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会社設立して10ヵ月!とにかく反省します。

こんにちは。株式会社ホロックスの社長をしてます、立教大学4年(休学中)の鷲尾です。今回は会社を設立して10ヵ月、学生起業家として私は反省しなければいけない過ちを多く起こしてしまったので、その辺りを振り返っていきたいと思います。

1.やっぱり環境は大切。限られた時間で誰と会い、誰と話し、誰を参考にするか、しっかりと考えるべき!

 会社を設立して資金調達を実施、さあプロダクトを開発して売りだそうというとき、皆さんは誰に合うべきだと思いますか?商品を買ってくれそうな人でしょうか?顧客を紹介してくれる人でしょうか?もちろんそのような人たちに合うことは大切です。しかし、私の場合、その点にばかり気を取られていて、初期の環境構築に失敗してしまいました。
 私の失敗談を話すと、とにかく人に会っていけば、いずれ顧客となる人に巡り合えるだろうと考えており、1日に5件以上アポを入れて人に会っていた時期もありました。しかし、目的をおろそかにしてとにかく人に会う行為はかなり生産性が低いものだと後々気づきました。
 まず目的を持たずにアポを取ってしまうと、そのアポの着地点が決まっていないので、手探りでの話し合いになってしまいます。その結果、結論が出ず、「学生起業するなんてすごい!」と、なんとなく褒められて自己満足のみで、何ら生産的な方向に進まないまま話し合いが終わってしまうことが多々ありました。
 次に、ほめたり人を紹介してはもらえるが、何も結果に結びつかないパターンがあります。具体的には、気を使って悪い点を無視してひたすらほめてくれる人、親切心で人を紹介してくれるが、紹介してくれる人の方向性が間違っているパターン等があります。
 ではどのような人と会うべきなのでしょうか?この答えは、スカイランドベンチャーズの木下さんに教えてもらったのですが、「師匠を探せ」とのこと。自分の事業領域、成功パターン、人間性等を鑑みて、信頼できる身近な人からリコメンドしてもらうのが良いと思います!

2.『行動する』と『前に進もうとする』は全く違う

 起業して会社を設立した以上、社会に対して生産活動をする義務が生じます。『起業=とにかく行動』だと私は勘違いしていましたが、そうではないと最近やっと気づくことができました。『起業=結果にコミットする行動』なのです!
 どういうことかというと、結果が出ない行動をして、自分は頑張っていると自己満足に陥ってしまっていた時期がありました。というより、行動しているのだからいずれ結果が出るだろうと慢心していたといった方が正しいかもしれません。 
 行動しても何も結果が出ないということは、その行動に問題があることを意味します。つまり、自分のこれまでの行動を正確に分析して反省し、修正する必要があるということです。このPDCAを回す際、自分一人の力に頼らないことをお勧めします。自分一人の力で行動しても結果に結びつかなかったのだから、他人の力を借りるべきです。この力を借りる他人こそ、先ほどお話した『師匠』的存在なのです。
 結論を言うと、『前に進もうとする=第3者の視点で自分の悪いところを把握・修正した行動』になります。やはり経験・実力のない私のような若造には、師匠は必須ですね...

3.メンタルケア・体調ケアは最優先

 創業したてのスタートアップにとっての一番の経営資源は『創業陣の体』です。『社長のメンタル=会社全体のメンタル』と言っても大げさではないと思います。
 私もコロナで仕事環境が大きく変わり、その結果やる気を失いそうになってしまった時期がありました。その時気づいたのは、社長のメンタルが落ち込むと、やはり会社全体も停滞するということです。
 日々やる気を保つために、最近では公私のメリハリをしっかりつけるようにしています。私のような凡人は、24時間365日仕事にフルコミットできるほどの体力も根性もありません。そのような自分の弱さをしっかりと認めてあげて、休むべき時にはしっかりと休める人間が強いのだと思います。特に今はGo Toによって、お得に旅行などに行けるので、気持ちの切り替えがてら、近場のリゾートホテルなどに宿泊するといいでしょう。

[まとめ]

 ここに書いていることは、日々活躍されている優秀な若手起業家のかたにとっては当たり前、もしくは不必要なことだと思います。しかし、優秀な人だけが成功するわけでもなく、凡人もPDCAをしっかり回せれば、いづれ優秀になって成功できるものだと信じています。そのためにも、自分を改めてしっかり振り返りたいと思い、今回noteにまとめました。

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