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神様に嫁さんを寝取られてシングルファーザーになった話 その7
こんちわ。
東京で映像クリエイターをしているKENと申します。
先にお断りしておきますが、このnoteは自分自身のメンタル上のリハビリを目的としています。
認知行動療法とかいうやつじゃないかと思います。
離婚と出家について、理解が追いつかないまま色々と無茶な要求をされてしまった。
なぜ離婚したいのか?
なぜ出家をしたいのか?
娘をどうやって養うのか?
仕事はどうやって続けるのか?
娘の成長にどのような影響があるのか?
様々な疑問を抱えてわけがわからなくなってしまった。
なんとか当時を思い出しながら問題点を整理したいと思う。
状況の整理と解決策の模索
(この記事を書いてる今でも)混乱して理解が追いついていないので、ひとつずつ状況を整理していく。
とりあえず離婚は不可避だと仮定して考えてみる。
そもそも出家は必要なのか?グルはそれをどう考えているのか?
僕のことが嫌いになったのか?なにか不満があるのか?
僕は当然娘を手放す事はしない。家事育児はなんとかなるにしても仕事はどうやって続けていくか?
仕事に出れないので収入が下がるのは確実。養育費はどのくらいあてになるのか?そもそも払ってもらえるのか?
就職するにしても自分のスキルが活かせる場所はほとんどが夜遅くなる
今住んでいる場所では助けてくれる人はいない。
どのタイミングで両親に打ち明けるか
友人関係はほぼ全員遠いところに住んでいる。
名字はなんで旧姓に戻さないの?
グルをマッサージしてあげたい
飼っている犬はどうする?
ここまで何度も彼女の言い分や問題点、状況を同じような内容で箇条書きにしているが、正直言って頭に入ってこない。
たぶんこれらを誰かに伝えられるように整理して言語化する、というのが認知行動療法のキモなんだろうとは思う。
何度も似た内容を上げててこの記事を読んでいる人はしつこいと感じているかもしれないけれど、申し訳ないが話を自分の中で進めるためにも何度も箇条書きを書かせてもらってます。
1.そもそも出家は必要なのか?グルはそれをどう考えているのか?
これはもう彼女は頑なに譲らない。
もう絶対に出家すると決めているようだ。
気になるのは彼女のグルがどう考えているのかだ。
後から知ったことだが、仏教の場合は出家に際して師匠が必ず出家したい相手の状況や環境が問題ないことを確認した上で審議にかけているそうだ。
(これは日蓮宗の場合)
まあヨガなので同じということはないだろうが、このグルは元々仏門の人?だったそうなので出家に関する知識はあるはずだと思う。
そのグルがどのように考えているのか?
自分の弟子?が家庭を崩壊させてまで教えを請いに来ることはどう思っているのか。
このことについてグルと僕は直接メールでやりとりをした。
結果としては「出家を拒むことはできない」だ。
この経緯は次回の記事にまとめようと思う。
2.僕のことが嫌いになったのか?なにか不満があるのか?
彼女に僕の事をもう愛していないのか?と聞いた。
彼女はしばらく無言になって
「KENさんはとても素晴らしい人だと思っている」
とだけ言った。
でも表情から察するにもはや愛情は無いのだなと思った。
娘のことはもちろん愛しているのだと思うけれど、やむを得ず手放す。ということらしい。
もちろん連れて行きたいのだけど、僕が認めないのでそれはできない。
苦渋の決断として娘は僕に「託す」という事らしい。
他にももう一緒にはいられない理由はあるらしいが、教えてはもらえなかった。これはおそらく性的な話も含まれるんだろうなと想像している。
この辺りはあまりハッキリしていない。
分かっていることは、例え出家が叶わないとしても離婚はしたい、という事だ。
3.家事育児はともかく仕事はどうやって続けていくか?
基本的に家事や育児は専業主婦である妻に任せていた。
もちろん僕は仕事以外に何もしないわけではなく、洗い物やお風呂掃除、その他諸々やれることはやっていた。
離婚の話がでる前、ある日妻が僕にこう言った。
「ワンオペにさせないで」
僕は確かに家事や育児を(全部でないにせよ)任せていたけど、
それはワンオペとは言わないんじゃないの?
ワンオペってのは家事も育児も仕事もすべて一人でやっている状態の事だと思うのだが。
別に家事育児もやるけど、その分妻は働いてくれるのか?
というとそういうわけではない。
今どき夫婦共働きは普通だし、そういう状況ならもっと家事も育児も参加するけど、そうじゃない。
この辺の感覚がよくわからなかった。
家事や育児のレベルが妻と僕ではズレがあったんだと思う。
彼女の考える家事育児は、僕の考える十分な家事育児と比べて、きめ細かくレベルの高いものだったと思う。
これは細かいところでいうと掃除の頻度や手間のかけ方などがそれに当たると思う。要は彼女の基準に僕が達していないところがあったんだと思う。
話がそれたが、離婚によって
僕の方が本当の「ワンオペ」になるわけだ。
といっても、日常的な家事育児はなんの問題もなくこなせる。
というかハイクオリティにこだわらなければ家事なんて楽勝だと思う。
現に今でも問題は感じてない。
問題は仕事だ。
なるべくリモートワークで仕事を受けたいが、どうしても数が減るしコロナが収束するとリモートの必要性が無くなり、ますます仕事の数は減るだろう。
僕の仕事は映像編集なのだがどうしても夜遅くなるし、徹夜になったり泊りがけで数日帰れないパターンも多い。
まだ5歳の娘を家に一人で置いておくことは絶対に無理だ。
なんとか方法を考えて自宅でも作業ができる環境を作らなければならない。
4.養育費はどのくらいあてになるのか?
親権がこちらになる以上、妻には養育費を払ってもらわなければならない。
だが、彼女は修行をしにいくのだ。
僕が彼女の生活を保障する義理は無いので、彼女は自分の生活を維持しなければならない。
ヨガ団体の援助、というか助け合いはあるかもしれないが、一時的な話ではない。
彼女としてはいくつか考えていて
・現地のスポーツジムに就職してヨガを教える
・マッサージの仕事をする(ちなみに経験や資格はない)
・ヨガ団体のメンバーに雇ってもらう
あたりで考えていた。
といっても、生活の基本がヨガ修行なのでそんなに都合の良い仕事は見つからない。
当初、彼女は養育費を残った貯金から毎月支払うつもりだった。
その額 月2,000円
にせんえん…?
最初は冗談かと思った。
この養育費の話は長くなるので別で記事にまとようと思う。
ともかく、彼女には養育費の支払い能力はない。つまりこちらの生活のアテにはならない。ということだ。
5.就職するにしても・・・
自分の仕事はフリーランスの映像クリエイターで、主にTVCMなど広告映像の編集をしている。
職業名としては「エディター」と呼ばれる。
テレビ番組の業界だとオペレーターとか呼ばれているかもしれない。
さっきも書いた通り、映像業界は基本的にブラックで朝からテッペン(深夜0時)を超えることもザラだし、徹夜になったり泊りがけになることがとても多い。
これはフリーランスだろうが会社員のスタジオエディターでも変わらない。
(だから自分で仕事のスケジュールを調整でき、高い単価のギャランティ交渉ができるフリーランスになったのだけど)
そのため、就職したとしてもこれまでと同じ映像業界のままでは結局娘の面倒を見ることはできないだろう。
かといって、20年以上積み上げたキャリアを捨てて関係のない業界に行くのか?
正直考えられない。第一収入が大幅に減るだろう。
こうなればもう自分から事業を立ち上げるしかないな、と考えるようになった。
6.今住んでいる場所では助けてくれる人はいない
せめて仕事の時だけでも娘を見てくれる人がいれば・・・
と思うが、引っ越したばかりの僕には友人もいなければ親戚もいない。
公的サービスで色々な援助を受けることはできるが・・・
これも後で詳しく記事にするつもりだけど、結論からいってあまり条件に合わない。
あとは都内に住む妻の実家のお世話になる方法もある。
あるけれど…
正直気が進まない。
普通、別れた奥さんの実家の世話になるか?
彼女が実家に現れたらどうする?
でも娘は母方の祖母にとても懐いているんだよなぁ
7.どのタイミングで両親に打ち明けるか
この問題もかなり頭を悩ませた。
離婚の話が出たのが10月の末で、まだ妻を説得中だった。
11月には仕事が結構多く入っており、なかなかそのことを考えている余裕もなかった。
ギリギリまで説得を試み、離婚が不可避になった時点で打ち明ける予定だった。
しかし、ちょうどその頃、沖縄に住む僕の母は脊柱菅狭窄症で手術を控えていた。
11月末頃に離婚が不可避と僕も諦めたが、この当時はコロナの影響で母親の手術は延期となっていた。
離婚は確定的な状態だったが、母の状態を鑑みて打ち明ける事にした。
離婚を知ると母は絶対にショックを受ける。
それも手術で体が弱っている状態ではまずい。
仕方なく兄だけには状況を説明し、内緒にしておくようにお願いしておいた。
その後、結局12月の暮れに打ち明けることになるのだが、実家でも大変な事態が起きており、後々僕と家族を苦しめることになった。
これもまとめて記事にしたいと思う。
8.友人関係はほぼ全員遠いところに住んでいる。
学生時代からの友人は秋田や福岡など遠いところに住んでいる。
辛い時、Zoom飲み会を開いてくれて色々話も聞いてもらえて助かった。
といっても、現実的に彼らがなにかをできるかっていうと当然それは無い。
もしも近くに住んでいるなら一時的に娘を預けたりしてたかもしれないけど、それはそれで迷惑かけそうだからあまり頼ることはなかったと思う。
こういう相談事は色々な人にしてまわった。
ここで自分はいろんな反応をみることになったのだけど、それについて思う所もあったので、これも別記事で書くかもしれない。
9.名字は戻さないの?
彼女はどういうわけか離婚しても名字を旧姓に戻さないらしい。
たしかに彼女にその権利はあるのだけど、僕ははっきりいって面白く無い。
自分のエゴのために全てを押し付けて、さらに自分の欲しいものは持っていく。
本人としては娘の為に母親が同じ名字であるということが重要らしい。
母親の役目をこなさない人が都合の良いところだけ肩書きを名乗るのか?
10.グルをマッサージしてあげたい
現地での就職と関係があるのかわからないが持ち運べる簡易マッサージベッドを購入したいと言っていた。
話を聞いてみると半身不随のグルをマッサージをしてあげたいそうだ。
ヨガメンバーには整体師もいるから本格的なのはそちらに任せるとして、自分は毎晩?グルのお世話の一環でマッサージしてあげたいと言っている。
で、ロミロミ(ハワイのマッサージ)やスウェディッシュマッサージ?ができるという彼女の人に教えてもらうことになった。
僕は練習用のボディ役だ。
僕はパンツ一丁になり、オイルなどを使ったマッサージを二度ほどレクチャーしてもらい、撮影もしておいた。
マッサージは気持ちいいけれど、彼女はこんな事を毎晩グルにしてあげたいと思っているのだろうか。
グルの服を脱がせ、今僕にやっているようにくまなく・・・
と、僕は半裸の状態でモヤモヤと嫌な想像をしてしまった。
ちなみにそのマッサージベッドは僕が購入してあげました。楽天で。
11.飼っている犬はどうする?
ところで我が家にはペットの犬がいる。
当時は13歳を過ぎた老犬でチワックスというチワワとダックスのミックス犬だ。
この子は元々妻が結婚する前から飼っていた犬で、飼い主は妻ということになる。
僕は特別動物に愛着は無いし興味もないけど嫌いでもないので普通に可愛がっていた。
娘はもちろん僕が面倒を見るけど、ペットの犬はどうするのか?
彼女は結局出家先には連れて行く事をせずに、実家の母親に押し付けることにした。
かつては動物保護のボランティアや熱心に動物愛護を勉強し訴えていた彼女が結局ペットまで捨てる(手放す)ことを選んだ。
辛い時、寂しい時、僕と出会う前の彼女はこの子にいっぱい救われていたはずだ。
それなのにそれすらも捨て去っていく。
カルトというのものはつくづく罪深いと思う。
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結局問題は山積みだけど、どう考えても彼女が悪い
いま、「カルト」という単語を出したけど、これについては補足が必要だと思う。
「カルト」の定義は少数の規模でカリスマ性のある人物を熱狂的に信じている団体を指す。らしい。
そして熱狂的であるがゆえに信じる教義がある上で、それ以外の教義に反することを否定する。例えば「体に異物を入れてはならない」という教義があれば怪我した時の輸血は否定してしまうし、身近な例で言えば肉屋を襲撃するような過激な行動をとる菜食主義やヴィーガンだってそれに当たると思う。
彼女の所属する教団?というか団体ではそのような教義は無いはずで、出家を強要しているわけではない。
なので、僕は団体自体がカルトだとは思っていない。(オカルトだとは思うけど)
しかし、修行のためとして邪魔なものはすべて捨て去るという彼女の行動そのものはカルトだと言っていいと思う。
クソ真面目に「執着を手放す」という意志に凝り固まった結果、身近な家族や社会的責任も放棄してしまう。
とても極端で危険な考え方だと思うし、出家する前に家族や親戚など周りの人達に説明も理解を求める行動もとらなかった。
批判されるのがわかっているから彼女はそれを嫌がったのだ。
だがそれは筋を通したやり方ではない。
やるならきっちりお別れをするべきだったと思う。
出家は禊にはならいのだ。
最初に挙げた「グルはどう考えているのか」
これに関してそのグルと直接メッセージのやりとりで問い正した。
次回はその話を書きます。
グルは本当に出家を認める気があるのか?
自分にとっては彼女の離婚を思いとどまらせる最後の砦だったと思う。
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