母からの教え:なんでも楽しめ、そして笑え!!
母の教えから、なんでも楽しまなければあかん。掃除でも勉強でも仕事でも、とにかく笑えるように楽しくするんや、そしたらなんでも上手くいくという教えでした。
あほやなぁ
関西では、「アホやなぁ」という表現が存在します。
この意味は、愛情を込めて「あほやなぁ、そうちゃうやんか」という風に使います。
関西に来て、「あほやなぁ」と言われても、ほんとにアホとは思ってないので、他府県の方は、怒らないでくださいね。
トップのTwitter投稿を、「あほやなぁ」と思っていただければ、とても幸いです。
私は、SLE(全身性エリテマトーデス)という難病で、まだ、自宅療養中です。
このSLEという病気は難病で治ることはないので、悲観的になろうと思えばいくらでもなれます。
ステロイドを飲んで治療するのですが、このステロイドの副作用がすざましいのです。その一つに「骨粗しょう症」と「食欲増進」があります。
お年寄りのように、骨がカスカスになっていき、簡単に骨が折れてしまうようになります。
また、副作用の食欲増進で、3ヶ月15キロ太ることになり、肉割れまでできました。
そこで、カロリーが少なく、飽きずに噛んでられる「あたりめ」を食べるようにしたのです。
えっマジで!!
その時です、「グキっ」と前歯から何か折れた音がしました。
前歯の差し歯が、根っこから折れたのです。
触るとグラグラですぐに前歯が抜けてしまったのです。
すぐに歯医者に行きましたが、中の骨がステロイドによって空洞になっていて、脆くなっていたようです。
「マスクしてたらわからないから、大丈夫でしょう」とドクター
確かにそうですが。。。。
ステロイドの副作用
ステロイドの副作用には、手が震えるというものもあり、また、顔がまるまる膨れる「ムーンフェイス」という副作用もあります。これは、ステロイドが顔とお腹に脂肪を溜める作用によるものです。(ステロイドには、ありとあらゆる副作用があります)
こうなると、前歯は1本抜けてるは、手は震えてるは、目はムーンフェイスですわってるはで、これでワンカップ大関飲んで、オラァ〜などと訳分からんことを言っていたら、完全に新○界のおっさんです。
ステロイドの副作用は、私の自尊心も崩壊させようとしてきます。
しかし、私には、母の教えがありますので、負けません。
数日後、また事件です。
「あたりめ、やっぱり美味しいなぁ〜」
グキッ。。。。またもややってしもうた、反対側の前歯が根っこから折れた。
こうなれば、自虐的にTwitterでつぶいてやる!!
まぁまぁいいねをいただいきました。
というのがトップのtwitter投稿です。
母は偉大
難病で、治ることがなく仕事復帰しても、再発すればおそらくは会社を辞めなければならないし、将来を考えれば、普通はメンタルが滅入ります。
でも、歯が折れたぐらいでは、我が家では「にし○りの健ちゃん」と、家族でいつも笑いが起きています。
母の教えは偉大です。病人の心を明るく強いものに変えてくれるのです。
なんでも楽しむ、笑う、とても大切なことです。
あと、ステロイドを飲んでる方々、ムーンフェイスと言われたら、
「月に代わってお仕置きよ!!」とその場を笑かせてくださいね!!
もちろん、主題歌を歌いながら、コスプレまですれば、その「芸人魂」にあっぱれです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?