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Quespo創業←ボストンコンサルティンググループ(BCG)←アクセンチュア←カーネギーメロン大学←慶應高校&大学 | スタートアップを立ち上げ、試行錯誤する中での気付きや学びを書いています。ご意見やコメント大歓迎です!

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『現実空間のGoogleになる』 〜自己紹介とミッション・ビジョンについて〜

長らく会ってない人や私のことを知らない人も多いと思うので、改めて自己紹介とこれからどんなことをしようとしているのかお話したいと思います。 私についてコンサルタントから畑違いのtoC系ARスタートアップを起業 大学卒業後、BCGとアクセンチュアで10年ほどコンサルタントとして働いていたのですが一昨年に卒業し、今年11月にtoC系のARベンチャーを創業しました。 コンサルタントとして長年働いていたのに、全く関係のないtoC系のテック分野でスタートアップを始めるというのはかな

    • ずっとお腹が痛かったので癌の検査を色々やってみた

      この1か月間以上なぜかお腹の調子がずっと悪く、2つ病院にも行ったのですが治らず、薬も効かなくて元気のない状態が続いていました。 自分でも調べて見ると、お腹の調子が悪いのが長く続くのは大きな病気のサインの可能性もあるらしく、少し心配になってきました。 そんな折に、TVで元サッカー日本代表の細貝選手が、同じくらいの年齢の時に胃の調子がずっと悪いなと思って検査をしたところ、「膵ほう胞性腫瘍」という大きな病気が見つかって生死を彷徨ったという放送も見て、「自分ももしかすると・・・」

      • FigmaとPythonによる機械学習にそれぞれ入門してみた感想

        元々触った事はあったが、きちんと学んだことがなかったFigmaとPythonを使っての機械学習について、最近改めて入門的に学ぶ機会があった。 Figmaでモックアップを作成 Figmaに関しては、事業の仮説検証の次のステップとして、開発中のサービスのデモ動画を作ろうと考え、その中でFigmaを使ってUIや操作イメージをデザインすることにした。 色々と調べたところ、Udemyのこの講座が、全体を網羅しながらも長すぎず短すぎず、かつ何か作りながら実践的に学べそうでちょうど良か

        • Customer/Problem FitからProblem/Solution Fitへ

          前回、ターゲットユーザーにインタビューをさせて頂いていることを書きましたが、最終的に日本人・外国人それぞれ約10人ずつ・計20人の方に話を伺うことが出来ました。 そもそも、会社として「現実空間のGoogleになる」といったスローガンを掲げているように、場所や空間に紐付く情報へのアクセスをもっと簡単にしたいと考えており、その最初のユースケースとして観光領域での課題解決に取り組んでいます。 最近は”メタ観光”といった言葉もよく聞かれるようになり、場所や空間を様々な角度から重層

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          コンテキストによって同じ人でもニーズは変化する

          経営コンサル案件を受けてみた感想 前回の記事でも触れたように、たまたま面白そうで条件の良い案件があったので、会社を辞めてから初めて経営コンサルの仕事を請け負ってみました。 とあるコンサル会社のメンバーとしてサブコン的に仕事を請け負う形だったのですが、結果として総じて期待通りでよかったです。 それでも途中は、案の定というか、クライアントとの会議で追加の要望を受けたりしたせいで、当初の契約を大幅に超えて作業をお願いされそうになったりしました(笑) そういうときも、仲介会社

          コンテキストによって同じ人でもニーズは変化する

          職人技の世界に科学的なマーケティング手法を持ち込んだ女性誌No.1編集長

          前回年始にnoteを書いてから少し時間が経ってしまいました。 1月前半は、前回書いたように改めて事業の課題仮説から検証し直すことにし、エンドユーザーや顧客へのインタビューを主に行っていました。 ちなみにインタビューのアポを取るのにコールドコールもしたりしたのですが、やはり緊張するし営業電話と間違われて断られると結構堪えます(笑) なので出来ればメールで済ませようとしてたんですが、やはりメールだと返信率悪いので、電話の方が良いのは間違いないです。 「外に出てユーザーの声

          職人技の世界に科学的なマーケティング手法を持ち込んだ女性誌No.1編集長

          起業して2ヶ月のハイライトと今年前半の目標

          11月に起業してから2ヶ月のハイライト法人を設立した 11月1日に法人登記をしました。ちなみに会社のロゴはAIとクラウドソーシングで作りました。 法人登記をしてからも、年金事務所へ行ったり税務署へ行ったりなかなか面倒でした。 経理は未だによく分かってません笑 税理士にお願いするほど売上とかないし、最低限の事は自分で理解したいのでまずは自分でやろうと思ってます。 全然経理がちゃんと入力されてないのを見かねて、正月明けにfreeeさんが個別にいろいろ教えてくれることにな

          起業して2ヶ月のハイライトと今年前半の目標

          2週間でMVPを開発し鎌倉で50組をナンパした結果

          このnoteは、ジーズアカデミー Advent Calendar 2021の21日目の記事です。20日目のSago Takutoさんからバトンを受け取りました。 -- 11月に会社を起業してから、約1ヶ月半が経ちました。 この1ヶ月半では、会社設立に伴う諸々の事務手続き等の他に、主にリーンスタートアップと呼ばれるやり方で事業の仮説検証を行いました。 具体的には、タイトルのように2週間でMVP(Minimum Viable Product: 実用最小限の製品)を開発し、そ

          2週間でMVPを開発し鎌倉で50組をナンパした結果

          どのタイミングでどんな人にジョインしてもらうか?

          スタートアップを創業してまず最初に悩むのが人の採用やチーム作りだと思います。 どんな人にどのタイミングでジョインしてもらうかというのは、事業計画から逆算してある程度ロジカルに決まってくると思うのですが、難しいのはどういう形でリクルーティングするかという部分です。 採用は恋愛に似ている まだ名の知られていないスタートアップですので、まず先方に如何に興味を持ってもらうかを考えないといけません。 それと同時に、こちらも先方を見極める必要があります。 選ばれる側でもあり、選

          どのタイミングでどんな人にジョインしてもらうか?

          起業するにあたり個人開発サービスの失敗から決めている3つのこと

          先日11月1日に会社を設立しました。 事業の事はまた別の機会に書くとして、会社を作る前にやっていた個人開発サービスの失敗から、今回の起業で決めていることが3つあります。 1.リーンスタートアップの手法を徹底的に学んで実践する 2.信頼できる仲間と一緒にやる 3.日頃から情報発信する 1.リーンスタートアップの手法を徹底的に学んで実践する 今回会社を作る前に、個人でWEBアプリを開発していたのですが、そちらは1年近く着想から開発に時間をかけたものの、思ったほど上手くいか

          起業するにあたり個人開発サービスの失敗から決めている3つのこと

          元戦略コンサルがプログラミングを学び始めて1ヶ月の振り返り:後編

          前回の中編で宣言した通り、ブートキャンプフェーズの残りの1.5ヶ月について書きたいと思います。 (前編・中編はこちら↓) 6〜12週目: バックエンド(PHP)+チーム開発で3位ブートキャンプフェーズの後半の1.5ヶ月では、バックエンドとしてPHPの授業と課題に取り組んだ後、ブートキャンプフェーズ計2.5ヶ月の集大成として、チーム開発をおこないます。 チーム開発では1週間の開発期間の後に、JS選手権と同様にクラス内Demo Dayがあり、そこでクラスメイトの投票により順

          元戦略コンサルがプログラミングを学び始めて1ヶ月の振り返り:後編

          元戦略コンサルがプログラミングを学び始めて1ヶ月の振り返り:中編

          前編を書いてからだいぶ時間が経ってしまいました・・笑 課題が忙しいのを言い訳に、後回しにしていたらいつの間にか書くタイミングを失っていました…あるあるですね(苦笑) ただ前編しかないのは気持ち悪いですし、ありがたいことに今でも読んでもらえているようなので、重い腰を上げてわずかな記憶を頼りに続きを書こうと思います! 4〜5週目: Firebaseの課題+JS選手権で2位4週目にはFirebaseのRealtime Databaseを学び、ちょうど入学から1ヵ月後にあたる5週

          元戦略コンサルがプログラミングを学び始めて1ヶ月の振り返り:中編

          ハッキングを乗り越え誰でも1分で切り抜きを作れるサービスを公開するまでの失敗と学び

          先日、誰でも最短1分でYouTubeの切り抜きを作れるウェブサービスを公開しました。 私はプログラミングの勉強を始めて1年半の初学者ですが、個人開発でサービスを公開するまでに、数多くの失敗と苦労をしてきました。後ほど詳しく書きますが、以下のような経験をしました。 1. ハッキングを受けデータを盗まれる 2. α版をリリースするも作り直しを決意する 3. 巻き返しのため海外フリーランサーを雇うも無駄金となる 4. 公開前に本家が同じ機能を発表し諦めかける 5. β版をリリー

          ハッキングを乗り越え誰でも1分で切り抜きを作れるサービスを公開するまでの失敗と学び

          元戦略コンサルがプログラミングを学び始めて1ヶ月の振り返り:前編

          初めまして、ケンダイです。 現在34歳で、新卒から今までコンサルタントとして働いていました。(Accenture5年、Boston Consulting Group5年) 今年4月にBoston Consulting Groupを卒業してからはずっとニートをしていました。週3日でフットサルして、週1でジムに通い、どこの体育会だよみたいな生活してました(笑) ただいつまでも遊んでいるわけにはいかないので、本来の目的であったスタートアップを始めるため、10月からG's Ac

          元戦略コンサルがプログラミングを学び始めて1ヶ月の振り返り:前編