増渕敬子

アメリカ生活42年。ニューヨーク在中の67歳。 商業不動産会社を運営。好きな事は、寝る…

増渕敬子

アメリカ生活42年。ニューヨーク在中の67歳。 商業不動産会社を運営。好きな事は、寝る事、料理、食べる事、飲む事、ジョギング。 苦手なものは、組織、集団活動。 日々感じた事、体験した事、新しく学んだ事を発信して世界のどこかにいる人達と繋がったら嬉しいな。

最近の記事

ニューヨークの最近の地下鉄事情

仕事に関する探索の為に朝から夕方まで1日中地下鉄を乗り継いでニューヨーク市内を歩き回った。季節にしてはそんなに寒い日ではなかったが、メモ用紙に書いているうちに寒さでボールペンがつかなくなってしまった。指も悴んできた。 この感覚は久しぶりだな。以前は、よく歩いて探索をしたものだ。雪の中を歩いている内に靴が冷えて足が悴んでしまったり、ボールペンを握る指が寒さで感覚がなくなってしまったり、夏の猛暑の中をスーツを着てハイヒールを履いてアスファルトの道を何時間も休みなく動き回ったり、

    • 母の形見の本を読んで過ごす贅沢な時間

      今日1月16日(月曜日)は、アメリカ合衆国ではキング牧師の誕生日を祝う祝日である。 今は毎日オフィスに行っていないので、日曜日でも祝日でも家にいることに変わりはないが、それでも祝日だと天下晴れて家にいても後ろめたさを感じないでいられるのは、まだ完全に家で働くことに慣れていないのだとつくづく思う。そして仕事から離れることにも吹っ切れていない。 主人が山の家に行ってから5日が経つ。過去2日間連絡がない。私の方から安否を気遣って電話をしようとかテキストを送って様子を聞こうとか思

      • 仕事復帰か隠居生活か?

        「ねえ〜。気が変わった? 気が変わるなら今だよ。」 「僕は一人で行きたくない。一人で居たくない。」 主人はまるで小さな子供のようにショボくれている。 主人は私の気が変わるのを期待して最後までぐずぐずしていたのだが、私が断固として彼と一緒にアップステートの家に行かないと悟ると最後には諦めて車をスタートして去って行った。 山の家があるアップステートのタウンホールで大事なミーティングが今晩あるのでどうしてもそれに間に合うようにマンハッタンの家を出なければならなかった。 私は寒

        • そろそろ戦いに戻りましょう

          3日前のこと。久しぶりに友達に会った。 私にとっては、まだ早朝の6時半頃トイレに行くために目が覚めた。悪い癖になっていて、目が覚めるとついベッドの中でIPhoneをONにしてしまう。ブッという音と振動が一緒になって、入っていたテキストメッセージが画面に現れた。女友達からのテキストが入っていた。彼女の朝はいつも早い。 彼女:「今日、忙しい?」 私:「特に予定なし。会おうか?」 彼女:「主人が今日は仕事に行っていないから、お昼ご飯食べにウチに来る? 鯖の塩焼きで良かったら

        ニューヨークの最近の地下鉄事情

          美味しくお節料理ができました。

          できた。できた。美味しくお節料理ができた。 晴天で暖かな元旦。 家族も友人も皆が料理を口にするたびに、美味しい、美味しいと言ってくれてテーブルに所狭しと並べられた全ての料理を気持ち良くたいらげてくれて、大満足。私も皆の幸せな顔をみると嬉しい。作った甲斐があった。 筑前煮は、材料を揃えて下準備に時間が掛かったが手がかかった分だけ、これだけで一仕事やり終えた感がある。時間をかけてゆっくり味を染み込ませて、そのあとざるにあげて余分な汁気をきることのテクニックを覚えた。やはりお

          美味しくお節料理ができました。

          今年のお節は簡単和洋折衷

          娘達と昨日レストランで夕食を一緒にした時に、元旦にお節料理を食べたいと言われたので、今日急いでミッドタウンにある日本食料品店に買い物に行って来た。本当は、お節料理は口実で何でも良いから私の作ったものを我が家で食べたいという魂胆は見え透いているが、お正月に家族が集まることができるのはありがたいことだ。 我が家の近くの最寄りの駅から地下鉄のエクスプレスに乗り次の駅の七番街と42丁目のタイムススクエアの駅で降りる。そこから五番街に向かって東に歩く。この季節にしては暖かく、通りは人

          今年のお節は簡単和洋折衷

          今年のクリスマスディナーはハム。 夫婦二人だけでのんびりと過ごします。

          4日前にドミニカン リパブリックのバケーションからニューヨークに帰って来てからあっという間に時間が過ぎ去って行った。4日間でビジネス関係の会社への今年最後のご挨拶やら遅ればせながらのクリスマス E-カードを送ったり、娘達が子犬のルナを連れてご飯を食べにきたり、そして、又銀行に現金の調達に行かねばならなかった。本当に慌ただしい毎日だった。 我が家のニューヨークの住居は、40階建、516世帯の高層住宅ビルにある。大所帯のビルなので働いている従業員も多い。毎年クリスマス近くになる

          今年のクリスマスディナーはハム。 夫婦二人だけでのんびりと過ごします。

          チップの習慣を考える

          ドミニカンリパブリックに入国した時に、税関で少し冷やっとした事があった。 税関でスーツケースやハンドバッグなどの所持品をX線手荷物スキャナーで検査された後、荷物をピックアップして歩き始めた私は空港の係員に手招きされて彼の方に来るように言われた。私の前を歩いていた主人は、私が呼び止められたことに気づかず、すでに空港の出口に向かおうとしていた。 税関の係員は、私のハンドバッグの中を見せるように指示した。私は、ひとつずつ取り上げて係員に見せた。財布、サングラス、読みかけの本、長

          チップの習慣を考える

          毎日が極楽だったらそれは生き地獄

          今日でドミニカン リパブリックでのバケーション11日目。残すところあと4日。今日も82度の良いお天気に恵まれる。昨日、主人が私達の山の家のあるニューヨーク州、アップステイトのキャツキルの隣人とフェイスタイムを使ってプールサイドでおしゃべりをしていた。主人は、隣人にIPhoneでプールや海を見せながら歩き回り、隣人は彼の家の中から雪の降っている外の景色を見せてくれた。雪はかなり積もっているようだ。隣人は「同じ天体にいるなんて信じられないよ」と私達のいるドミニカン リパブリックの

          毎日が極楽だったらそれは生き地獄

          すべての体験はおもしろおかしく笑い話のタネとなる

          今、この記事をドミニカン リパブリックのプンタ カナにあるホテルのプールサイドで書いている。プンタ カナに到着して今日で8日目。プールサイドで見るホテル滞在客の顔ぶれが毎日少しずつ変わっていく。何日か続けて見かけた小さな男の子を二人連れた若い夫婦の家族連れの姿が今日はいない。見事に大きい立派なお尻を持ったヒスパニック系の女性と連れの男性の姿もなくなった。サンタの帽子と赤いT-シャツをお揃いで着ていたアメリカ人のグループもホテルをチェックアウトしたようだ。私達夫婦のように2週間

          すべての体験はおもしろおかしく笑い話のタネとなる

          ドミニカン リパブリックのバケーションはハネムーンスィートの部屋とシャンペーンの特別待遇を受ける

          ドミニカン リパブリックに来ています。 昨夜は初めてのホテルのベッドでぐっすりと気持ち良く眠れた。 いつも家でもよく寝るのだけれど、眠りの質が違う。疲れていたせいもあって、一度も夜目を覚ます事もなく朝まで通しで眠れて、起きた時の第一印象が、「あれ、ここはどこ? そうだ。ホテルにいるんだった」と改めてドミニカン レパブリックに来ている自分を思い出した。質の良い睡眠は本当に必要だ。気分も爽快だし、体の調子もすこぶる良い。朝のコーヒーが美味しい。 昨日ホテルについてチェクインした

          ドミニカン リパブリックのバケーションはハネムーンスィートの部屋とシャンペーンの特別待遇を受ける

          今日は犬の子守り、明日からはドミニカンリパブリックにバケーションに行きます。

          本当に時間はあっという間に過ぎていく。アップグステートのキャツキルにある山の家から木曜日の夜にマンハッタンの家に帰ってきたのでもう今日で3日も経っているのだが時間の観念がない。市内に戻れば、街を歩いていても地下鉄に乗っても緊張感がつきまとうが、それでも久しぶりの都会の雑踏は心地よい。 市内に住む娘から午前中電話があった。彼女の婚約者の友人がテキサスからニューヨークに遊びに来ていて彼らの家に数日泊まっているのだが、今日午後自然博物館に皆で行きたいので、その間、子犬のルナを預か

          今日は犬の子守り、明日からはドミニカンリパブリックにバケーションに行きます。

          自分の犬の育て方を間違った母親が娘の犬の育て方をとやかく言う資格はない

          今日は久しぶりに一人の時間をまったりと過ごしている。感謝祭のホリデイが過ぎて娘達もニューヨーク市内に帰り、主人はスポーツセンターでのプールのライフガードのアルバイトに出かけていて朝から留守である。普段の静かで穏やかな生活に戻った。娘達の使用したベッドルームと洗面所とトイレを清掃して、使ったタオルとシーツ類は全部洗濯し終わって、ゴミ箱を片付けて、つい数日前まで娘達が居たた形跡はもうない。 不思議なことに娘と彼女の婚約者の事よりも6ヶ月の子犬のルナのほうが圧倒的に思い出される。

          自分の犬の育て方を間違った母親が娘の犬の育て方をとやかく言う資格はない

          反面教師の母から学んだ娘との良い関係を築くコツ

          感謝祭の祝日も終わり、今日はホリデイ ウィークエンドの日曜日。 感謝祭のデイナーも全部予定していた通りに仕上がり、全員が喜んでくれて一安心。作りがいもあったというものだ。ターキーとスタッフィングはまだ残っているので主人が4日連続で食べている。私は、どんなに美味しくても好きなものでも2日続けて同じものを食べることは好きではない。主人は好きなものは何日続けて食べても構わない方だ。残ったターキーの残骸でターキーのブロスを作ったので冷凍庫に保存しておけばこれから長い冬の間にいつでも美

          反面教師の母から学んだ娘との良い関係を築くコツ

          感謝祭のターキーディナーを作る

          前回の記事を投稿してからからあっという間に6日経ってしまった。こんなに長く書かなかったのは初めてのことだ。書かなくてはと気持ちはあせるのだが、毎日あっという間に時間が流れていき、寝るのが大好きな私にとって就寝時間を削ってまで記事を書こうという根性はない。夜10時にはベッドに入ってニュースを見ているうちに眠くなり11時までには寝てしまうというのが大体のパターンである。 明日、11月24日、木曜日はアメリカでは感謝祭の祝日である。娘達がニューヨーク市内から犬を連れて泊まりがけで

          感謝祭のターキーディナーを作る

          安心して神様にお任せして生きていけば良いだけのこと

          私は、どの宗教にも属していないし、宗教的な神を信じてはいない。 キリスト教でもイスラム教でもどんな宗教でも信仰心のあつい人をみると、”ここまで信じるものがあるとは、見事だな” と尊敬はするが、宗教の数だけ神がいるとなると混乱をきたすし、自分の信じる神だけが正しいと主張すれば喧嘩どころか戦争さえおこる。 神はいると思う。私の信じる神は、宇宙に存在する唯一の神で現実に証明はできないが、何かが存在するのではないかと信じている。人によっては、守護霊と呼ぶかもしれないし、ガーディアン 

          安心して神様にお任せして生きていけば良いだけのこと