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スマホは私たちの最新"ドラッグ"【スマホ脳】

おはようございます。けんぼーいです!

4日連続更新を終えてから初めての投稿になります。

今日から”通常通り更新”していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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本日紹介する本は、アンデシュ・ハンセンさんの「スマホ脳」です。

どの本屋さんに行っても目立つところに陳列されていることに加え、”タイトルにインパクト”がありますよね。

どんな本なのかというと、現代の神器である”スマホ”が私たちの生活を”脅かしている”ことについて述べられていて、様々な証拠をもとに紹介しています。

これのさらにすごいことは、Appleの創業者である”スティーブ・ジョブズ””我が子にiPadを触らせなかった”らしいです。

おいジョブズさんちょっと待ってくれと。
我が子に触らせたくないものをぼくたちはめちゃめちゃ使っているぞ。
そんな危ないものなのか。スマホというものは。

スマホはもう”生活には欠かせないアイテム”になってしまいましたよ。

そんなこんなで、理由が知りたくて購入しました。

(完全に装丁にやられた、、)

それでは、今回も一部ではありますが、気になった箇所を紹介していこうと思います。

① スマホを触ってしまう原因は”ドーパミン”にある

ドーパミンはよく報酬物質だと呼ばれている。
お腹が空いているときにテーブルに食べ物が出てきたら、それを見ているだけでドーパミンの量が増える。
それと同じく、スマホもドーパミン量を増やす。

脳は新しい情報、新しい環境、新しい出来事といったニュースを欲しがります。

この”新しいこと”に反応して生成される物資がドーパミンです。

つまり、スマホの中には”たくさんの新しいことが入っている”という理由から、スマホ触ってしまいます。

例えば、
・LINEで相手から通知が来ていないかな
・Twitterで誰か投稿していないかな
・Instagramでいいお店を探そうかな

何か新しいことが更新されている”かも”という”期待”から、ドーパミンが発生し、スマホを触ってしまいます。

これは”仕組み”ということなので、触ってしまうのはしょうがないのかなと個人的には思います。

しかし、あとから紹介するスマホを触りすぎると起こる”弊害を知り””恐怖感”を植えつけて、抑制することが唯一の方法なのかもしれないです。

ジョブズさん、やってくれたな。(感謝の方が強いですが)

② マルチタスクはやめたほうがいい

私たちは一度にひとつのことにしか集中できない。
複数の作業を同時にこなしていると思っていても、実際にやっていることは、作業の間を行ったり来たりしているだけなのだ。

スマホが登場してから、”マルチタスクをする人”が増えたのではないかと思います。

例えば、
・スマホをいじり”ながら”テレビをみる
・スマホをいじり”ながら”話を聞く
・スマホで音楽を聞き”ながら”勉強する

スマホというデバイスが”有能すぎて”起きてしまうことだと思います。

しかし、これはやめたほうがいいというのが著者の主張です。

なぜなら、”集中力が低下”してしまうからです。

マルチタスクを頻繫にやる人は、”些末な情報をえり分けて無視するのが苦手”で、一つのことに集中できなくなるとのことです。

例えば、カフェで勉強しようとすると、周りの声が気になって集中できない人と、気にならない人がいます。

この差の一つの要因として”マルチタスク”があると思います。

マルチタスクを頻繫に行っている人は、2つの作業を同時に行なうことに”慣れている”ため、勉強し”ながら”「周りの声」も頭に入ってきてしまい、集中できないということです。

本書の中には”詳しい証拠”も載っていますので、間違っていないのかなと思います。

”ながら”をやめてみましょう。

ぼくもこの本を読んでから怖くなって、テレビを見ながらスマホをいじるのやめました。

実感は

まだわからないです。笑

③ ブルーライトは晴れ渡った空と同じ

眠りにつく前にスマホやタブレット端末を使うと、ブルーライトが脳を目覚めさせる。
ブルーライトはあなたの体内時計を2~3時間巻き戻すのだ。

そんなにブルーライトがすごいのかというのがわかる言葉になっています。

眠りにつく時間を身体に知らせる”メラトニン”というホルモンがあるのですが、分泌量は日中に少なく、夜になると多くなります。

”光を浴びすぎる”とメラトニン分泌にブレーキがかかり、”身体が昼間だと勘違い”してしまいます。

つまり、スマホを寝る前にいじると、”日光を浴びてから寝よう”としているのと同じということです。

さらに、②でも述べたように、SNSや、ゲームなどを寝る前にやった時には、”メラトニンとドーパミンのダブルパンチ”で、もう脳が目覚めてしまいます。

眠りにつく何時間前にスマホを触らないようにした方がいいのかわかりませんが、ぼくは”眠りにつく1時間前”にはスマホを触りません。

眠りにつく1時間前から本を30分くらい読んで、残りの30分をベットに寝っ転がりながら考え事をします。

これに関しては個人的にすごく効果があったと感じ、すぐに眠りにつくことができますし、寝起きがいいです。

感じやすさは人それぞれですが、様々な証拠をもとに書いてあるので、正しいのかなと思いました。

恐るべき、スマホ。

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今回はスマホの怖さについて書いてきましたが、どうだったでしょうか。

スマホはもう切り離すことはできないですし、これからも”共に過ごして行く”と思います。

なので、スマホに”使いこなされるの”ではなく、スマホを”使いこなせるよう”にしましょう。

これからも程よい距離感でよろしくお願いします。

スマホさん。

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2021年5月23日 けんぼーい


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