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短歌まとめ

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日常のこと推しのこと、いろんな短歌を詠んでいます。
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2023年10月の記事一覧

色づき

色づき

今朝、日光が色づき出したとニュースで言っていましたね。

そこで一首。
(ツイにも載せてますが)

酷暑すぎ目覚める葉たち駆け出して遅刻せぬよう赤く色づく

曇りでも、晴れ

曇りでも、晴れ

今日は推しが同じ田中圭くんということで知り合った友人が初めて我が家を訪れてくれた。
短歌で散々詠んだ「圭部屋」を見に。
そしてその後は円盤(DVD類)鑑賞タイム。

この日は曇り空だったけど、私の心は弾む。
天気に逆らって雲ひとつない晴天だったよ。

そして「圭部屋」にて。
あの流行病で通うのをやめてしまったお裏さんのお教室。
お点前抜きで3年ぶりに点ててみた。
クリーミーに点てると褒められていた

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今日の短歌 空

今日の短歌 空

通勤時。
信号待ちのその場所を通りかかると、スマホ片手に激高する女性がいた。

子を叱っているようだ。

ふと見上げると今朝は晴天。
ビルの谷間でもわかる青空。
気持ちいい。

そんな空と母をみて。

透き通る宇宙がほら、そんな空 母よ上見て怒りも晴れるよ

追いつきたい

追いつきたい

先日、「推し短歌」というお題があった。

私の家は祖母が短歌を習い、母もカルチャースクールにて9年学び(あの流行病でなくなってしまったが)某新聞の歌壇に数回掲載されたことがあった。

そんな家系。

私も巣ごもり生活が始まった時に詠み始め、応募してみたものの、私には無理だ、と、いつの間にかやめてしまった。

そんな時にこの「推し短歌」だ。

私の推しは田中圭。
いや、圭くん。
思いっきり詠めるじゃ

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カサカサとおとなしい君が主張する逆さの世界を見るコンタクト

久々表裏逆入れてしまったわ。

幼き日は風習で彩られていた

幼き日は風習で彩られていた

‪#‬推し短歌

祖父母の時代。
我が家はお盆やお彼岸になると祖母が茄子やきゅうりで馬たちを作り、お仏壇に並べ、鬼灯を飾りつけ、提灯とろうそくを持ち、お墓参りに行った。
帰りには提灯に火を灯し、ご先祖様の御霊が迷わないようにと連れて帰ってきた。

でも幼かった私。
メインは鬼灯。
皮をむいて実を取り出して揉むの。
そうして茎がついていたところから中の種を取り出したものを口に入れ、笛のように鳴らす。

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圭くんの推し短歌、詠みきった。満足した。楽しかった!(圭くんまとめがすごすぎることに)

圭くんの推し短歌、詠みきった。満足した。楽しかった!(圭くんまとめがすごすぎることに)

‪#‬推し短歌

好きなものならなんでもいいという。
待っていた。
大好きな圭くんを詠む時を。
そして詠みきった。
きっと、多分、絶対?!
とまで言えない?
だって、好きなんだもん。
圭くんも短歌も。

実はこの企画によって短歌の扉を開けるのは2回目だけど。

1度目はあの流行病の時。
家にいることが多くなって、祖母、母と続く短歌を私もやってみた。

当然ながら、言葉を知らないと短歌は作れない、と

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短歌好き♡

枝豆は酷暑のせいで未成熟大人になれぬ我に似ている

私の推しは田中圭(出会い、そして沼へ)

私の推しは田中圭(出会い、そして沼へ)

‪#‬推し短歌

私が圭くんの沼に落ちるまでは長い時間がかかった

2008年の「魔王」にて「俳優 田中圭」を認識したものの、2011年の「私が恋愛できない理由」まで時はとび、この時、「田中圭いいよね」と同期に話していたのに、濃い顔好きが邪魔をしたのか?11歳下だったからか?追うこともなく、2015年の「5→9〜私に恋したお坊さん〜」までまた飛び、主人公にフラれてしまったからという理由でえ録画を消

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私の推しは田中圭(沼の底)

私の推しは田中圭(沼の底)

‪#‬推し短歌

沼となった後、しばらくしてX(旧Twitter)にてつぶやき出し、今やいろんな方と仲良くさせていただくことに。

ロケ地巡り(聖地巡礼)も楽しみのひとつ。

あーでもないこーでもないと楽しみながら場面と同じ画角で写真を撮ったり、圭くんのイベントでX(旧Twitter)で会話していた方々との初対面を果たしたりするのも楽しみのひとつ。

もちろん、イベントで圭くんに会えるのも楽しみの

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その昔、夏は彩られていた

その昔、夏は彩られていた

‪#‬推し短歌

今は昔。
私の地域の七夕祭りはある程度有名だった。

笹は大きく、笹の葉も下まで茂ったものが使われていた。

商店街が軒を連ねていたこの時代。
各商店で笹飾りを作った。
ご多分に漏れず、私が住んでいた祖母の家も商売をしていたので子供の頃は笹飾りを作るのが楽しかった。

少し大きくなると従姉妹たちが遊びに来て、ある程度の大きさになるまで2人で浴衣を着て飾り付けを楽しみながら歩いた。

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その月、威風堂々

その月、威風堂々

‪#‬推し短歌

ちょうど駅から降りて見れば目の前に月。
まだ低い位置にあり、とても大きかった。
それは目の錯覚。月の大きさは変わらない。

それでも詠まずにはいられない堂々として神秘的で、とても赤かった。

そんな歌。

我射抜く欠けし月あり 眼差しで「ここに居(お)るぞ」とばかりに座る

仄赤き欠けたる月は堂々とビロードの空燃やすかのごと

目の前に突如現る赤き炎(ひ)に立ち止まりては時間を忘

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私の推しは田中圭5(6首)

私の推しは田中圭5(6首)

‪#‬推し短歌

メールにて連絡入りネット見る愛の証の口座振替

引き落とし愛も積もれば山となるそう納得させ今日も働く

今月もうつしだされる引き落とし君への愛は加算されゆく

毎回引き落としの額に驚いて計算するも当然あっている。推しの雑誌を全て買う、そう、取捨選択しないからチリツモで。
そんな様を。

今月号裏表紙には君がいて私にとってはこちらが表

労働者二作目なるもまた違う横顔見せて「OZU

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窮屈な世界

窮屈な世界

‪#‬推し短歌

あの流行病がやってきて以降、我が家は依然として窮屈なまま。
何しろ罹患したら一発アウトの病もちの母がいる。

まだ何も分からなかった3年前。
今は既に5類になり、健常者は普通の生活を送っている。

だが、我が家はまだそこまでにはいっていない。
ウイルスも生き残るため必死だ。
そのために弱毒性になってきているとも聞いた。
そして我が家も生きるために必死だ。
「共存」と言わるが、なか

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