”タバコとお菓子への依存”をコントロールするヒントはマインドフルネス?
皆さん、こんにちわ。
社会人ラグビーチームでコンディショニングコーチをしている寺田です。
今日は私がたまに観ている『TED』という団体のプレゼンテーションから一つ、紹介したいと思います。
TEDとは
本題に入っていく前に、皆さんはTEDという団体をご存知でしょうか?
NHKではスーパープレゼンテーションというタイトルで2018年まで放送されていたのですが、
『Ideas Worth Spreading 価値あるアイデアを広げる』
という事をミッションにしている非営利団体で
様々なトピックについての革新的なアイデアを広げる事を目的にしています。
プレゼンテーションは基本的に英語ですが、アイデアを広げる為という事もあってか様々な言語で字幕がついています。なので、英語の勉強にもなったりします。
少し前に紹介した、観察力についての本を知ったのも実はTEDからでした。
悪い習慣を断ち切るシンプルな方法
今日は以前書いた『習慣』の話にも繋がる
" A simple way to break a bad habit 悪い習慣を断ち切るシンプルな方法"
というTEDのトークを紹介したいと思います。
プレゼンターは精神科医であり、依存症の専門家であるJudson Brewer氏。
彼は喫煙と肥満がアメリカ人の死亡率に関与しているかについて話していて、それらにつながる悪い習慣を断ち切ることが大切だと伝えています。
習慣は
トリガー(キッカケ: 例えば美味しいものを見つける、お腹が空いている)→行動(食べる)→報酬(満足する)
を何度も繰り返すことにより作られ、
その結果、違うトリガーでも(キッカケ: 例えば悲しい時)満足感を得ようとして『満足したことがある行動(食べる)』を選択することがあり、
よりその習慣が強化されるそうです。
プレゼンテーションの中で彼が推奨する悪い習慣の断ち方は
「その習慣に対して注意を払う事」だといいます。
『今』に注意を払う=マインドフルネス
マインドフルネスは自分の『今』に何が起こっているかに注意を払う事がスタートなのですが、その手法を使って禁煙をしたい人は
『喫煙をしている間に自分の身体がどう感じているのか、どんな気分になっているのか注意する』
というワークをするそうです。
そして、研究に参加している(頭では喫煙は悪いとわかっている)人は
『味は薬みたいで美味しくない』とコメントし、
頭で理解するだけで無く、身体もタバコが悪いと感じているという事に気づく事ができて、
禁煙できる率が高まったそうです。
習慣で得ていた「報酬」が本当の報酬だったのか?
今の自分の状態に注意をはらい、悪い習慣を断ち切る助けにする。
シンプルだけど面白い方法ですよね。
まとめ
タバコや過食以外にも悪い習慣というのはあって、例えば
・SNSを暇があれば見てしまう
・メールやLINEにすぐ返信したくなる
・暇があれば携帯でゲームや漫画を見てしまう
これらも『現代の悪い習慣』ですよね。
その衝動が起こった時に興味を持った自分の身体や気持ちに注意して『今』何が起こっているか感じて、その衝動を手放してみる。
ダイエットや禁煙以外の事にもマインドフルネスや自分の状態を客観的に見て気づく事というのは有効だと思っているので、
この記事を読み終わった後に自分の変えたい習慣について考えてみると良いかもしれませんね。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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編集後記:
扁桃腺のオペが無事終わりました!
出血も、痛みも殆どなく、良い感じです。
病院食だけだと栄養素が足りないと思っていたので、サプリメントをしっかり持ってきていて良かったです。
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