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リーダーは利益の一部を将来に向けた新規事業に活用すること

6月11日(火)に『リーダーは日本史に学べ』(ダイヤモンド社)を出版いたしますが、出版までに本書で取り上げている歴史上の人物について、なぜ取り上げたのかを簡単にご紹介しています。
 
第14回目は、毛利重就(しげなり、1725年~1789年)です。江戸時代中期の長州藩(山口)のお殿様ですが、本書で取り上げる人物のなかでも一番知名度が低いかもしれません。しかし、私は屈指の名君の一人であり、重就がいなければ、幕末の長州藩の活躍はなかったと考えています。
 
私が本書で毛利重就を取り上げた理由は、毛利重就の新規収入を活用した新規事業を通して、現在に通じる利益の活用方法について伝えたかったからです。
 
現代に生きていても、利益の活用方法が明確でないことが多く、その結果、内部留保という形で社内に積み上がっていくことがあります。もちろん、不測の事態への準備や、社員さんの待遇改善のためには社内に積み上げることも重要です。ただし、利益の一部は将来に向けた新規事業にも活用しなければ、環境変化に対応できず、衰退する恐れがあります。
 
本書では、毛利重就が始めた長州藩の新規事業を紹介しながら、上記のことについて考えてみました。詳細については、本書の「利益を現在の事業でなく、新規事業に使ってみてはどうか 毛利重就」をぜひお読みください。

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毛利重就

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