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わたしの身体は朝食ルーティンでできている

わたしの朝食ルーティン

そろそろ「ヨーグルトバナナ」と「トマトジュース」は温めていただく時期になった。
金時生姜パウダーの入った番茶には、梅干しが一個はいっていて、こちらは夏でも暑いのを飲む。
わたしの「朝食ルーティン」のメニューである。

「ヨーグルトバナナ」は、手作りカスピ海ヨーグルトにバナナをきざんで器に入れ、ふやかした「チアシード」をかけ「オリゴ糖」少しに「シナモンパウダー」も少々。
これがメインディッシュになる。
トマトジュースには、純リンゴ酢を数滴。
この2点は、肌寒く感じた日から、電子レンジで人肌に温めていただくことにしている。
からだを冷やしたくないのが、その理由だ。
番茶に金時生姜パウダーをふり入れるのも、同じ理由である。
そして「梅はその日の難のがれ」ということわざに従って、酸っぱい梅干しを一つ落として飲む。

この3種類を毎朝欠かさず、朝食として食べるようになって5~6年になる。
その日の空腹状態によっては、パンが一切れ加わったり、季節の果物がいろどりとなることもある。

食のこだわり

ひとむかし前「食育」がブームになった時期がある。
国も自治体も、こぞって食育活動のイベントをもよおした。
その頃、食育講師として活動していて、聴衆を前に食について話すため、勉強することを余儀なくされた。
そのせいか、からだに良いという情報を知ると、すぐ試したくなる。
結果、自分風にアレンジして、今のような朝食ルーティンができたのだ。

たったこれだけの品数なのに、手間がかかる。
トーストにコーヒー、それとミカンのひとつも食べていれば、あっと言う間に朝食は済む。
しかし、ここにこだわるのには訳がある。
母も祖母も高血圧症で、それが原因で亡くなった。
わたしもその血をひいているらしく、冬場は血圧が高くなる。
トマトと酢を組み合わせているのは、その予防策だ。

食にも、流行りすたりがあって、情報も日を追って変わる。
「朝バナナ」が一時期流行したのも、そのひとつだろう。
最近は朝のバナナに意味はないなど、情報の更新はされているようだが、流行には関係なく良いものは良いと、今も変わらず続けている。

朝食ルーティンは永遠に

なにかと栄養バランスや効能を気にしながら、食事を考えるくせがある。
食育を体験した影響もあるだろうが、育った環境も関係しているかも知れない。
祖母は、明治生まれだったが、たべものの鮮度や、添加物の有無にうるさい人で、着色料の濃い駄菓子は買ってもらえず、あこがれの的だった。

子育てをしている頃は、子ども達からブーイングをもらうこともあった。
子らの健康を考えて、無添加や自然食品にこだわり過ぎたからだ。
今は自身のためだけに、体調を考えながら、バランスの良い食事を心がけている。
その結果、心身ともに健康な毎日を送れているのだから、朝食の形態は変えるつもりはない。

ふやかしたチアシードが気持ち悪いと、娘がそっぽを向く。
温めたトマトジュースにお酢をいれると「信じられない~」と顔をそむける。
いいのだ!これが私のからだを作っている「朝食」だから。
わたしの「朝食ルーティン」は永遠なのだ。

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