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バウンド (映画069)

「バウンド」

「バウンド」は1997年に日本で公開されたラナ・ウォシャウスキー、リリー・ウォシャウスキー監督作品です。二人で監督、あまり無いケースで印象に残る監督、合わせて後のマトリックスシリーズで活躍しますが、本作はシリーズ直前の第一回監督作品になります。やはり、作家性が滲み出る魅力的な作品、サスペンスに位置付けられていて緊張感が一際目立つ作品でした。女性二人が出会ってマフィアの金を奪い逃走する物語、バイオレンスな場面も挟まれていて尚且つスタイリッシュなので見応えがありました。ジーナ・ガーションが一方を演じていますが男性的でカッコ良いです。例えるとジョーン・ジェットみたいでした。つまり、二人は恋人同士、絵になる二人です。本作に引っ張られて検めて振り返ると女性二人が主人公の映画は「モンスター」のシャーリーズ・セロンとクリスティナ・リッチー、「テルマ&ルイーズ」のスーザン・サランドンとジーナ・デイヴィス、両作の二人というか一方は連続殺人犯のアイリーン・ウォーノスがモデルらしいです。「バウンド」は「テルマ&ルイーズ」の世界観に近いです。

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