Kei Hasegawa | Argentine Tango

アルゼンチンタンゴダンサー。現在Buenos Aires在住。タンゴな日々、日常で感じ…

Kei Hasegawa | Argentine Tango

アルゼンチンタンゴダンサー。現在Buenos Aires在住。タンゴな日々、日常で感じたこと等を、気まぐれに記録していきます。                 ◆instagram 気ままに写真 https://www.instagram.com/Kei.hasegawa0101

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  • ちょっと心の深いところ。

    いつもポジティブで明るくいることは大切なこと。でも、そうではない部分も、大切な私の一部。 ちょっと心の深い部分に スポットライトを当ててー。

  • - Lifestyle-

    ブエノスでの暮らし、タンゴダンサーとしての暮らし。 他、私のプライベートな一面もチラリ。

  • -Tangoな日々-

    Tangoについて、いろいろと。

  • Buenos Airesの街を行く。

    2015年から住み始めたアルゼンチン、ブエノス・アイレスでの日々。タンゴだけでなく街や人、食を通して感じた、何気ないけれど大切な記憶たち。

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-わたしの履歴書-

長谷川 恵 (Hasegawa Kei) アルゼンチンタンゴダンサー 現在はアルゼンチン, ブエノス・アイレスに在住、サロンタンゴのプロダンサーとして活動中です。 名古屋市出身。 [photo: Hernán Blanco/Argentina] ◆タンゴ歴 中学生時代、夏休みの登山と冬休みのスキー学校に参加した他は、高校3年間の部活で剣道をやっていたことが、私の人生で唯一の運動らしき運動。 大学を卒業後、一般企業に就職。その後二度の転職を経て、三度目の正直?タンゴ

    • -記憶のカケラたち-

      • -最大限の力を発揮するために- エキシビションや大会の前に必ず行う準備 2 (食事編)

        前回に引き続き、エキシビションや大会等のパフォーマンスの前に必ず行うことや準備について、お話していきます。 ↓前回のお話はこちら。 今回は”食事編“。 踊る上で大切なエネルギーとなる食事。普段は表に出てこない舞台裏のお話、第二弾です。 今回も前回と同様に、主に大会とミロンガでのパフォーマンスに絞ってお話します。 ◆食事◆2日前 パフォーマンスの2日前あたりから少しずつコントロールを始めます。 南米の衛生状況を考え、2日前からは出来るだけ外食やテイクアウトを避けて、自分

        • 今日も焼けました。 -初めてのクロワッサン-

          つい先日、近所にある巨大なスーパーへ行ってきました。 このスーパーへ行くことはほとんどないのですが、たまたま通りがかったところ、誰も列を作っておらず待ち時間なしで入れたからです。 そこで見つけたのが! デジタル計量器! すっかりアルゼンチン脳になってしまった私は、デジタル計量器など高い!と感じて、ずっと買う気にはなれませんでした。しかし、最近作っているクッキー達が、思っていた以上に喜んでいただけたこともあり、きちんとレシピを残したいと思うようになりました。 今まで、カ

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        記事

          -最大限の力を発揮するために- エキシビションや大会の前に必ず行う準備 1

          今日は、エキシビションや大会等のパフォーマンスの前に必ず行うことや準備についてを、以下の項目に分けて書きたいと思います。 もちろんこれは、私にとって最善の方法であり、皆に共通しているわけではありません。私自身、自分の性格や体調から試行錯誤してルーティンを作りました。普段は表に出てこない舞台裏、こいつは普段こんなことをしているのか、と楽しんでいただけたら嬉しいです。 練習、入浴、睡眠、マッサージ/筋力トレーニング食事 メイク/ヘアメイク、ドレス/シューズ パフォーマンスにつ

          -最大限の力を発揮するために- エキシビションや大会の前に必ず行う準備 1

          世界無形文化遺産アルゼンチンタンゴ。ブエノス・アイレスのミロンガを存亡の危機から救え。

          最近、記事として書いた ”世界無形文化遺産アルゼンチンタンゴ。ブエノス・アイレスのミロンガに救いの手を” 内容は、長すぎるロックダウンにより存亡の危機にあるミロンガを救うために立ち上がったクラウドファンディングについて、です。 この話題に関連して、今日は友人の記事を紹介したいと思います。 彼女は、ブエノス・アイレスに住むセラピスト、そしてもちろん、ミロンガに通う素敵なミロンゲーラ。 彼女の記事はいつも、ブエノス・アイレスの素晴らしさを紹介しており、私も彼女の記事を楽しみ

          世界無形文化遺産アルゼンチンタンゴ。ブエノス・アイレスのミロンガを存亡の危機から救え。

          今年のアルゼンチンタンゴ世界選手権に対する私の想い。

          毎年8月は、ここブエノス・アイレスが最も華やかで賑やかになる季節の一つだ。二週間にも及ぶタンゴのフェスティバル行われるからだ。 期間内はコンサートやレッスン、映画の上映やショーなどが、市内にある美術館や劇場などで毎日開催される。 タンゴの世界選手権も、このフェスティバルのプログラムの一つである。この時期は、世界中からタンゴファンやダンサーがブエノス・アイレスへ集結、街は一層熱気に溢れる。 世界選手権はサロンタンゴ、ステージタンゴの2部門からなり、それぞれに世界チャンピオンが

          今年のアルゼンチンタンゴ世界選手権に対する私の想い。

          今日も焼けました。 ココナッツクッキー

          今日はココナッツクッキー。 実際にはチョコチップ&アーモンドクッキーと、ココナッツクッキーの2種類になりました。 チョコチップ&アーモンドは 私のイチオシなのです。 ココナッツは優しい味になる。 チョコチップクッキーと一緒にすると、ちょっとパンチが足りないかな。 次回はレーズンクッキーを計画中。 気まぐれなのでわかりませんが。 一昨日、初めて自分の作ったクッキーをお嫁入りさせてみました。蜂蜜の量を間違えたものの、とっても喜んでもらえて、私も想像以上に嬉しかったです。

          今日も焼けました。 ココナッツクッキー

          ずっと昔、意味もなく好きだったことは、どれだけ時が経ったとしてもやっぱり好きなのだ。

          人生を振り返ると、誰にでも大なり小なりあるのではないだろうか? 役に立つか、立たないかは別として、 上手か、下手かは別として、 -ついつい時間を忘れて没頭してしまうこと- 昨年、日本に一時帰国した時に、実家を大掃除。出てくる出てくる、わたくしの若かりし頃の暇つぶしの数々。 まだ私が可愛らしかった中学生時代。いかに授業を聞いていない生徒だったのかを今更ながら思い知る。 授業中に没頭した”切り絵”。 [授業中に生み出された作品たち] これ、全て “あぶらとり紙”をカ

          ずっと昔、意味もなく好きだったことは、どれだけ時が経ったとしてもやっぱり好きなのだ。

          世界無形文化遺産アルゼンチンタンゴ。ブエノス・アイレスのミロンガに救いの手を。

          今日は、今現在のアルゼンチン、ブエノス・アイレスの状況と、José Luis Ferraro & Rika Fukudaさんが立ち上げた、クラウド・ファンディングプロジェクトについて、書きたいと思います。 ユネスコの世界無形文化遺産であるアルゼンチンタンゴ。 そのタンゴの発祥の地、ブエノス・アイレスにある全てのミロンガ(タンゴを踊るダンスパーティー,タンゴの社交の場)が、コロナウィルスの影響により、いまだかつてない状況に直面、存亡の危機の真っ只中にあります。 元々、不安

          世界無形文化遺産アルゼンチンタンゴ。ブエノス・アイレスのミロンガに救いの手を。

          記憶に残るExhibición 2

          『記憶に残るExhibición』第二回。 今まで私が踊ってきたExhibición の中から、心に残っている踊りをご紹介。踊り手としてのエピソードや舞台裏などを、お話していきます。 … さて、今回は 2018年2月23日、Milonga Mi Refugioでのエキシビションをご紹介します。 【Yo Te Bendigo /Osvaldo Pugliese - Roberto Chanel】 私はブエノス・アイレスに来てからの5年間で二度、大きな成長の階段を登りまし

          記憶に残るExhibición 2

          今日も焼けました。 抹茶ラングドシャ

          いつも使っているタイトル(今日も焼けました)。 実際には2日前に焼いたのですが、せっかくなので、タイトルはこのままで。 久しぶりにお菓子を焼きました。 ラングドシャ。 砂糖は蜂蜜に、小麦粉は米粉に。バターだけは、それに代わるものがないため、そのまま使用。 チョコレート味にするか抹茶味にするか迷いましたが、昔食べた美味しい抹茶ラングドシャの味が忘れられず、抹茶味を選択。 え?これだけ?? ビギナーズラック、驚くほど簡単でした。 オーブンに温度設定があれば良いのだけど、

          今日も焼けました。 抹茶ラングドシャ

          タンゴを通して学んだ、「私の思う”正しい”は、皆の”正しい”ではない」ということ

          タンゴを踊っていると、沢山の方との出会いがあります。国籍も年齢もお仕事も様々。 日本に戻った時、タンゴLoverの皆様とお話しするのは本当に楽しく、ついつい時間を忘れてお喋りしてしまいます。 そんな楽しいお喋りの際、こんな話を時々耳にします。 ミロンゲーロの踊るタンゴこそが本物のタンゴだ ヌエボスタイルはタンゴではない   大会の踊りはタンゴではない 若者達踊るタンゴ、足をバタバタさせた、 まるで運動のようなタンゴはタンゴではない ダンサーの踊るタンゴはタンゴでは

          タンゴを通して学んだ、「私の思う”正しい”は、皆の”正しい”ではない」ということ

          焼けてしまった。初めての小麦粉パン。

          や…焼けてしまった。 人生初のパン!! 第一号。 ただ今、グルテンフリー生活をして8ヶ月目に突入。(週1回のCafé con leche とmedialunaは目をつぶって) 昨年12月からパンやパスタ、市販のクッキー等、小麦製品の摂取をストップ。米粉クッキーと米粉のパン作りに挑戦していましたが、パンはやっぱり難しい。 これまで4回の米粉パン製作に失敗。得たものは特に何もなかった。しかし、ふと思い返してみると、 「普通のパンを、一度も作ったことがない」 普通のパン

          焼けてしまった。初めての小麦粉パン。

          牛肉の天国アルゼンチン、身も心も癒される。 -レストラン編-

          タンゴを踊る以前の私にとって”アルゼンチン”という国は大変申し訳ないけれど、 サッカー、蜂蜜。 くらいしか思い当たらなかった。 だから、小学校だか中学校で習ったはずの世界地図を頭の中で広げても「一体どこにあるんだか曖昧でよく覚えていない」というのが現実。 恥ずかしながら、タンゴを踊るようになってから改めてアルゼンチンという国が南米大陸にあり、それは「日本の真裏、最も遠い国」であり、「タンゴ発祥の地である」いうことを認識。 そんなアルゼンチンの知識は、アルゼンチン帰りの友

          牛肉の天国アルゼンチン、身も心も癒される。 -レストラン編-

          記憶に残るExhibición 1

          今回は、私が今までに踊ったエキシビションの中から、記憶に残っている踊りを挙げていきたいと思います。 今日の一曲は、 2019年7月 La Baldosa で踊ったときのもの。 [Así Es Ninón / Anibal Troiro - A.Marino] このエキシビションが 私が自分で思う、今現在での”最高の踊り”です。 エキシビションの内容はとてもシンプル。無駄な動きはなく、パートナーと自分の境目がわからなくなるような錯覚。 音の一つ一つの質感が、身体から足

          記憶に残るExhibición 1