歩くのも必死で
店から出た時に歩く彼を見て
現実に戻されました

近くのモールに行き
ご飯を食べました

彼はまだ僕よりも若く40代前半です
でも、もう死期を悟っているのか
死に対する考えや価値観の話を
自分からしてきました

僕はその年の秋に
チベット拉薩に行って
色々経験したので

死生観やチベット仏教の話
輪廻転生の話、不思議な話や
作られた嘘の仏教話
信じる仏教と信じてはいけない仏教など
僕が体験した話を聞いてもらっていました

恐らく彼の疑問や問い
不安や人生の最後についての
何らかのヒントになり僕の話にとても
興味を持ってくれていました

人は死に向き合い話をする事が少ない

死を意識したからこそ
知りたい
どういう事?
死んだらどうなるの?
仏教っ必要?
など

自分が体験しないと理解しにくいけど
彼は妙にうなずき納得していた様子

その瞳の中には
もう自分に残された時間は
少ないという事を悟っていたかも
しれません

正直 そんな彼に言うには辛い話かなと
話ながら思ったけど
色々質問されてました

彼が放った言葉で印象的だったのは
「不安を抱きながら死を迎えたくない」
と言った事

それは色んな意味を込めていた

残された家族への想い
親への想い
仕事への想い
死後の世界への想い

何を今信じて生きればいいのか?
1年後には社会復帰していると
僕らも信じで応援していたけど
もう
それは叶わぬ事と
彼は一人知っていたのかもしれない

僕は彼に話をして
少しの不安を取り除いてあげれたかな?

彼が残した1つの言葉が
その後の僕の人生に影響を与えています

今でも その言葉を考えるし
彼の声で思い出します

「不安を抱きながら死を迎えたくない」

元気なうちには絶対出てこない
言葉だな~と思いました

想いのままに書く

読んで頂きありがとうございます

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