まちづくりに一番必要なことは産業をつくる起業家を徹底的に、応援&伴走すること。
50代半ばで、よもやのピッチ。
2/19から22に国内最大級の起業家カンファレンス、
ICCサミットFUKUOKA2024に参戦。
ぼくが出たのはソーシャルグッド・カタパルト。
11組出て結果は惨敗。
能力の低さをあらためて自覚、でも、意義ある敗退。
資金調達や上場の目標もないのに出場した理由は?というと
にたどりつき、やるべきは起業家支援だとの思いが強まり。
日本でピカイチの起業家支援カンファレンスであるICCを体験してみたかったからなんです。
ICCの理念は「ともに学び、ともに産業を創る。」
起業家を中心に、全国から1,200人近くの猛者が集まり、3泊4日で合宿の様相で真剣に議論する「場」。
ただ参加するだけでは傍観者で終わってしまうので、代表の小林雅さんのおすすめとお許しをいただき、自らもプレゼンさせてもらえた、という経緯です。
で、4日間で一番印象に残っていること
すべては、運営チームのみなさんによる、超プロフェッショナルで親切で丁寧な事前準備と完全サポートの賜物。
なので、肝心のプレゼン前に、すでにスタッフの人たちへの感動とリスペクトですっかりいい気分になってたんです。
ICCは、小林さん陣頭指揮のもと、「挑む人の応援者たれ」をスタンダードに掲げ、全員対等、全員真剣の姿勢で起業家の応援をしてくれます。
ありがたいことに、入賞もしなかったぼくにも名刺交換をしにきてくださる方々や、初対面なのにフランクにプレゼンに対してフィードバックをくれたり。「一生懸命やりきる。」ことは成し遂げたので、ご褒美としてありがたくご縁をいただきました。
孤独に悩まされがちな過疎地の起業家/経営者にとってはありがたすぎる4日間でした。
ぼく自身は起業家というより経営者としてのアイデンティティーでこれまでやってきましたが、起業家と起業家になりたい人の応援をしたい気持ちが高まりました。
いま、ぼくがやりたくてやるべきは、
具体的には、ぼくらが経営するHOSTEL ALAで、敷地5,000㎡の広さを活用して、ミートアップとマルシェの中間ぐらいの、交流の場「ALAガーデン」を企画してます。
起業やまちづくりを冠につけちゃうと途端に敷居があがるし、といってマルシェや市と捉えられると他と比較してしょぼいじゃん、になっちゃいがち。
直営だから、黒字化しないと続けられなくなるんである程度の集客も必要。
そんなパズルをとくために、月1回開催しているオンラインサロン「まちづくりカレッジ」で、率直に参加者の方々から意見を聞いたところ、かなりの手応え。
Uターン起業
二拠点居住リモートワーカー
家族で移住&起業
それぞれに、思いをもってチャレンジしているものの、宮﨑だと同じようなスタンスの人が少なく、気軽に会える場がないことはあらためて確認。
まだ1ヶ月半あるし、毎月やるつもりなので、いきなり初回に満点とらなくていいという適当さもいれながら、楽しみながら企画していきます。
都農町で町長が変わり、役場の課長も異動。
結果的にぼくらが4年間やってきたまちづくりはすべて水の泡。
そんなことを憂いててもしょうがなく、単純に民間が弱いからだと認識、ぼくらイツノマを含めた、零細ベンチャーが、少しでも挑戦しやすくなる環境を率先してつくっていくことが、これからのミッションと決めました。
ICCでプレゼンした「こども参画まちづくり」
先週、金曜日に都農中学校の総合学習「つの未来学」で、1年生の今年度、最終回でした。ぼくが最後に話したこと
こんなこと言った手前、中学生たちに身近な大人である20代、30代が、一生懸命、企画してプレゼンする姿を日常的に見れるようにすることが理想の姿。
が現時点のぼくの夢。
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