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こんにちは。パーソナルトレーナー助政桂多です。

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皆さん、体の部位で、どこが1番筋肉量が多いと思いますか?

胸・脚・背中・腕どこを優先的に鍛えるとより効率的にダイエットしつつ、筋肉質な体を手に入れることができるのかについて詳しく説明していきます。

ぜひ、最後までお付き合い下さい。一人でも多くの方にこの記事がお役に立つことを願っております。

1、そもそも筋肉とは何でしょうか?

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まずは原点に返って筋肉とは何なのか?を今一度勉強し直してみましょう!

人間の体には大小600を超える筋肉が存在しています。

そんなにあるとは知らなかった方も多いのではないでしょうか。

これら筋肉は生命活動をする上で、なくてはならない重要な役割を果たしています。

その働きは、体を守る・基礎代謝を上げる・血液やリンパの循環を促すなど、単に体を動かすということに留まりません。

つまり、筋肉の減少はこれらの働きを弱らせて、体調不良を促してしまいかねません。

将来、健康寿命を延ばして、生き生きとした生活をしていくために、今からでも遅くありませんので運動を習慣化していきましょう。

続いて筋肉の主な働きを詳しく見ていきましょう。

1、筋肉は決して、マッチョなボディビルダーや筋肉好きなトレーニー、プロスポーツ選手やフィットネストレーナーなど、筋トレや運動の専門家だけが必要なものではありません。

姿勢を維持したり、歩行や立位自転車を漕いだり泳いだり家事・育児仕事など日常の動作をするために欠かせません。

筋肉量アップだけが目的ではなく、こういった日常活動に支障が出ないように、維持したり、必要に応じて鍛えることは、健康的に暮らしていくには非常に大切なことですね。

2、筋肉の種類は大きく3つに分けることができます。

①骨格筋(こっかくきん)

骨格に沿って付いている筋肉のことで、その収縮によって身体を支え、動かしています。

一般的には単に筋肉という場合、この骨格筋のことを指します。 自分の意志で動かすことができることから随意筋とも呼ばれ、組織上は横紋筋という種類になります。

②心筋(しんきん)

心臓の壁をつくる組織の大部分を占め、心臓の収縮機能をつかさどっている筋で、厚い心筋層をつくっています。

構造上は骨格筋に似た横紋筋(随意筋)であるが、機能上は内臓器官にある平滑筋(不随筋)のような働きをしていて、運動神経がなくても収縮することができます。

③平滑筋(へいかつきん)

平滑筋は内臓や血管の壁に存在し、緊張を保つことや収縮によって内臓や血管の働きの維持を行っています。

骨格筋は運動神経支配であり、自分の意志で動かすことができますが、心筋や平滑筋は自律神経支配であり、自分の意志で動かすことはできません。

こうして3つの種類に分けられていて、どの筋肉も私達が生きていく上で欠かすことのできない、さまざまな活動を担っていることが分かったと思います。

2、部位別筋肉量ランキング!

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それではここから、体の部位別筋肉量をランキング形式で発表していきます。

筋トレの効果を考えると、このサイズの大きい筋肉優先的に鍛えることが、良いといえますが、皆さんの予想は当たるでしょうか?

その前にヒントを1つ。下半身の筋肉の割合は、全体の筋肉の70%を占めていると言われています。

それではベスト5のみ発表します。

第5位 腸腰筋

股関節の曲げ伸ばしをする筋肉です。

腸腰筋は、腰椎から大腿骨までを繋ぐ筋肉です。

1つの筋肉を指すのではなく大腰筋、小腰筋、腸骨筋をまとめて腸腰筋と総称しています。

小腰筋に関しては、退化してほとんど存在していない方もおられるようです。

腸腰筋は腹腔の後ろ側にあるため深層筋(インナーマッスル)とも呼ばれます。

第4位 上腕三頭筋

前腕と肩を伸ばす動きをする筋肉です。

みなさんもご存知だと思いますが、上腕三頭筋は名前の通り、3つの筋腹からなります。

それは長頭、内側頭、外側頭からなり、上腕では力こぶに当たる上腕二頭筋よりも大きな筋肉となっています。

第3位 三角筋

肩を回す動きをする筋肉です。

上半身で一番大きな筋肉の三角筋は、いわゆる肩の筋肉ですね。

腕を動かす際によく働く筋肉で、肩関節を包み込むように主に前部、中部、後部と3つに分けています。

筋肉量で見ると胸や背中より大きな筋肉というのは意外ですよね。

第2位 大殿筋

股関節の動きや脚の曲げ伸ばしをする筋肉です。

いわゆるお尻の筋肉です。

大殿筋(お尻の筋肉)は、立つ・座わる・歩く・階段昇降など日常生活動作のほか、走る・ジャンプといった動作時にも働く、とても重要な筋肉です。

二足歩行の人間の立ち姿勢では姿勢保持に重要な役割を持っていて、立っている間は常に負荷がかかっている筋肉です。

第1位 大腿四頭筋

膝を伸ばしたり、股関節の動きのする筋肉です。

大腿四頭筋群は、大腿筋の中で大腿骨の周囲(四方)に存在する筋肉の総称で、大腿直筋、外側広筋、内側広筋および中間広筋により構成されます。

お尻と太ももの筋肉だけでも相当量が全身の筋肉を凌駕してることから、やはり、下半身の筋トレが最も効率良くダイエットするのに重要ということが分かったと思います。

3、大きな筋肉郡を優先的に鍛えましょう

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ここまで見ていただいて分かる通り、下半身に筋肉の70%が集中していることを踏まえると、上半身ばかりやるのではなく、むしろ下半身メインでトレーニングをやるべきです。

筋量は基礎代謝に大きく関わっていますので、筋量の大きな割合を占める下半身のトレーニングを行うことは、脂肪を燃焼し体を絞るということにも効果があります。

ダイエットは部分痩せはできません。

つまり、お腹の余分な脂肪を落としたいなら、下半身の大きな筋肉郡を鍛えるのが1番良いと言えます。

下半身のトレーニングをすることで、基礎代謝が増えてお腹に乗っていた脂肪を燃焼してくれるんですよ!

なので、上半身のみに焦点を当てず、下半身を鍛えることを行ってみましょう。

ではなぜ、筋トレを行うと、上半身メインで多くの人は行ってしまうのでしょうか。

それは、単純に鏡を見た時に、1番目につく部位が上半身であり、特に胸や腕は鍛えると成果が分かりやすく、モチベーションを高く保てるからです。

反対に下半身の筋トレを避ける理由に、筋トレ後の影響が挙げられます。

消費するエネルギー量が高いため、筋トレ後は疲れ果てて強い眠気に襲われたり、階段の上り下りや歩行するだけでも、脚が重くすぐ疲れてしまうなどがあげられます。

次の日にはひどい筋肉痛に悩まされるなんてこともあります。

下半身の筋トレは全身の筋肉の70%を鍛えることになるので、基礎代謝を上げ、余分な脂肪を筋肉に変え、魅力あるボディになる為の非常に重要な部位なのです。

最後に下半身を鍛えるメリットをまとめました。

1、脂肪燃焼ダイエット効果

2、女性は脚痩せ、男性はがっちりした下半身になる

3、血流の流れが良くなる

4、悪い姿勢を治すことができ、ポッコリお腹の解消もできる。

5、下半身を鍛えると疲れにくくなる。

筋トレが上半身ばかりになって、結果ダイエット効果をあまり感じないというそこのあなた。

そんな人こそ、少しの筋トレで効果を出すのは下半身です!もちろん、男性でバッキバキの腹筋を、という場合は腹筋や胸筋なども頑張りましょう。

4、最後に

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いかがでしたでしょうか?

今回は「部位別筋肉量ランキング!?」についてお話しをしました。

今回も最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。
Instagramも頑張っていますので、ぜひ御覧ください。

TRAINER'S GYM(トレーナーズジム) 曙橋店
オーナー兼トレーナーをしています。ホームページはこちら。

パーソナルトレーナー
助政桂多

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