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自信の持ち方

自信を持つにはどうすれば良いのでしょう。私の考えを書いてみます。




1. 自信に他者は介在しない

自信とは、自分を信じる事。自分を信じている人は素敵です。その人から放たれる印象・佇まいに魅力を感じます。

逆に、自信が無い(ように見える)人に対する印象はどうでしょうか。「この人が言っている事は正しいのだろうか…」という余計な疑問を生んでしまうかもしれません。

正しいか正しくないか。人の在り方に正解は無いため、この疑問が生まれてしまう事は不毛といえます。自信とは、自分を信じる事。自信を持つ際に、他者の評価は関係ないのです。


2. 自分の経験は疑う余地の無いリアル

自信は、自分を主としています。何かを発言する際には「自分の経験かどうか」「自分で考えた事か」を重視します。

自分が行動して感じた事。それは、あなたの私の「圧倒的なリアル」です。それ以上に強いものはありません。自分が感じた事そのものに不正解など無い。誰も意見できない領域であり「自分の」事実と解釈です。

もし他者から「違うのでは?」と思われたとしても、自分が経験して感じた事の是正は自分が主導権を握る。堂々と発言するべきだと思います。


3. 行動量と思考量を自信に変換

自信と実力。自信を持つには、実力が伴っているべき。そのような考えも分かります。無論あった方が良い。しかし、実力が充足するのはいつなのか。それを待っていては、いつまでも自信を持てません。

私は実力よりも、行動量と思考量を意識します。「これだけやってきたから大丈夫だ」という考えに及ぶ行動を推奨したい。多くの時間を対象に分配してきた事実。これを自信に変換します。

思考量(どれだけ考えたのか)が成果に直結します。思考量を積み上げるには、書く事が適しています。書く事で頭の中が整理されると、自信に繋がります。


4. 優しさを自信で包む

優しい人は自信を持ちづらい印象です。謙虚さが邪魔してしまうのでしょうか。しかし、優しさは大切です。優しさは個性であり強さです。

優しさの中には自信が隠れています。「自信が無いです」と言う人も、実は自信を持っている。不思議です。誰しもが心の奥に自信を持っていて、意図せず隠してしまっているのでしょう。

少しずつその自信を外側に出していきたい。それには場数が必要かもしれません。優しさと自信を逆転させる。自信を外側に放ちながら、優しさは内側に保ち続けたい。自信で包まれた優しさは魅力的です。


5. 手綱を何度握ったのか

手綱とは裁量権です。業務の大小問わず、遂行の責任者になった回数を重ねます。手綱を握るとは「意思を持つ」こと。意思を持つためには思考量が必要です。孤独と向き合います。

誰かに意見を聞きたい気持ちもあるでしょう。しかし、自分で出した答えを世の中に提示する経験が必要です。きっかけとなる経験は何でも良い。些細な事も自信を持つ第一歩となります。

自信さえ持てれば何でも良いのです。まずは一歩動いてみる。すると確実に周りが変わる。見る世界が変わる。そのときに現れる気付きを、灯火を、きっかけにします。


6. 失敗で自信を失わないために

行動したが上手くいかなかったとき。自信を失うかもしれません。それを恐れると挑戦が遠のきます。自信を失わないためには「複数の自分」を持つべきです。

複数の能力や、複数のコミュニティを持つ。ひとつ大きな軸となるものは必要かもしれません。それだけを極めるのも良いでしょう。極めながらも、新たな領域に手を伸ばしていくイメージです。

私はデザイナーですが、ディレクション・マネジメント・ライティングに手を伸ばしました。今後は、登壇や他社交流も増やしていきたい。異なる領域を単純に楽しみたい。noteもその1つです。


まとめ

私の考える「自信の持ち方」を書いてみました。自信を持つとは曖昧な言葉です。持つに至るまでの手法に正解はありません。ですが、誰もが手に入れたいもの。それが自信だと思います。

私は、自信がある部分・自信が無い部分、どちらもあります。当然です。自信がある事は伸ばしていく。自信が無い事は少しずつ挑戦していく。

自分らしさを大切にしながら、自分を信じて、自信を付けていきます。




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