リーダーはこれまでのやり方にとらわれず、徹底してお客さま視点に立つこと
6月11日(火)に『リーダーは日本史に学べ』(ダイヤモンド社)を出版いたしますが、出版までに本書で取り上げている歴史上の人物について、なぜ取り上げたのかを簡単にご紹介しています。
第13回目は、三井高利(1622年~1694年)です。一般的な知名度は高くないかもしれませんが、「三井財閥(グループ)となんか関係があるのかな」と思う人は多いでしょう。その通りで、三井財閥に発展する三井越後屋(現在の三越伊勢丹)を創業した人です。
私が本書で三井高利を取り上げた理由は、三井越後屋の繁盛につながった工夫を通して、これまでのやり方などにとらわれず、徹底してターゲットとするお客さまの視点になり、お客さまに喜ばれる工夫をすることの大切さを伝えたかったからです。
現代に生きていても、特に長いこと同じ事業を営めば営むほど、無意識のうちにこれまでのやり方を是として考えてしまいます。しかし、お客さまの状況、行動や、そのなかで感じられることを素直に受け止めるならば、これまでのやり方を見直し、お客さまに喜んで頂く工夫をすることが必要となるのです。
本書では、三井高利が越後屋を繁盛させた取組みなどを紹介しながら、上記のことについて考えてみました。詳細については、本書の「お客さんに喜んでもらえることを考える 三井高利」をぜひお読みください。
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