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ADP民間雇用統計、予想を上回る👆

お早うございます!昨日の米国市場は、3指数小幅下落しました。朝型発表されましたADP雇用統計の結果が予想以上の結果であったことにより、早期のテーパリングが意識され相場の重しとなりました。そのほかの新規失業保険申請件数、 ISM非製造業景気指数は、ほぼ予想通り、その後、バイデン大統領による法人税に関する最低税導入15%を新たに提案しそのニュースを受け、下げ幅を縮小しました。

ダウ平均 34,577.04 -23.34 -0.07%
S&P500種 4,192.85 -15.27 -0.36%
NASDAQ総合 13,614.51 -141.82 -1.03%

株価MAP👉

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ADP民間雇用統計、予想を上回る97.8万人👆👆

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ADPリサーチ・インスティテュート発表の、5月の米国民間雇用者数は、ほぼ1年ぶりの大幅な伸びとなりました。

5月の結果は、97.8万人 予想は、65万人でした。

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経済が力強さを増す中、企業が積極的に採用を増やしつつあることが示唆されました。ただしここのことろ、ADP雇用統計と政府の雇用統計に「誤差」が出るため引き続き明日の政府の雇用統計待ちとなります。

ADPのチーフエコノミスト、ネラ・リチャードソン氏

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「財生産部門が堅調なペースで伸びた一方、増加全体のうち最も大きな部分を占めたのはサービス業。増加幅は過去6カ月の月間平均を大きく上回っている」と指摘しました。

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サービス業では85万人増えました。最も伸びが大きかったのは娯楽・ホスピタリティーで44万人の増加。これは11カ月ぶりの大幅な伸びでした。

新規失業保険申請者件数(5/23 - 5/29)👉

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前週の新規失業保険申請件数は、前回発表から1万件上方改定されました。

市場予想は、38.7万件 結果は、38.5万件

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シティグループのエコノミスト、アンドリュー・ホレンホースト氏は

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「雇用が加速するにつれ、全てのプログラムで受給者は、減少傾向にあるようだが、失業者の給付資格期間が終わることで受給者が減っている面もある。しかし向こう数カ月間は好調な雇用統計が続くだろう」と話しています。

また、ブリアン・キャピタルのシニア経済アドバイザー、コンラッド・デクアドロス氏は、

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「失業保険申請件数のデータは、4月の雇用統計が再び好調であることを示している。申請件数の減少は、コロナを巡る制限措置が引き続き緩和される中で、経済と労働市場が著しく改善していることを示唆している」と述べています。

一方、センチュリー・ファウンデーションのアンドリュー・ステットナー上級研究員は

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「新たな解雇は大幅に減少しているが、安定的な労働市場を連想させる水準にはまだ達していない。問題は失業者が再就職しないことではなく、失業者数が適切な求人数をはるかに上回っていることだ」としています。

ISM非製造業指数、5月は過去最高👆

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米供給管理協会(ISM)が発表しました5月の非製造業総合指数(NMI)は、64.0と、前月の62.7から上昇し、過去最高を記録しました。予想は、64でした。

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ただ、企業は、原材料と労働力の不足に起因するコスト増に直面しています。

指数は、50が景気拡大・縮小の節目となります。サービス業は、米国GDPの経済の3分の2超を占めます。

関係者は、

インフレ上昇は一過性のものではなく、根強く継続する可能性がある」としています。

バイデン氏 法人税を15%と新たに提案❓❕

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バイデン大統領は、法人税に関する15%の最低税率導入を新たに提案し、共和党議員らに支持を訴えています。バイデン政権は、これまで示してきました法人税率の21%から28%への引き上げ案に取って代わるようです。

超党派での合意を目指すインフラ計画で必要な資金の確保を目指す考えのようです。協議に詳しい関係者が明らかにした。

ただ、法人税率の21%から28%への引き上げ案については、別のカタチで実現を目指すとされています。

日経平均株価は❓❕

今日は、軟調か・・・

予想レンジ 28800円-29100円

AI予想

予想レンジ 2万8800円~2万9300円

やっと週末ですね。☔ですね。気温もぐっと下がり肌寒いです。

そして今晩は、雇用統計です。良い1日を💛




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