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みんなの感想まとめ

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慶應義塾大学出版会の本について書いてくださった感想・ご紹介を随時追加していきます。 皆さんありがとうございます!
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2022年2月の記事一覧

【読書案内】「思考」「バイアス」「言語」「情報収集」をテーマにした厳選本12冊!

こんにちは、Yukiです。今回は、「思考」をテーマに、これまで読んできた本の中から厳選した本…

Yuki
2年前
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ティモシー・スナイダーで読みとくウクライナ

 『赤い大公 ハプスブルグ家と東欧の20世紀』ティモシー・スナイダー、池田年穂(訳)、慶應義…

ib_pata
2年前
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身体性に着目した裏街道――山内志朗『感じるスコラ哲学 存在と神を味わった中世』(…

スコラ哲学とは、キリスト教が力をもった中世ヨーロッパにおいて知識層の思想の主流となった哲…

滝口克典
2年前
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【読書メモ】仕事からどう学ぶのか(池尻良平著):『活躍する若手社員をどう育てるか…

「学ぶ」という言葉は「まなぶ」とも「まねぶ」とも読むことができ、学習には真似る要素がある…

【読書メモ】なぜ今「若手社員の育成」が重要なのか(田中聡著):『活躍する若手社員…

日本企業では、二十代の若手社員の育成に焦点が当たるようになってきました。その背景には何が…

今週のリフレクション【活躍する若手社員をどう育てるか(山内祐平氏)】

今週は、山内祐平さん編著「活躍する若手社員をどう育てるか」を振り返ります。ザックリ3点で…

【読書メモ】活躍につながる仕事の工夫(池田めぐみ著):『活躍する若手社員をどう育てるか:研究データからみる職場学習の未来』[第6章]

活躍する若手社員は仕事の工夫をしているものです。だからと言って「今の仕事に工夫をしてみましょう」とマネジャーが指示するだけで多くのメンバーが工夫できるわけではありません。ざっくり言えば、本章はマネジャーの関与のあり方に着目して、マネジャーのフィードバックがメンバーの工夫を促して能力向上にもつながるとされています。 ジョブ・クラフティング本章でいうところの仕事の工夫は、ジョブ・クラフティングと呼ばれるものです。著者は、Wrzesniewski & Dutton(2001)の定

書評:小倉義明著『地域金融の経済学』 (経セミ2022年2・3月号より)

評者:原田喜美枝(はらだ・きみえ) 中央大学商学部教授 地域金融の現実を受け止め 理論、実…