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20231206_アメリカのヴェトナム戦争での敗戦について学び考えたこと_覇権で読み解けば世界史がわかる_紹介と感想60

はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『「覇権」で読み解けば世界史がわかる』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"勝敗を決めた「世論」"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"再び「強いアメリカ」を目指す"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 ヴェトナム戦争はアメリカの建国以来初めての敗戦となった。無敗だったものが1敗することは権威を損なうことに繋がる。
 冷戦構造に起因した軍事費の圧迫により、アメリカは政治的・経済的に揺らぐ中、相対的に西側諸国では戦後復興が進んで行った。アメリカの弱体化と時を同じくして東側陣営でもスターリンの死によりどちらも求心力を失い、多極化が進んでいった。
 レーガン大統領は再び"強いアメリカ"を目指し、帝国主義的な軍事介入を各地で続けた。外敵を設定し内なる分解を止めようとする政策は、短期的に上手くいっているように見えても長期的に見ると何も変わらない結果となった。

感想

 同じ1敗でも今まで無敗だったものの1敗と2回目以上の負けでは意味が大きく異なるという点は、"0から1の差"と"1から2の差"は大きく異なるということと同義だと思います。負けだけでなく、様々なことに当てはまることだと思います。自分の経験に関しても"1度も行ったことがないこと"と"1度は行ったことがあること"では意味が大きく異なると思います。些細なことだとしても"1度やってみる"ということは意識して取り組むことができると良いと思いました。
 "負け"と表現すると、ネガティブなことに思えますが、次の糧にできるかどうかも問われていると思います。負けないに越したことは無いと思いますが、現実的に難しいと思します。負けを経験する人の方が多いと思うので次に繋げるという前提で負けを受け入れることが必要だと思います。一度の負けを認められずに更なる負けを生む事より良いと思います。負けを受け入れるということもその人の"強さ"のように思えます。負けを受け入れ、次に活かせる人を目指していけると良いと思いました。
 アメリカも過去の覇権国家と同じで、国内問題から目を背けるために視点を国外に向かわせ膨張、膨張の結果軍事費が増え国内経済は更なる悪化、その不満をそらすために更に国外へ膨張という流れを繰り返していることがわかると思います。以前別の記事でも書きましたが、1番初めに国内問題を解決せずに膨張をするか否かが問われていると思います。後戻りできない決断については珍重になるべきだと思いました。

最後に

 "0と1の差"と"1と2の差"の違いについては意識してくと良いと思います。些細なことも1度経験したことには大きな意味があると思います。負けに関しても経験を次に活かすことが求められると思います。負けを認め受け入れるという"強さ"もあると思いました。
 負けを認め、次に活かすことができる"強い人"を共に目指していきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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