日本GDP戦後最大の減・27.8%!
こんばんは。内閣府が発表しました4-6月実質GDPは、前回の1-3月期から7.8%減少、年率換算をしますと27.8%減りました。
今回は、新型コロナウイルスの感染拡大で、リーマン・ショック後の09年1~3月期の年率27.8%減を超える戦後最大の落ち込みとなりました。
この数値を見ると非常に驚きます。ただし今回はコロナ禍の真っただ中の数値ということもあるとは思います。モノやサービスなどを生み出す付加価値が減少するのは、何も日本に限ったことではなく世界中のGDPが減少しています。
マイナス要因は、内需、外需いずれも
個人消費がマイナス58%、輸出がマイナス40%、とどちらも-要因となりました。下の表を見ますと、2008~9年のマイナス要因は、輸出がマイナスであることがはっきりと見て取れます。その後、2014年、2019年度のマイナスは、個人消費ということが良くわかります。今回のマイナス要因は、個人消費プラス輸出ということがわかります。
2008年以降構造の変化がうかがえます。
では、日本のGDPの成長率の少し長いチャートを見てみましょう!!
日本のGDP成長は?失われた40年??
引用:tradingeconomics
上記は、「日本のGDP年間成長率」のチャートです。1960年から2020年の約60年間のチャートです。2011年6,203.21を頂点にその後下落してしまっています。
このことは、GDP減少の要因が、今回のコロナによるものだけではないことも意味します。
他の国々も今回の4-6月のGDPは落ち込んでいます。。。例えば英国
英国4-6月GDP年率換算20.4%減
8月12日に4-6月GDPを発表しました、英国も20.4%減と他のヨーロッパの国に比べますと(ドイツ10.1%減、フランス13.8%減、スペイン18.5%減という結果でした。)大きく落ち込みました。
英国は、小売店などサービス業の再開出遅れが響き、個人消費の落ち込みが目立ちました。
イギリスのGDP成長率は、直近下降
イギリスの長期チャートです。直近は下降していますね。
そのため今回のコロナの影響だけではなささそうですね。
イギリスは、UE離脱など大きなニュースがあり要因がはっきりしていますね。
米国は、32.9%減という数値!!
また今回コロナの感染者、影響が最も大きい国である米国では、どのような結果だったのでしょうか?
4-6月GDP年間換算率32.9%減という数値でした。かなり激しい下落ですね。まあ、世界で一番の感染者数をだし、フロリダ、アリゾナなどでは、ロックダウン解除後も感染者が伸びてしまっています。当然の結果でしょう。
GDPのおよそ7割を占める個人消費はマイナス34.6%、企業の設備投資はマイナス27%、それに輸出はマイナス64.1%と、軒並み大幅な悪化となりました。
アメリカ1960年代~2020年GDP成長
しかしながら、長期のGDP成長率を見てみますと、、、ずっと右肩上がりですね。今回の下落要因は、コロナ禍によるものといえるでしょう。
GDPの成長に関して言うと先進国の場合は厳しいいイメージがありますが、米国は右肩上がりです。GDPの成長=株価上昇ということでもありませんが、、、成長している国の成長している企業の株式に投資するということが王道でしょう。
やはり、米国株投資は面白いのです。
今日、明日はお休みです。GoToキャンペーンを利用して外出することもなく自宅近辺にいます。ただ夜更かししたり、朝遅く起きたり・・この時間になってしまいました。
一日が終わってしまいました・・。今日は、良いお休みでした。おやすみなさい
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