マガジン

  • 学ぶべきこと議論百出

    • 67本

    何を学ぶべきか? 様々な方がいろいろな議論提言をされています。

  • 学生・生徒・児童による教育議論百出

    • 5本

    教育を受けている学生、生徒、児童は教育に対して何を期待して、何を不満に思っているのか?

  • 社会・親による教育議論百出

    • 42本

    親や、社会など教育に対する期待に対する提言、議論が述べられています。

  • 教育者による教育議論百出

    • 51本

    実際に教育に携わる方が様々な教育に関する意見を述べられています。そのご意見を集めてみました。

  • 赤磐の教育を考える会

    • 24本

最近の記事

メモパッドカバー

Rhdiaのメモパッドカバー作成。一つはスタバの紙袋から、もう一つは美術展の紹介新聞記事から。

      • 虫眼とアニ眼

        養老孟司氏と宮崎駿氏の対談集。 先日読んだ「ポスト資本主義」でこんな町を作りたいと紹介された本である。 中身そのものは対談集なので、町の話はあまり出てこないが、巻頭の口絵に宮崎さんが書いた理想の町が描かれている。 いや、おしゃれなんだ。 そしてしっかり我々が人である暮らしができるような町なんだ。 少し不便、不便を楽しめる町。 これから発展していく技術を使えば、不便じゃなくすることもできるだろうな。 地元に職場がある人が50%はほしいな。リモートで仕事をする人30

        • 家事労働のサポートという福祉について

          ポスト資本主義の中の一つの主張として、新たなセーフティーネットの整備が提案されている。 これまでのセーフティーネットは、事象として起こってしまったことに対するセーフティーネットである。例えば、生活保護は、生活保護が必要になってから支援が行われる。社会保険も、退職した後および病気になって以降を対象としている。雇用のセーフティーネットは失業して初めてセーフティーネットとして機能する。 新たなセーフティーネットは現在の社会のシステムの根幹にさかのぼったものである必要があるのでは

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        記事

          民主主義は終わるのか―瀬戸際に立つ日本 山口次郎著

          最近読書はもっぱら娯楽目的なので、硬い内容の本は読まないのだが、ここ数か月は少し政治的な内容の本を読んでいる。きっかけは何だったかと思いだそうとするが、かなりあいまいではあるが、このネットの記事に驚いたことだったと思う。 盲目的と、自らも思ってしまうところはあるのだが、民主主義国家で育ってきたものとして、ショックを覚え、そして、なぜこんなことが起きているのか? 興味の対象は現政権批判でもなければ、民主主義の退潮への嘆きでもなく、そもそも民主主義とは?という漠然とした興味に

          民主主義は終わるのか―瀬戸際に立つ日本 山口次郎著

          海洋プラスチック汚染

          日本版JMoocの一つOpen Learning で現在開講されている講義です。 あまり深くは考えてこなかった問題だったのですが、想像していたより深刻な問題でした。 単に景観上の問題だけではなく、粒子毒性(そのものは無毒でもその形状や量が増えることによって障害が起きること)や、プラスチックが有害有機物を付着し誤食により海洋生物内にたまっていく問題などを指摘しています。 プラスチックの元は広く日常生活から出るプラスチックごみで、河川を通じて内陸部からも供給されています。日

          海洋プラスチック汚染

          キャッシュレスの足かせ。

          この一年うちでもキャッシュ比率は上がっているものの、50-60%程度か?結局現金が必要な状況は残っている。 #日経COMEMO #NIKKEI 日経のデータでは2017年当時のデータを引っ張り出してきて、ずいぶん低いという印象を出しているが、ニッセイのデータでは直近のキャッシュレス比率は29%に上がっている。2025年の目標40%にはまだ遠いものの、ある程度着実に目標に近づいているようにも思う。さらにキャッシュレス化を推進するための問題提起ではあると思うが。

          キャッシュレスの足かせ。

          エクセル再計算:高速化

          世の中、AIだのIOTだの言われて久しいが、実際のところ現場ではやはりWord やExcelが広く使われているのではないかと思う。特にExcelはごく小規模のデータベースとして使われることが多い。一つにはとっつきやすいということ。ほとんどの人は、実用業務では数千行のデータを使うこともほとんどなく、また、対外の会社や行政機関でもデフォルトになっているので、使い手が多いというのもポイントの一つであろう。特に会社上げてのシステムを構築するわけではなく、ある部署の特定の業務に特化した

          エクセル再計算:高速化

          赤磐市市議、市長の情報発信力

          私が住む赤磐市の市議の皆さんをはじめとする政治家の皆さんのネットにおける情報発信力はあまり高くありません。特に地方政治では、公共電波などでの情報発信はほとんど見込めず、この人はどんなことを考えて、どんなことをしたか?、どんな思想を持っているかを調べることが結構大変です。 そこで、どんなソースがあるのかをここでは紹介したいいと思います。 公のソースここに、公に公開されている議事や、インターネット中継などがあります。 より詳細に調べようと思った時には、非常に有用なサイトです

          赤磐市市議、市長の情報発信力

          2020年読書

          2020年は多くの本を読みました。 記録していない期間もあったので、これで全部ではないのですが、記憶した分では71冊。特に10月以降は54冊とおおよそ2日に一冊のペースで読んでいたということになります。 気が付いたことは、だんだんに読むスピードが上がっていったこと。それから比較的難解な本もあるスムーズに読めるようになってきたこと。トレーニングってわけではないんでしょうが。 その中で印象に残った本を何冊か。 サリエルの命題 コロナ時代の今に読むと、なおさら恐ろしくなっ

          2020年読書

          吉永中学校―三石中学校合併

          数日前のニュースで備前市の吉永中学校と三石中学校が合併をするというニュースを読んだ。岡山県と兵庫県県境の地域であり、両地域ともJRも通るが、これといった産業もなく、過疎化が進んでいる地域である。 吉永中学校:87名(全校数) 三石中学校:29名(全校数) この生徒数からすれば、確かに合併もやむなしではあるが、生徒の利便性や、地域への若い世代の流入の可能性を考えると大きなマイナスだろう。 この二校の間はおおよそ8.1㎞。スクールバスが通るからある程度は救済されると考えら

          吉永中学校―三石中学校合併

          しおり

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          明日は雨かな

          明日は雨かな

          学校の「当たり前」をやめた。 ― 生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革

          EdTechのビデオにも登場していた工藤校長の本。 まず、ここまでやれるんだ、と驚いた。法律などでかなりがんじがらめで、やれることがとても限られているのかと思っていたから。 本書で書かれていることの一つ一つについては、各学校の事情、効果の賛否があってしかるべきだと思うが、最も注目しなければならないのは、目的指向で様々なビジネスツール(工藤校長はビジネスツールとは明言していないが、良いとされるビジネスの主に組織に関するツールに類似する思想がみられる)を使って仕組みを変えたと

          学校の「当たり前」をやめた。 ― 生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革

          校則

          今日の山陽新聞に校則についての特集があった。 そもそもその記事について思うことを書こうとラップトップを立ち上げ、タイトルを入力しようとしたところ、IMEの変換候補に校則はない。こんなマイナーな概念が(まあIMEはそんなに日本語はお得意ではないが)、我々が生徒であった時代から変わらずに残っていること自体で、ほぼほぼ文化財で、保護の対象にせざる得ないかもしれない。 変えたくない理由は基本的に現状維持バイアスに基づくものとしか思えない。また、学校教育とはそもそも同一性を美徳とす

          だから居場所が欲しかった

          水谷竹秀さんの書いた、タイ バンコクでコールセンターで働く日本人について書いたルポ。 この本から見える日本は、コールセンターで働く日本人の目から通して見える日本は、多様性に欠け、メジャーになれなかった人たちに対して厳しい社会として映っている。 日本のマイノリティーの縮図がそこにあり、しかし、そこで働く人たちはその仕事に誇りを持てているわけではない。最終的なセーフティーネット的な場所。ここを抜け出そうともがく人、わかっているけどずるずるそこに居座る人、そのセーフティーネット

          だから居場所が欲しかった