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42歳からの婚活・一回り以上年の離れた彼女を好きになる

前回からのつづきです。

清水さんによる合コンも今回で
最後となります。

本来であれば、結婚相談所に登録している
女性たちとの合コンになるところなのですが
ここで問題が発生。

前回の合コンで連絡交換をした男性が
しつこく連絡をして女性から苦情がきて
結婚相談所の女性たちとの合コンが
無くなったことを清水さんから
告げられます。

そこで、1回目の合コンに参加した
アパレル関連に勤める彼女の友達を
急遽集めて行われることになります。

場所は「セルリアンタワー東急」の
イタリアンの店でした。

女性たちは20代後半から30半ばと
年齢層もバラバラでした。

私の隣に座ったのが、身長もスラっとして
目鼻立ちがハッキリとした女優の北川景子に
似た美人タイプ。

合コンに来た女性陣の中でも
ひと際目立っていました。

まずは当たり障りのない話から始まって
彼女が栃木県宇都宮市の出身であることが
わかります。

ちょうど、うちの会社が宇都宮で
パン屋を経営していることを話したら
偶然にも彼女が知っていました。

何度かうちのお店で
パンを買ったことがあるようで
「メロンパンが人気あるんですよね」
と利用したことがなければわからない話を
振ってきたので話が盛り上がりました。

やはり、共通の話題があると話がしやすい。

彼女も自分に打ち解けたのか何かにつけて
ボディタッチをしてきます。

そうすると
「もしかして、俺に気があるのかな」
と勘違いをしてしまいがち。

悲しいかな、男は若くてキレイな女性には
滅法弱い。

でも、彼女は自分より一回り近くも
年が離れていることもあって
恋愛の対象としては考えていなかった。

これが功を奏して、気負うこともなく
終始時間を忘れるぐらい会話が
弾みました。

彼女の方から
「LINEの交換をしませんか」
と言われ、交換はしたけど
社交辞令で言っていると思い
自分からメッセージはしませんでした。

どうせ既読スルーされるのがオチなので
余計な神経を使って気を揉むことは
したくなかったからです。

しかし、そんな自分の考えとは裏腹に
思わぬ方向へと展開していきます。

なんと、彼女の方から
「先日の食事会はとても楽しかったです。
またみんなと会いたいですね」
とメッセージがきました。

「これって遠回しに誘っているのかな」

さすがに恋愛弱者の私にもわかります。

全く考えもしていなかったことなので
想定外の出来事に驚きます。

急に彼女のことを意識しだします。

恋に落ちました。

ここで即レスするとがっついていると思われ
足許を見られてしまうので少し間をおき
「今度軽くお茶でもどうですか?」
とメッセージをしました。

すると「嬉しいです。楽しみにしています」
と返信がきます。

その後、彼女の都合がつく日程を聞いて
会うことになります。

             (つづく)

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