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賃上げを企業にお願いする岸田首相。それを『神頼み』というのです笑

岸田首相が発言する度にTwitterが荒れるのも興味深い現象だし、荒れること自体が当たり前の出来事かのようにさえ感じる。いつ見ても表情が無いというか喜怒哀楽を感じない、人間味のない人物である。

三重県伊勢市で年頭の記者会見を開催。そこで岸田首相は『インフレ率を超える賃上げの実現をお願いしたい』と公言し、Twitter上で大荒れになった。
荒れて当然である。なんで企業に賃上げをお願いするのか。その状況を作るのが首相の仕事。『増税』のような国民負担を強いることは即決であり、国民の為になることは他力本願なのか。聞いていて馬鹿馬鹿しくなった。

『増税』と『利上げ』の中でどうやって賃上げに移行するのか。そんな状況の中で賃上げなんか無理難題である。
そもそも何度も言っているが、インフレ率が多少高くなっているけども、GDPデフレーターがマイナスなので金融引締の時期ではないのだ。
実際、上限金利を0.5%に引上げてしまい、10年物国債利回りは0.5%の上限を既に超え始めている。

今回のように早い段階で引締をしてしまうと、失業率がちょっとずつ上昇してくる。失業率が上がるとどうなるかというと、賃上げをほとんどしなくて済んでしまう。
要するに企業の経営者から見れば、余ってる労働力を使えばいい状況になってしまうのだ。つまり労働力が使え無くなるくらいにならないとなかなか賃上げにならないということ。岸田首相はマクロ経済学の基本が全く分かっていない。

インフレ率を超える賃金の実現をお願いしたいと言っているが、そもそも『お願い』することじゃなくて、あなたがやらないといけないことなのだ。本当に経済音痴にも程がある。今外交に行っているが、また恥ずかしい発言や行動することを確信しているし、これでまた日本が舐められてしまうだろうなと思う。仕方ない、岸田首相だからね。

経営者が賃上げをせざるを得なくなるようなマクロ経済環境を整えてくれるのが政治家の役目なのだ。今回の賃上げでは金融緩和継続であり、増税は絶対に回避。これを我慢してできるかどうかだ。GDPデフレーターがマイナスな時点で『利上げ』や『増税』は有り得ない。そんなことも分からないのであればとっとと総理を辞めて頂きたい。菅元総理はそこをきっちり理解されている。

周りに失業者がいなくなれば、自然と給料を上げていかないと雇用ができなくなる。そんなことも理解せず、見事に真逆の政策を打ち出している岸田首相は正しく『ノーベル経済音痴賞』の受賞間違いなしである。彼なら喜んで受賞を引き受けてくれるだろう。

さらに年頭会見で『経済好循環』と言っているが、好循環じゃなくて悪循環である。お前がやったら悪循環やねんと声を大にして言いたい。
マスコミや新聞の情報が民意を反映してるとは言い難い。明らかにTwitterで繰り広げられている発言が民意の根幹である。

イーロンがなんとかTwitterを公平な議論ができる空間を作り上げようと努めている。このプラットフォームを使わない手はない。発信することで議論の仕方も自然と身に付いてくる。常にツイートする癖をつけ、自分の発言で世界は変わるのだと信じて、自分の望む世界を実現しよう。



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