けーちゃん

海外や国内の有機農家を駆け回っていた学生時代。 今は、働きながら、自分の納得のいく暮ら…

けーちゃん

海外や国内の有機農家を駆け回っていた学生時代。 今は、働きながら、自分の納得のいく暮らし、生き方を模索中。

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  • 食と環境問題

    普段の食生活に関わってくる環境問題について書いています。 環境負荷の少ない食生活とは?

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僕はどんな「社会課題」をどう解決していきたいのか

今日はボーダレスジャパンのスズケンさんと面談する機会をいただけた。 「自分は何に課題を感じているのか」 「それに対してどんなアプローチをしたいのか」あまりアウトプットできていないと痛感したので、時間をとって考えてみようと思う。 社会課題とは?今まで環境問題や国際協力にアンテナを張ってきたが、「社会課題ってそもそも何や?」って思うほど、僕にとっては聞き慣れないワードだった。 スズケンさんに聞いてみると、 SDGs(持続可能な開発目標)でも、誰一人取り残さないと言われているよ

    • 昨年の振り返りとその先に見据えるもの② 2023年後半篇

      ここからは、2023年7月以降の出来事を振り返ります。 2023年前半の振り返りは、こちらからご覧ください。 後半 (2023)7月、決めた!インドに行こう。 現場の仕事が少なく、暇なようだけど、朝だけは早い日々が続いていた。 あれだけ「仕事をください!」と言っているのに、なかなか仕事が回ってこない。おすすめの本や課題ぐらい出してくれたっていいのに。 面接時は、人手不足だからできるだけ早く入社して欲しいと言われていたのにも関わらず、そんな状況が続いていた。 自分は

      • 昨年の振り返りとその先に見据えるもの① 2023年前半篇

        ゆっくり考える時間を作らずに、いつの間にか過ぎていってしまった2023年。 1年間、何もしていなかったようで、落ち着いて振り返ってみると、意外と様々な出来事があり、去年の記憶をここにまとめておこうと思う。 前半 (2023)1月、ちゃんと卒論を書き終える 2023年の始まりは、卒論に追われていた。 まさに、卒業間近あるある。 「別に、大学卒業なんてどうでもいいや」と思っていたけれど、周りのアドバイス・プレッシャーに押されて、「とりあえず、卒業はするか、」という思いで、

        • 自己紹介。

          はじめまして、けーちゃんです😊 大学4年生で、広島大学に通っています。 基本情報は、、、 大学では、以前も書きましたが、まとめると、、 こんな感じで、色んな分野に関わってきた中でそろそろ何かに落ち着きたいな〜と思っているところです。 落ち着けるかな…笑

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        僕はどんな「社会課題」をどう解決していきたいのか

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        • 食と環境問題
          12本

        記事

          悩んだ先に見つけた豊かな暮らし ~僕が田舎に関わり続けたい理由~

          有機農業と出会ってから1年が経った。有機農業に感動してしまった僕は、大学を休学し、25軒の農家さん(主に有機農家)を巡った。 なぜ、人生を大きく変えるほど農業に没頭して、地方創生に関わりたいとおもうようになったのかアウトプットしておこうと思う。 目指していた生業への疑問有機農業に出会ったのは、大学3年生の終わり頃。将来の仕事について思い悩んでいた時期だった。高校生の頃から国際協力の道に進むと決め、建設コンサルに入って、国際協力をしながら世界を飛び回ることをずっと思い描い行き

          悩んだ先に見つけた豊かな暮らし ~僕が田舎に関わり続けたい理由~

          【2018年新設】広島大学国際共創学科(IGS)の実際

          2018年に広島大学総合科学部国際共創学科の理系一般入試で、広島大学に入学しました。 友達のらっこが国際共創学科について書いていたので、僕も違った視点で記事を書いてみようと思います。 国際共創学科(IGS)とは?国際共創学科は英語ではIntegrated Global Studies (IGS)です。大学では、みんな“IGS”と言っています。※以下、IGSと書きます。 分業や専門化が進んでいて専門外のことを学んだり、違う分野どうしを繋げる機会が少ない中で、「学問を横断的に学

          【2018年新設】広島大学国際共創学科(IGS)の実際

          来年、どんな卒業式を迎えたいか ~友だちを見送って考えたこと~

          4年前、一緒に大学に入った仲間は卒業式を迎えた。僕は1年休学しているため、あと1年大学にいることになる。久しぶりに出会う友達に、「みんなおめでとう!」と言いながら、 来年どんな卒業式を迎えたいか? これから一年どう生きていこうか? とダラダラと考えていた。 心から「ありがとう」を言い合いたい一年後の自分を想像したときに、友だち100人できるかな~♪のようなノリで、「100人にありがとうメッセージを送りたい」という思いがなぜか湧いてきた。今年の卒業式では、大学の友達4人、高校

          来年、どんな卒業式を迎えたいか ~友だちを見送って考えたこと~

          「繋がり」をシェア 〜人を繋ぐコミュニティを作ってみよう〜

          大学4年間で本当に沢山の方々にお世話になりました。この4年間で得たつながりを後輩にも繋げることはできないか?環境問題、地方の問題、国際協力、農業や林業などの問題を自由に話せる場を作れないか?問題として考えなくても、楽しく農作業できる農家さんやのんびりした田舎暮らしに繋げられる場であってもいいかもしれない。 サークルのイメージは何もできていないが、とりあえず、紹介できそうな農家さんや団体等を並べてみた。 今までお世話になった方々農業 広島県東広島市の有機農家(鶏の平飼いと

          「繋がり」をシェア 〜人を繋ぐコミュニティを作ってみよう〜

          カーボンフットプリント表示で持続可能な食生活へ

          先日、green innovator academyで最終発表を終えました!写真はグループメンバー5人で食べに行った2foodsのヴィーガン食です。美味しかった~😊 僕たちのグループはパブリックコースの需要の行動変容というテーマで議論を進め、どのような政策提言をすれば持続可能な食生活が広がるのか?について考えてきました。 持続可能な食生活とは?そもそも持続可能な食生活とは何なのでしょうか? まずは、食の環境負荷の現状から見てくと、、、 日本人の食生活によるCO2排出量は1

          カーボンフットプリント表示で持続可能な食生活へ

          意外と忘れがちな気候変動の「適応」の話

          気候変動の話が出てくると、「脱炭素」「再エネ・電気自動車」などの排出される二酸化炭素をできるだけ減らす「気候変動の緩和」に関することが多いように思う。 ただ、それだけでは気候変動に立ち向かうことはできない。なぜなら、今までに排出された温室効果ガスは大気中に(数年〜数千年)残り続け、2050年には1.5度以上上昇してしまうからだ。 気候変動への「適応」そこで、重要になってくるのが、この避けられない温度上昇に「適応」しなければならないことだ。適応の話は、SDGsのゴール13にも

          意外と忘れがちな気候変動の「適応」の話

          今も昔も変わらぬ環境問題。それでも、希望を思い描いて。

          近頃はよく「なぜ環境問題に興味を持ったんですか?」と聞かれる。その度に、素直に世界を見ていた10数年前の自分を思い出してしまう。 小学生の僕が見た世界小学生の頃から環境問題には興味があった。低学年の時からなぜか、「節電、節電」と言っていた(考えられる理由としては、お兄ちゃんが電気無駄遣いして怒られていたから笑)し、5年生の時には国語の教科書に載っていた再生可能エネルギーの話にワクワクしたのを覚えている。 卒業文集には、父がエンジニアだったこともあり、「将来の夢は環境エンジニ

          今も昔も変わらぬ環境問題。それでも、希望を思い描いて。

          意外と知られていない食肉による環境負荷

          現在、Green Innovator Academyの一期生として、代替肉を増やすことで食肉による環境負荷を減らす政策提言を考えている。 ※代替肉とは、植物などの素材を肉のように加工したもの。例えば、「大豆ミート」や「プラントベースミート」などがあり、肉よりも環境負荷がかなり低いたんぱく源として注目されている。 プロジェクトを進めていく中で、肉の環境負荷や肉生産の現状が知られてないと痛感したので、noteにまとめておこうと思う。 家畜が食べているもの家畜が何を食べていて、

          意外と知られていない食肉による環境負荷

          【広島】オーガニック&ロックンロール!夜明けのジョニー農園

          もう一年程前になるが、ジョニーさんに「人生は自由なんだよ」と言われたことが、今でも忘れられない。僕は、この出会いを機に、大学を休学し、全国の農家を巡ることになる。 有機農業との出会い当時の僕は、環境問題について考えまくっており、ヴィーガン食を普段から取り入れ、オンラインで環境活動をしていた。就活もオンラインでパソコンとばかり向き合う日々。コロナ禍でオンラインでの活動が盛んになったことで、広島の地方住みという地理的制限がなくなった一方で、自由に動き回ることもできず、大学、スー

          【広島】オーガニック&ロックンロール!夜明けのジョニー農園

          環境問題を考え続けてたどり着いた家庭菜園

          先日のnote(こちら)で「生産者の見える食生活」が大切だと書きました。 もちろん、家庭菜園だと自分で食べ物を作るので、理想の食を実現できますよね。少し形が悪い野菜でも捨てないし、残飯も畑の栄養にできるので、家庭菜園は一番環境にいい食生活ではないかと思っています! 近くに耕作放棄地を発見!カッコイイ農家さんにも出会い、農業に興味が出始めていたころ、「マッキンゼーが読み解く食と農の未来」という本を読んでいました。 この本に出てきた「農地の窓口」という民間の農地マッチングサ

          環境問題を考え続けてたどり着いた家庭菜園

          僕がプラントベースダイエットをやめたワケ

          今まで2ヶ月ほどヴィーガンに挑戦してみたのですが、ヴィーガンは地球環境にとって最善の選択肢ではないと思い、今は野菜中心の食生活を送っています。 ヴィーガンだと輸入品が多くなりがち?ヴィーガンにとっての主なタンパク源は豆類やナッツ類になります。 大豆の食料時給率を見てみると7%とかなり低く、他のひよこ豆やカシューナッツなども殆どを輸入に頼っているのが現状です。 また、日本でヴィーガン食があまり浸透しておらず、食のバリエーションを増やそうとするとどうしても輸入食品に頼ってし

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          旬のものを食べる意外なメリット

          今は季節を問わず、どんな野菜でもスーパーで手に入るようになっています。このような状況下で、旬のものを食べることにどのようなメリットがあるのか考えてみたいと思います。 旬のものは安く、美味しい旬の野菜は基本的に安くなります。 トマトの旬は7月から8月で、6月から9月にかけて美味しいトマトが出回っているといわれています。 価格に関しては、8月トマトの価格が1キロあたり527円だったのに対し、10月のトマトはなんと831円(農水省調べ)! 季節によって、300円も違うものなん

          旬のものを食べる意外なメリット