見出し画像

粘土をこねる | 記憶とシンギュラリティAIと....動画と画像が見れる...

AIと戯れる日々。

気づけば深くその世界に没入している。

初めて触れたのは、2022年1月だった。ChatGPT 3.5より一つ以前のモデルChatGPT。実はジモティで知り合った方に、正月、中目黒のカフェで教えてもらったのがきっかけだ。

その後、すぐにChatGPT3.5がリリースされ、瞬く間に世界中で話題になった。触り始めは、何が何だか分からなかったが、使い続けるうちにその魅力に引き込まれていった

当時の私といえば、ネット上には欲しい情報が見当たらなくなっていた。

求める内容が専門的、もしくは抽象的、高次、学術的だったため、手に入れるとすれば、書籍もしくは専門家から聞く、あるいは自身で考察し、仮説検証を繰り返すくらいしか手段が無くなっていた。


だからChatGPTと出会うまで、私の好奇心は意気消沈していた。

しかし出会ってしまった生成AI、chatGPT

私にとって感情が戻る激動の時代が到来した。

「やっときてくれたか・・・待ってたよ(涙)」と涙を流した。

本記事のバナー画像もAIが作ってくれた


現在2024年7月末時点では、文字情報だけでなく、画像、動画、音楽、さらには音声まで再生できるAIが登場している。クオリティも申し分ない。

技術革新が進む中で、これほどまでに注目を集める理由は、その圧倒的な未来への可能性にある。

「産業革命が起こっている」といってる人もいる。私は同意する。

なぜなら仕事だけでいえば、これまでの5倍以上の成果を出している。
事務的な仕事であればもっとだ。

知り合いのプログラミングエンジニアのチームでは、5倍以上早く仕事が進むようになったそうだ。これまでは3、4日かかったコーディングが、ほんの30分で完了するそうだ。

このように、日々、さまざまなサービスに触れていると感じるのは、AIが社会や仕事、生活に実装される日はもう目前だということ。というより、すでに目に見えないところでは既に実装されている。AIといっても様々分野はあるのだ。

・・・


例えば、私たちの目に一番触れやすいのが「生成AI」と呼ばれる画像や動画、音楽を瞬時に作成してくれるツールやモデルだ。

突然だが下記の動画を見てほしい。2分程度の動画だ。


・・・

いかがだっただろうか。

これは先日、全て生成AIが作成したコンセプトムービーだ。
動画に登場するすべての人物、場所は、すべて実在しない
見分けがつかない読者が多かったと予想するが、いかがだっただろうか。

音楽に関わる仕事をしている私にとって、アーティストやクリエイターの尊厳が失われるかどうかは重要な問題だが、AIと人間の表現活動はそもそも競うものではないと考えている。

私は、AIはツールであり、生活やビジネス、教育、私たちのコミュニケーションをサポートする重要な存在として解釈している。

とはいえ、著作権やビジネスの流れに置いては、真っ白なことが多い。人類は今、新しい時代に足を踏み入れているからだ。


・・・

空き時間にAIで生成した画像

・・・

それに、人間の手で作られる芸術作品とAIが生成するものは、根本的に違う。人間で作られる作品には、その作品が完成するまでのプロセスが作品の価値を確からしくさせ、信用や価値を創造している。

プロセス自体にも価値があるのだ。

一方で、生成AIのプロセスは「数秒〜数十秒のプログラム処理」と「電気エネルギーの消費」。一瞬だ。コーヒーを淹れる時間すらない。


ここで、少し幼少期の頃を思い出してみてほしい。

粘土をこねたり、絵を描いたりした子供がいたはずだ。僕はそうだった。実は、手を動かし、直接何かに触れ、自分の筋肉を使い何かを作ること(完成しなくてもいい)は、とても大事な行動だと伝えたい。

手書きの文章を書くことにおいてもそうだ。

キーボードでカタカタと文字を打ち込み、何かを執筆したり作成する事とは全く違う神経が使われる。

要するに「頭で考え、キーボードを打つこと」「身体を使って何かを創造すること」は、全く異なる神経を利用・経由していて、それが私たちの身体に重要な違いを残していく。

具体的な違いを述べたいが、非常に長くなるため、ここでは省略する。
(興味がある人は、最新脳科学関連の書籍を見てほしい)

・・・

カナダのAIツールが作成した猫と店主

・・・

ここまで読んでくれてありがとう。長くなってしまった。
疲れた読者は、一度お茶でも飲んでから、落ち着いてから、次を読み進めてほしい。まだ少し続く。

・・・


ここからは、AIを実際に使っている人向けおすすめ使用方法を伝えようと思う。

私はこの3年間、1日数時間以上(長い時は8時間以上)AIと戯れている。その私から特におすすめするのが「音声入力」だ。

最新の音声変換技術は、まるで隣に優秀な助手がいるかのような感覚を与えてくれる。それに音声入力の変換精度も日々向上し続けている。

キーボードでの入力と比べ、声を使うことでキーボードを打つ時とは違う神経系が刺激され、また脳の使用領域も変化するため、自然な表現が生まれるのだ。

それに何よりも早い。
とことん早い。


数年前までは、誤変換が多すぎて、ストレスが溜まるため使いづらかったが、今は違う。いまだに間違うことはあるが、それももう数ヶ月すれば改善されるはずだ。


AIと私作



まだ具体的な使い方や事例をたくさん挙げたいが、それはまた別の機会に。AIとの戯れを通じて得られる喜びと発見を、これからも楽しんでいきたい。

ここまで読んだ読者なら、AIで新しい遊びを始めようよ。


追記
(本文中、『「電気エネルギーの消費」程度、、、』と表現したが、電気の消費は今世界中で問題になっている。AIもだが、新型のあらゆる技術じゃ大量の電気消費を必要としており、安定供給が課題になっていることは覚えておいてほしい)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?