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イラン旅行記④~テヘラン観光、豪華絢爛な宮殿へ

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note公式マガジン「海外旅行記事まとめ」に掲載されました。
初めての公式マガジン掲載だったので、うれしかったです!!!

では、2日目のテヘラン観光を紹介したいと思います!

イラン国立博物館

2日目の朝は路面電車を用いてテヘランの市街地にあるイラン国立博物館へ。路面電車は女性エリアと男性エリアで入り口が分けられていた。ハサン・アーバード広場付近で下車して、そこから徒歩数分。

ハサン・アーバード広場
国立博物館正面 建物は1935年に作られたそう

この博物館はメソポタミア文明の時代からササン朝ペルシア時代までのイスラーム化以前のイラン各地の考古学的遺物が展示されてます。
世界史の教科書で勉強したものが生で見れます!!入場料は忘れちゃいました。気にする額ではありませんでした。(笑)

何書いてあるか分からないけど、有名な楔形文字の粘土板
円筒印章ですね。今でいうコロコロスタンプ?
アケメネス朝ペルシャ時代の何かを再現したものかなあ

たくさんの展示品があるのですが、全体としてはそこまで大きな博物館ではありません。とにかく解説が少ない!!英語でも表記されているのですが、だんだん疲れてきます(笑)1時間もあれば十分かな。

見終わった後、そのまま歩いて数分のところにあるゴレスターン宮殿へ。この日のメインの見所です。

ゴレスターン宮殿

ゴレスターン宮殿はカージャール朝(1796~1925)の時代に18世紀末に建てられた宮殿です。2013年に世界遺産に登録されています。
「ゴレスターン」とは「バラの園」という意味らしいです。
ヨーロッパの建築様式とペルシャの建築様式を取り入れためちゃくちゃ豪華な宮殿です。こっちはそこそこ入場料とられた記憶。でも1000円程度だったかな。

庭園とともに正面から
外壁は美しいモザイクタイルで装飾されてます

外見は派手でなく、「モザイクがきれいだなあ」くらいなんですが、
中に入るとすごい!!!

正面玄関 入った瞬間キラキラ 壁と天井はすべて小さな鏡モザイクが敷き詰められている

でもこんなの序の口

一面鏡モザイク張りの部屋、もはや落ち着かない
謁見の間、建物のアーチ構造は西洋建築を思わせます
皇帝が座る所の後ろはやはり鏡モザイク張りで後光が差します
各国からの贈答品などが陳列されている。
どのようにしていつ、もたらされたかは分かりませんが、日本の有田焼もありました!!
江戸時代以来輸出された有田焼の国際的な価値を実感しました。

とまあ、こんな感じで宮殿内部は派手そのもの。最初は鏡張りスゲーってなるけど、日本人的な感覚だと少しギラギラしすぎてお腹いっぱいになっちゃうかな(笑)。何はともあれ日本では見れない建築でした。

宮殿を見た後は、テヘランのバザールへ!バックパッカーだったので特別何か買ったわけではありません。

テヘランのバザール 首都だけあってたくさんの人がいました!!
だけど、スリとかそういう心配はなかったなぁ

バスターミナルへ

バザールを一通り見た後はバスターミナルへ、確かタクシーを使ったかな。
イランの市街観光での移動手段のおすすめは断然タクシーです。
市内だったら当時は30万レアル(300円)くらいで行きたいところには行けました。とにかく困ったら、疲れたらタクシー!!旅を通じてボッタクられたことはありませんでした。

バスターミナル付近にあったケバブやで昼食。食事を済ませた後にバスターミナルへ。だいたい15時くらいにはなってたかなあ。

これで2日目のテヘラン観光は終了。じっくり観光すればもっとみどころがあるはず!!!

しかし、我々はとある遺跡を目的として、夜行バスで約15時間かけて、イラクとの国境に近いアフワーズへと行くために切り上げました。

バスターミナルでは、バスの手配人が我々を見つけるやいなや、アフワーズ行きのバスのチケット売り場までつれていってくれ、すぐにバスに乗ることができました。英語は簡単な単語のコミュニケーションだけど、親切に対応してくれました。

イランで都市間の移動をする際に絶対におすすめなのがバスです
※お金のある人はどうぞ飛行機で

夜行バスの運賃は一番ハイクラスのVIPクラスで1人150万レアル(1500円)でした!!めちゃめちゃ安い!!絶対にVIPクラスにするべきです。
VIPだと、バスの後ろの方で比較的スペースもあり、リクライニングできるいすに座れます。あと、簡単なチョコレートやバーなどの軽食セットがつました。

夜中にトイレ休憩で立ち寄ったサービスエリアでは、トイレに行った際に同じバスに乗っていた人が何も言わずにトイレのチップ代を払ってくれました。
イランの人たちの優しさに触れたバス旅でした。

以上、2日目テヘラン観光でした。
次回は、イラク国境付近の都市アフワーズで訪ねた遺跡たちをご紹介します!!
ここまで読んでくれてありがとうございました!!


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