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【建コンの仕事紹介#8】道路技術者編

 若手の会に所属しているメンバーを紹介する本コーナー、第8弾は、道路技術者編です。


1. 自己紹介

入社:10年目 東京都出身
専門分野:道路(維持管理計画策定、道路土工、防災など)
建コンの魅力:打合せで全国各地に行けること

2. 建コンに出会うまで

研究の延長線上を目指す

 私は、大学時代に土木分野を学んでいたのではなく、環境分野を専攻していました。研究は、沙漠の自然回復に関係するもので、植物の生態や砂の移動をテーマにビニールハウスや風洞装置での実験、海外フィールドでの研究をしていました。
 その中で、私の指導教官が元建コン出身で、数十年建コンで従事した後に大学教授に就任したことから、私も研究に近いことを仕事にできればと考え、建コン業界を目指しました。

3. 建コンを知ってから

道路技術者を名乗る

 今の会社に入社するとそこは環境部門ではなく道路部門でした。植物相手の日々からコンクリートを相手にする訳で、配属当初は困惑しましたが、得られるデータを利用して傾向を分析、問題の解決策を検討する流れは大学時代と同じのため、思いのほか早く馴染むことが出来、今では道路技術者を名乗るようになりました。
 入社後は、道路舗装の劣化シミュレーションや道路・上下水・河川・公共施設まで含めた長期的な公共施設維持管理方針の検討、歩行空間のデータ整備仕様検討、積雪解析、3次元データを利用した道路管理など「道路」を主軸に関係する幅広い業務を経験しています。道路分野は、条件が厳密に規定された道路設計が王道のイメージがありますが、私は「やり方が決まっていないけど、何とか形にする」業務を主軸としています。

4. 建コンでの未来

今後の目標

 今後は、道路分野の実績を積むことも重要ですが、心の中には大学で学んでいた自然科学分野に携わりたいと常々考えています。世界では脱炭素社会の実現が求められ、道路分野でもグリーンインフラや生物多様性がキーワードになりつつあります。
 自然科学分野に携わった者として、将来は、自然環境との共生を実現する道路技術者を夢見ています。

5.さいごに

 建設コンサルタントと聞くと、専門分野を学んでないと仕事ができないと思われるかもしれません。確かに特定分野の最先端の技術者となるとそうかもしれませんが、最近は複数分野を横断する技術者や情報工学に強い人材も求められるなど、土木を学んでいたことが必須ではありません。
 問題に対して最適な回答を考えるのが好き、データを解析するのが好き、社会づくりに携わりたいという方、建コンを覗いてみてください、お待ちしてます!!

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