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パウエル氏 インフレリスクない❕❕

お早うございます。昨日の米国市場は3指数そろって下落。ドイツ、フランスなどでの「コロナ第3波」が、懸念され、特に経済活動再開で恩恵を受ける企業の株価が下落しました。クルーズ船のカーニバルや、トリップアドバイザーといった銘柄は大きく下落しました。またパウエル議長のスピーチでは、「インフレリスクはない」との姿勢を示しています。2月の新築一戸建て住宅販売戸数は、昨日の中古住宅販売件数と同様で落ち込みました。

ダウ平均 32,423.15 -308.05 -0.94%
S&P500種 3,910.52 -30.07 -0.76%
NASDAQ総合 13,227.70 -149.85 -1.12%

パウエル議長 インフレリスクない❕❕

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FRBのパウエル議長は、イエレン財務長官と共に下院金融サービス委員会で証言を行いました。「コロナ後の物価上昇が手に負えなくなり、破壊的なインフレの発生につながることはない」との見解を示しました。

イエレン氏 来年には完全雇用達成できる❕❕

また、もとFRB議長であるイエレン財務長官は、楽観的な見通しを表明しました。

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「アメリカ経済は、回復は予想されていたよりも速く、力強さを増しているように見える。コロナを克服できる。経済は成長し、来年には完全雇用を達成できる可能性がある

バイデン政権は、国民生活を脅かすような政策ない

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またバイデン政権が検討しているインフラ投資と増税については、

「インフラ投資は、アメリカの経済の競争力、生産性の向上できる分野に目標を絞って実施。その資金を賄うために歳入増を図る。ただし、バイデン政権は、中小企業のほか、国民生活を脅かすような政策は提案しない」としています。

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保有国債償還の期限の長期化は、ない❕❕

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「FRBが利上げに着手する前に、保有国債償還期限の長期化については、検討している。ただし、実際にそのようにする計画は現時点ではない」と述べています。

新築一戸建て住宅販売戸数18.2%減少👇

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昨日商務省発表の2月の新築一戸建て住宅販売戸数は、全米を襲った寒波の影響に伴い、年率換算で77.5万戸と前月比18.2%減少しました。市場予想は、87.5万戸で、予想を大幅に下回りました💦

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中古住宅同様、新築住宅販売も寒波の影響で、落ち込んだ影響はあるでしょう。

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ただ、住宅市場はこれまでコロナ禍でも底堅く推移してきましたが、ここにきて不安要因もうかがえます。

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記録的な木材価格の高騰や、労働力などの不足で建設業者のコストが増加しています。

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また2月以降、住宅ローン金利が上昇を続けています。そのことが、初回購入者にとっては住宅購入の敷居が高まっていとみています。

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PNCフィナンシャルのエコノミストは「住宅市場が今後も経済成長を支えていくとの見通しに変わりはない。ただし価格や住宅ローン金利の上昇で値ごろ感が損なわれることから、今年の需要は弱まる可能性が高い」と述べています。

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新築価格の中央値は、前年比5.3%上昇34.94万ドルでした。前年比5.3%上昇ってすごいですよね・・。これってインフレではないのですね?

今日の日経平均株価は?

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今日の日経平均株価は、売り買い交錯する展開を予想します。昨日の米国市場が下落、コロナ第3波の感染拡大も懸念材料となるでしょう。ただし、長期金利なども落ち着いていることから、売られた後は、押し目を買う動きもあるでしょう。

予想レンジ 28,900円~29,500円

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2021年の公示時価で、東京都はすべて下落に転じたようですね~。銀座で下落が目立った様ですが、銀座6丁目あたりは9%も下落しました。都心のコロナの影響はまだまだこれからかもしれませんね。

今日もいいお天気です!良い1日を💛



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