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寺田の「人生ってなんだ?」その8:ほとんどの人間が気づいていない恋愛の裏ワザ

どーも!寺田です

今回はエラそうに恋愛について語りたいと思います。かと言って僕は恋愛で成功ばかりしてきたわけじゃなく、無数の失敗も繰り返してきました。

しかし、精神分析学者のフロイトが失敗の天才であったように、人は何事も失敗や挫折から学ぶのであります。(!)

それではいってみよう!

忙しい人のために、まず結論から入りましょう。

ほとんどの人間が気づいていない恋愛の裏ワザとは何か。

それは、頑張らないことです。

たいがい、自分はなんか今、恋愛のために頑張り過ぎてるな〜と思ったら、その時点で自分のペースを崩している可能性があります。

つまり、頑張り=赤信号なのです。

よくよく考えてみてください。血眼になって恋愛マニュアルにがっついてる男性が、モテると思いますか?側から見てもそういう男性は余裕が無く見えるし、威圧感があって怖いだけです。

もちろん男性だけでなく、モテたいがために自分をやたらと安売りしてる女性もいますが、そういうタイプも所詮はポイポイと捨てられる運命です。男性からすると「その辺にいくらでも沸いてる便所女」くらいにしか思えないわけですから。当然「マジ」になってくれる男は少ないでしょう。

また、これは多くの人が忘れていることですが、本来、恋愛は絶対にやらなければならない強制イベントでは無く、それぞれ自由なペースで勝手気ままにやれば良い単なる〝娯楽〟なわけですから、楽しくなきゃやる価値が無いと思います。

恋愛は娯楽わざわざ頑張ってまでするようなものじゃない。

そして、もっと言えば、そもそも楽しくない恋愛なんてする必要は無いのです。

恋愛は、子供の人生などがかかっている結婚生活とはちがうのです。頑張っても頑張っても相手に自分のことを分かってもらえず、また認めてもらえず、毎日毎日ネガティヴな感情ばかり込み上げてくる恋愛。そんなものはちゃっちゃと終わらせて、もっと一緒に居て前向きになれる人と、前向きな人生を送りましょう。

現在の僕はもう、楽しくない恋愛はしてません。そりゃ、人間同士だから多少の意見のぶつかり合いはあるでしょう。でも、ネガティヴな感情が大きくなりそうな恋愛は、深みにハマる前に潔く切り上げてしまっています。

…とは言え、どんなに足掻いても恋愛で頑張ってしまう人もいると思います。むしろその方が多数派なんじゃないでしょうか。

そりゃ、世の中のみんながみんな、強い自分軸を持って自分のペースで生きることができるわけじゃありません。人間は多かれ少なかれ未熟ですから、たいがいペースを崩されたり、または他人のペースに飲み込まれたりするわけです。…そして破滅を迎える、と。

しかしそれでも良いと思うのです。中学生や高校生の恋愛を見ればわかるように、未熟な人間同士の恋愛に破滅はつきものです。そして、何度も何度も試行錯誤をしていくうちに、だんだん大人の恋愛ができるようになっていく。

しかし、ここで絶対に間違えないようにして欲しいのは、大人の恋愛=完璧な恋愛というわけではないということです。

僕が思う大人の恋愛とは、ある種の破綻を受け入れていく恋愛です。

恋愛をすると、自分のダメなところや、相手のダメなところ、そういうものがどんどん目についてきます。

僕も、特に中学生や高校生の頃はそれが許せませんでした。だから付き合った人と、無意味にお互いを傷つけ合ってしまいました。自分だけを見ていて欲しくて、不安のあまり随分とワガママになった時もありました。

でも、それじゃダメでした。結局、いっときは盛り上がっても、最終的にはお互いを傷つけあうような、(僕の言葉で言うところの)楽しくない恋愛になってしまいました。恋人と隣を歩いていても、なんだか突然心が不安になったりして、どんなに相手を抱きしめてもその不安は取り除けませんでした。今考えると、あの頃はすごく若かったなと思います。

ある人とある人は異なります。それぞれ孤独な個体です。その孤独な個体はどこまでも不完全です。完璧な人間などいません。そして、不完全なものは、完全なものに近づこうとします。(どうやらこれは宇宙の摂理なのかもしれません)

だから人は神様にすがったり、または国家などの大きなものにすがり、ポピュリズムが発生し、ヒトラーのような政治家をみんなで持ち上げたりします。それが悪いことかはさて置き、人にはそのような傾向があり、それといかに戦うかが人に課された課題だと思います。

美しさや頭の良さなど、自分の中に無いものを、相手に求める。それが「完全への欲望」です。

そして、完全への欲望は、努力次第でいくらでも制御できると僕は思っています。そうじゃなかったら、人類はとても弱い存在のまま終わってしまいます。

具体的にどのようにして制御するのかは、またの機会に考えていきましょう。

つづく







つづく










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