元戦略コンサルがプログラミングを学び始めて1ヶ月の振り返り:後編
前回の中編で宣言した通り、ブートキャンプフェーズの残りの1.5ヶ月について書きたいと思います。
(前編・中編はこちら↓)
6〜12週目: バックエンド(PHP)+チーム開発で3位
ブートキャンプフェーズの後半の1.5ヶ月では、バックエンドとしてPHPの授業と課題に取り組んだ後、ブートキャンプフェーズ計2.5ヶ月の集大成として、チーム開発をおこないます。
チーム開発では1週間の開発期間の後に、JS選手権と同様にクラス内Demo Dayがあり、そこでクラスメイトの投票により順位がつけられます。
私のチームは、4人でOculus Quest上で動くバーチャルペットをUnityを使って開発しました。
4人でUnity担当、Blender(3D CG製作)担当、バックエンド担当、フロントエンド担当を役割分担し、私はUnity担当を少し+バックエンド担当でした。(バーチャルペットは、Oculus Quest上だけでなく、Webアプリとも連携して動くように設計したのでフロントエンド・バックエンドの開発も必要でした)
私としては、JS選手権で1位だった人をチームに誘ったり、3D CG開発が得意なメンバーを入れるなど、ドリームチームを作り当然1位を取るつもりで臨んだのですが、結果は3位でした。
技術点は全チーム中1位だったのですが、「本物のペットで良い」という声が多く聞かれ、サービス点が低かったのが敗因です。
本当にニーズはないのか?
結果だけ見れば、「バーチャルペットに対するニーズがなかった」となりそうですが、果たしてそれは本当でしょうか?
改めて振り返ると、今回のチーム開発で評価をしたクラスメートの中にはニーズを感じる人がいなかっただけで、世界中の誰も必要としていないかどうかは分かりません。
少なくとも自分たちはバーチャルペットを可愛いと思ってましたし、「死なない」「世話が必要ない」など、リアルにはない良さもあるはずです。
(aiboやLOVOTのようなロボットペットが人気なのもその証左だと思います)
本当にニーズがないのか、それとも必要とするユーザを見つけられていないだけで、諦めず改良を重ねて探していけば見つけられるのかは、いまの段階ではわからないというのが正しい理解だと思います。
(もちろんユーザーを見つけても、それがビジネスとして成り立つボリュームなのかはまた別の問題としてあります)
"Why me?"が問われている
とどのつまり、躓いても諦めずに続けられる信念があるかどうかが問われているのであり、それこそがジーズが掲げる”Why me?”(なぜ自分がやるのか?)であると思います。
チーム開発なので今回の開発は終えましたが、将来自分でサービスを作るときは、「Why me?を常に問う」ということを忘れずにいたいと思います。
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