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頭皮シャンプーで心も洗いざらし

日曜日、美容室で頭皮シャンプーをしてもらいました。

皆さんはシャンプーはお好きですか?
私は大好きです。
至福のときです。

幼い頃から髪を触ってもらうのが好きだし、ついでに足をこちょこちょされるのもめっちゃ好きなのだけど、変態なのはそれくらいで、しかも大人になってからは『こちょこちょをやってくれ」とは言ったことありません。

今、それを言ったら多分、おかねをトラれるんじゃないかなって思います。



美しくなる場所

シャンプーは気持ちの良いものです。
居心地の良いところで、上手な人にしてもらえると、とっても満たされます。
❛頭皮ジャンプー❛となると、それはそれはゆったりした気分になります。
寝てしまってもOKです。
こういった時間が、楽しみになるだけで、私はフワッと和らいだ気持ちになります。

心の中まで洗われたように、なんて言うと大げさかしら。
なぜなら、目を閉じて、そのシャンプーしてくださる方の細い指が、私の丸い頭を撫でるときの、力の入れ具合やスローなテンポに、あぁ、優しいなぁと、感激しちゃうからです(笑)

あらためて、頭って丸いんだなと、思うのです。
しかも、生え際やてっぺん、耳後ろを洗ってくださる時なんか、はっきり言って、神です。頭を、ゴシュゴシュゴシュと、この時点で眠ってしまいそうです。
家に欲しいですよね。


目を閉じて



その指先は細く、ゆっくりゆっくり泡で包みながら髪を洗います。

お母さんに洗ってもらっていたころ、うつむいてじゃ~っと、お湯をかけられ鼻に入りました、、、なんていうのとは、わけが違います。
さすが風呂です。←プロです。
ジャンブーハットなど問題外、おでこに型がつくのは嫌でしたよね。
弟と入ってケンカして血が出たこともあったな。
子どもたちをお風呂に入れていた時代には、シャワーがあったから、おもちゃで遊んでる間にワシャワシャ洗いました。
家族中でシャンプーしたり、髪を乾かすCMにつられて、シャンプー・リンスを買ったな、と思い出します。
美容室のシャンプーの匂いは、なぜあんなに残り香まで、うっとりするんだろう。
技術だって、昔とはどんどん変わっていますよね。
肩をポコンパコン!!と叩かれたとき、大人になった気がしたんですよね。
息子が散髪屋さんで、後ろからムースをいきなり吹きかけられて、驚いて逃げそうになっていたのも大人になったときだったんろうな。小学何年生くらいだったんだろう。

懐かしい思いがします。

形づくる

頭を持ち上げて、後頭部を洗います。

思い出にふけっていると、ムンと、頭を起こされます。
重くないかしら?ちょっと首に力を入れてあげよう。軽いですよ、と言われるのも恥かしいけど、素直に持ってもらえばいいのかな、毎回よぎる重いです。←思い。

首から上って、きっと重いんですよ。毎日、私達の首は大変だな。
たまには緩めてあげたいな。ご苦労さま。
ちなみに首は回しすぎるのは良くないらしいです。

こうして、細い指先は、ワタシのアタマを、ゴシュゴシュ、ザブザブと洗うことで、まるーい形を再現しています。
今、ここに、ワタシのアタマがあることを、その指先はきっと感じています。

そこに優しいな、とか昔はこうだったとか、勝手に私が、反応するのですよね。
相手は知らないでしょー。

実際、洗ってくれている方は、ぜんぜん別のことを考えていると思いませんか?
彼女と将来どうしようとか、ね。

私など仕事中は、もうすぐお昼ごはんだ、とか、あの時こう言えばよかったな、とか、終了間際には気もそぞろです。
もちろん技術者さんはプロだから、私は満足していますよ!!(笑)

こんなことでヘラヘラ笑っているのもまぁ一瞬のことで、ほとんど寝ていますが。


皆さんの反応もどんなだか気になっちゃいます。

形の不思議

 ここで、丸いものといえば、なんでしょう。
↑頭、と答えが返ってくるでしょうか?

では丸いもの、の”マル”って何なんでしょうか。
ノーマル?
アブノーマル?   ちゃうわ。

私の認識している丸いものは、角のない囲まれたもの、です。

この世は、丸と四角と三角で、ほとんど絵がかける、らしいです。
その組み合わせで、いちばん笑顔になれる絵というと

△    △

(外に大きな丸があると思ってね)
ふふふ😳



うちとそと


囲まれているのは内側、そしてその外側にあるものというと極端に広いですよね。
内側を自分、頭の中だとしたら、外側は世界や未来、反応すべてを意味し、まさに宇宙なのですよね。

どんな未来も、どれほど人間関係が複雑になろうとも、それは、宇宙で起こりうる反応の一つです。

起こり得ないことは起こらない。
宇宙から見たら想定内、うち(ゅう)側です。
頭の中だけのことかい。
なーーんや、ちっぽけ。

屁理屈な私の創作するものは、どんなにめちゃくちゃでも、ちっともおかしくありません。正しくあろうと、間違いであろうと、誰も、宇宙で起こることを、ジャッジできませんよね。

自由で、変幻自在、のびのびやっていきましょう。


自分還り


囲んでいるもの、形づくるものは、絵に描けば線と言えます。
体で言えば、皮膚や粘膜です。

私達って毎日自分を発表し続けています。
私の髪は、毎日伸びて、冬になるとかかとは乾燥します。
肌も荒れたり、痒くなったりします。
風邪を引いて食欲をなくしたり、運動が減って便秘になったり。やる気までなくしたり。
こうなると病気というレッテルがはられたことになりますね。

見えるものや触れるもの、食べるもの、そしてその印象は、過去の記憶からくる、感情に左右されます。

外の宇宙、中の宇宙とをつなぐ膜や線が穏やかで、にっこりしていてくれたら、私は幸せでいられるんじゃないかな。

好きなことをしているとき、肌は、潤いを取り戻し、美味しいものを美味しいと感じて、次は何をしよう、と意欲的になります。

言葉も、切り取らた”形“を持っています。

恐ろしく、真面目で責任ある言葉は、咳き込んで吐き出したもので、いつも正しさに立ち向かっているんだと、思います。

優しく、喜びにあふれた絵は、お腹が空いてぐぅっ!となっている音かもしれません。

自分の過不足を、出したくて出したくて仕方のないのがクリエイターですね。
自然に出てくるんだろうな。


頭皮シャンプー、好き嫌いは人それぞれ、寝転ぶのが苦手、タオルが嫌、そんな方もいらっしゃるようですね。

へえ~と思う私です。

とりあえず、また行きたいなぁ、と、ちょっと自分でも丁寧にマッサージするのでした。




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