#3 骨と神経の構造と役割

皆さんこんにちは、パーソナルトレーナーの古寺健吾です。

北海道札幌市で
フィットネスで人生を豊かに」をモットーに、多くの方の健康に寄り添うお仕事をさせて頂いております。

このnoteマガジンでは、主に「健康」や「身体」に関する内容の記事を毎週アップしていきます。


第3回目となる今回のテーマは

骨と神経の構造と役割

について。



▼骨格とは

「関節で結合した複数の骨および軟骨によって構成される構造のことを指す」
と定義づけられています。

人間などの高等動物は、単細胞動物のような軟部組織だけでは身体を支えられない為、骨格という組織を持つようになったとされています。

下の画像をご覧ください。
(※下記引用:https://www.pinterest.jp/pin/710231803712451912/)

図1

ザ・骨格です。

基本的にはヒトはこれがスタンダードな骨格であり、筋肉やその他組織、皮膚で覆われ人体が完成します。
細かな遺伝的要因はあれど、ベースとなる部分は共通しています。
※先天的な事象を除く

▼骨の構造

ヒトの骨格は、成人で通常206個の形の異なる骨から成り立っており、骨と骨は関節で連結され、靭帯で補強されています。

骨の形状は、細長い形や不規則なものなどさまざまであるが、主に長管骨・短骨・扁平骨・不規則(形)骨の4つに分類されます。
(※下記引用:https://www.wikiwand.com/ja/%E9%AA%A8)

画像2


骨は骨膜と骨質、骨髄からなります。

骨膜は表面を覆う白色の結合組織で、神経や血管、リンパ管が走っている。
骨質は皮質骨(緻密質)と海綿骨に分けられる。
皮質骨はカルシウムやリンを主成分とする硬い骨質で、骨膜のすぐ内側にある。
海綿骨はその内側にある多孔質のもろい組織で、骨髄腔をつくっている。
・骨髄腔の中は骨髄細胞で満たされており、ここで血液がつくられる。
(※下記引用:https://www.kango-roo.com/learning/3754/)

画像3


▼骨の機能

運動
骨格筋の付着部となり、関節を介して骨格筋の収縮を運動に変換する(四肢及び体幹の骨)

保護
脳や脊髄、内臓などの器官を外側から覆って保護する(頭蓋骨、肋骨)

支持
重力に対して姿勢を維持する為の組織となる(脊椎及び下肢の骨)

造血
骨の中の骨髄には造血幹細胞があり、赤血球は白血球などに分化する。
長管骨の骨髄では青年期以降は造血機能が失われ、主に胸骨、肋骨、脊椎などの扁平骨や短骨で行われる。

無機質の貯蔵
カルシウムやリンを蓄え、血中のカルシウムやリンが不足するとホルモンの作用によって血中に放出する。

▼骨の再構築

骨には「リモデリング」という仕組みがあります。

骨は、古い骨を分解吸収する破骨細胞と、破骨細胞が壊した部分に新しい骨をつくる骨芽細胞の働きにより、新陳代謝を繰り返しています。

骨折したときには、これらの骨吸収と骨形成の働きによって骨が修復され、リモデリング(再構築)されます。
(※下記引用:https://www.pha.nihon-u.ac.jp/research/about/activity/case-study40/)

画像4


▼神経の基礎

神経系は、中枢神経末梢神経に大きく分けられます。

全身にはりめぐらされた神経は、電気信号を媒介として体全体をコントロールし、ホルモンを分泌する内分泌器官と連携をとりながら、体内の恒常性を保っている。

中枢神経と末梢神経との間でやり取りされる情報は、「ニューロン」と呼ばれる神経細胞がすばやく伝達している。
(※下記引用:https://www.kango-roo.com/learning/3282/)

画像5

画像6

中枢神経

脳と脊髄からなる神経を中枢神経といい、全身の神経システムを統括指令しています。
たとえば、私たちが歩道を歩いているときに、前方からスピードを出した自転車が走ってくるのを見たら、ぶつからないように体を移動させる。
そのような判断と動作を瞬時に行うのは、中枢神経の働きによるものと言えます。

この場合、まず目の奥にある視神経が、スピードを出した自転車がこちらに向かっていることを認識して脳に伝達する。
脳はその情報を整理し、どう行動するかを判断して指令を出す。
その指令内容が運動神経系伝達された結果、体が動きます。

末梢神経

脳や脊髄から全身に伸びているすべての神経を末梢神経と呼び、体性神経自律神経で構成されています。

体性神経:感覚神経と運動神経がある
・体表でとらえた情報を脳に伝えたり、自分の意志で運動をコントロールしたりする神経
感覚(知覚)神経:冷たさや熱さ、痛み、皮膚のかゆみなどを伝える
運動神経:手足の筋肉を動かす

自律神経:交感神経と副交感神経がある
・心臓の拍動や胃腸の蠕動などを支配し、意志とは無関係に働く
交感神経(アクセル):活発な場面、不安、緊張時(ストレス)に働く
副交感神経(ブレーキ):リラックス、休息時に働く

体性神経と自律神経は、ともに中枢神経によって制御されている。




今回は骨と神経でしたが、次回はいよいよ”筋肉”について述べていきたいと思います。

来週もお楽しみに!


最後までお読みいただきありがとうございました。

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