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”惚れて通えば千里も一里”【夢を力に 本田宗一郎】
おはようございます。けんぼーい図書館にご来館ありがとうございます。
最近、「炎炎ノ消防隊」という漫画を読み始めまして、絶賛ドハマりしているけんぼーいです。
ぼく実は漫画をほとんど読まず、「NARUTO」と「鬼滅の刃」しか読んでません。
これからは小説やエッセイ、ビジネス書に加えて、漫画も読んでいくよ~
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今回紹介する本は、「世界のホンダ」を一代で築いた日本のビジネスヒーロー”本田宗一郎”さんの「夢を力に」です。
誰もが知っている世界的自動車メーカー「HONDA」
ぼくはあまり車とか詳しくないですが、「HONDA」「TOYOTA」「SUZUKI」は日本が誇る自動車メーカーだと思います。
そんな日本が誇る自動車メーカー「HONDA」の創業者が”本田宗一郎”さんです。
どのようにしてこの本を見つけたかといいいますと、以前紹介した長谷部誠さんの著書「心を整える」に”おすすめの本”として書いてありました。
「すごい人が紹介する本はすごい」
これは間違いないと思い購入しました。
それでは本日も印象に残った言葉を3つ紹介していきます。
① ”惚れて通えば千里も一里”
”惚れて通えば千里も一里”という諺がある。
それくらい時間を超越し、自分の好きなものに打ち込めるようになったら、こんなに楽しい人生はないんじゃないかな。
これと逆の諺で
”千里の道も一歩から”というものがあります。
千里の道も一歩からとは、どんなに大きな事業でも、まず手近なところから着実に努力を重ねていけば成功するという教え。出典:故事ことわざ辞典
ぼく自身、最初にこの諺と出会ったため、”惚れて通えば千里も一里”と聞いて、何をおっしゃっているんだと思いました。
しかし、よく考えてみたら、徐々に言葉の意味がわかってきた気がします。
例えば、この前紹介したYouTuberコムドットさんは、寝る間を惜しんで、毎日投稿したり、撮影したりしています。
なんでこんなことができるのかというと、おそらく”YouTubeに惚れた”からでしょう。
YouTubeに惚れたからこそ、”どんな苦労も苦に感じず”毎日投稿しているのかなと思います。
時間を超越して取り組めるものがあると、”千里も一里”という言葉もしっくりきます。
しかし、ぼく自身、周りが見えなくなるまで何かに”没頭した経験が一回もない”です。
・飽き性
・集中がない
何か一つに没頭しようとがんばってみるが、”30分も経てば違うことを考えていることが多々あります。
没頭するにはどうすればいいんですかね。
いまのぼくの課題です。
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② なんでもできることは、なんでも知らないと同じ
なんでもできるってことは、なんでも知らんことに通じるんですよ。
理屈をいう半端人しか作れないのが、いまの教育の問題点ですね。
これは「器用貧乏」ていうやつですね。
なにか突出して良いものはないが、なにか突出して悪いものもなく、”平均的になんでもできてしまう人”っていると思います。
学校の成績でいうと、”オール3”みたいな感じです。
もし、一人でお金を稼いで、一人で生きていくなら「器用貧乏」でもいいのかなと思います。
なぜなら、あらゆる方面でやることがあり、バランスが大事だから。
しかし、ほとんどの人は”どこかの組織”に属して、チームで行動します。
その場合、一人一人でやるべきことが違うので、それぞれに”役割”があります。
なので、自分に”短所”があったとしても、他の人がそれを”補ってくれる”可能性が高いです。
例えば、営業はめちゃめちゃ得意だけど、パソコンで何かするのがめちゃめちゃ苦手だとしても、誰かがパソコンの作業を手伝ってくれます。
プログラミングはめちゃめちゃ得意だけど、自分の意見を発信するのがめちゃめちゃ苦手だとしても、周りの人が発信することを手伝ってくれます。
組織に属していれば助けてくれることが多いので、自分の”短所を無くしていくのではなく”、自分の”長所を突き詰めていく”のも一つの生き方だと感じました。
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③ 「いい子」より「悪い子」の方が期待できる
前世紀の考えから一歩も出られないオトナから「いい子」だなんて言われているようじゃ、そのオトナ以上に伸びやしない。
オトナに「悪い子」と言われるのを恐れていないで、若者らしく勇気をもっていろんな経験をし、視野をひろげておくことが大切だ。
オトナ、特に親から「いい子」と言われたい!と思ったこたはありませんでしたか?
お母さんに「いい子だね~」と言われた時には特別嬉しかった思い出があります。
だから、子どもたちは「いい子」だと思われるために、「いい子」の”模範的な行動”していきます。
しかし、それではただの”親2世の誕生”になります。
”親の価値観に沿った行動”しか取れなくなり、親以上になることはできないです。
とはいっても、ぼくは典型的な「いい子」だったので、「悪い子」になれ!とは大声では言えないです。
ただ、ぼくがこの歳になって言いたいことは、”オトナの考えがすべてではないし、すべて正しいわけでもない”ということ。
時代の流れは早く、”親世代の当たり前”が”今の当たり前”ではなくなってきています。
・大企業に勤めなさい
・女性は家周りのことをやる
などはもう古い考え方ですよね。
生き方にも多様性が出てきて、”正解の幅”も広がった気がします。
なので、何が自分の正解なのかを”自分でしっかり見極めてほしい”です。
「悪い子」と言われるのを恐れない。
とても力強い言葉です。
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みなさんいかがだったでしょうか。
熱中できるものを見つけて、突き詰めていくということが大事だと個人的にこの本から学びました。
時間を忘れるくらい、必死になれるものをこれから探していきたいと強く思いました。
みなさまには熱中できるものはありますか?
2021年6月6日 けんぼーい
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