CRM戦略に役立つノート

自社のCRM戦略立案に役立つ(かもしれない)ノートです。過去立案したCRM戦略を幅広い…

CRM戦略に役立つノート

自社のCRM戦略立案に役立つ(かもしれない)ノートです。過去立案したCRM戦略を幅広い業種業態で使えるように抽象化してお伝えします。事業会社で自社のCRMを担当する人、代理店所属で企業のCRMサポートをする人の双方に読んで頂きたいです。筆者:平塚健

最近の記事

自己紹介 - はじめまして平塚健です。

はじめまして!CRM戦略立案に特化したマーケティング支援会社Metrica(メトリカ)代表の平塚健です。現在はBtoC企業のCRM戦略立案やデータ分析支援、BtoB企業向けにMAツール導入を行ってます。各クライアント企業様とはフルリモートで週1定例+Slackでやり取りさせて頂いております。お仕事のご相談はTwitterのDMにてご連絡ください。 https://twitter.com/wedcat 経歴2021年6月~現在 Metrica LLC 代表 【主なクライアント

    • フリーランス1年目の仕事探し

      こんにちは平塚健です。私は2021年5月末で7年間の会社員生活を終了し、2021年6月に合同会社Metricaという一人会社を創業いたしました。社員が私一人なのでいわゆるフリーランス・個人事業主と実態は同じです。事業内容は企業向けのCRMコンサルティングで、主にBtoC企業(ECなど)においていかにLTVを向上できるか?というテーマでSQLを用いた顧客分析や、メルマガやLINEの施策提案~実行支援を行っています。 独立すると税金や社会保険のこと、仕事場をどうするか、会社のH

      • 世界最大のスポーツ用品店Decathlon(デカトロン)が日本市場で成功する3つの理由

        今日は今大注目のフランス発のスポーツメーカー兼小売店(いわゆるSPA)のデカトロンを紹介します。普段は企業のデータ戦略についての記事を書いてますが、あまりにもデカトロンが好きすぎるため番外編です。  デカトロンは1976年、フランス北東部、ベルギーとの国境に近い街リールで創業した。五輪種目の一つである十種競技(=decathlon)にちなんだ社名の通り、スポーツや競技ごとにオリジナルブランドを次々と立ち上げ、製造販売するSPA(製造小売り)のビジネスモデルで成長してきた。

        • NIKE(ナイキ)が提案するリアル店舗の進化系とは?

          Q. NIKE(ナイキ)が提案するリアル店舗店舗の進化系とは? A. リアル店舗でありながら、検索や問い合わせ、購入はデジタル上で行うオンラインとオフラインの良いところを兼ね揃えた店舗。 本日は、NIKEが2018年11月NYにオープンさせた新型店舗を元に、今後のNIKEのデジタルデータの活用方法を考察していこうと思います。 1、デジタルとアナログの良さをミックスした購買体験ナイキがデジタルと融合した新店舗をニューヨークにオープン 語るよりもまずはこちらを御覧いただき

        自己紹介 - はじめまして平塚健です。

          Q.ケンタッキーフライドチキン(日本KFC)のCRM戦略の注力ポイントは?

          Q.ケンタッキーフライドチキン(日本KFC)のCRM戦略の注力ポイントは? A. アプリ会員を中心としたオウンドメディア会員の増加 本日は日本KFCがアプリ会員を軸にどのようにCRM戦略を描いているか考察したいと思います。 1、小売業界は売上の大半を占めるリアル店舗の購入データ取得が重要顧客の行動データはオンラインデータとオフラインデータがあり、オンラインデータとはECサイトの閲覧情報や購入データで、一方オフラインデータというのは実店舗での購入データです。KFCのよう

          Q.ケンタッキーフライドチキン(日本KFC)のCRM戦略の注力ポイントは?

          Q.セブンイレブンがアプリに注力する理由とは?

          Q. セブンイレブンがアプリに注力する理由とは? A. 個人情報に紐付いた形で購買データを獲得し、マーケティング活用すること。 昨年6月1日に日経新聞が出した下記の記事について、より詳しくセブンイレブンがこれからどんなことをしていきたいかを読み解きたいと思います。 セブン&アイ、2つのデータ戦略始動 アプリとビッグデータ共有 記事のポイントは、 1、利用者がスマホ画面上に表示されるバーコードをレジで提示すると、商品の購入実績が蓄積されていく。購入額に応じた特典を用

          Q.セブンイレブンがアプリに注力する理由とは?

          SQLって何?

          SQLとは一言で言うと、 「データベースを操作するためのプログラミング言語」 です。 ここで言うデータベースとはExceの行列のようなもので、何かしらのデータが入った箱とお考えください。例えば下のようなお客さんのデータの集まりをデータベースといいます。 データベースを操作するとは、その箱から自分が好きなようにデータを抽出したり、複数のデータベースを組み合わせて新しいデータベースを作ったり、データベースの中で特定の条件を満たすデータの個数を調べたりと、あらゆることを意味します

          このnoteで学べること

          はじめまして平塚健と申します。私はこれまでのキャリアでBtoC企業のCRM担当として、主に顧客データを用いたオウンドメディア(アプリ、LINE、メルマガ)上のOne to Oneコミュニケーションの企画から実行を担当してきました。 例えば、ECサイトで商品を買った数日後に、 「先日は○○店にお越しいただきありがとうございました。ご購入された商品はいかがでしたか?」 的なメッセージをメルマガなりアプリなりで受け取った方は多くいると思います。そのメッセージ開発が主な私の仕事です

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